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3.先生の方針

先生の方針は、明確だ。

楽しく続けるのが、1番。

私は20年くらい習っているけれど
もっと長い人が何人もいる。

小さい頃から通っている人が
大きくなって子どもができて
子どもも一緒に通わせる
そんな、お教室だ。

ただ、あんまり上手になってしまうと
「わたしじゃもうみれないから
お友達の先生紹介しようか?」
という話になる。

プロになるわけじゃないし、ここがいい
と残る人が多いと聞く。

先生すごいな と思うのは
先生とやったら、弾けちゃったときだ。

え〜できない とか言っても
いいからやってみな と迫られて
ほらできたじゃん となる。

今でもある
お決まりのパターンだ。

私の実力のちょっと上で
常にひっぱり続けてくれる。

***

現役よりOGが多くて
とてもにぎやかな発表会があった。

最後の先生のごあいさつを
今でも覚えている。

***

ここには
わたしのレッスンは卒業しても
楽器は続けている人がたくさんいる。

親子でアンサンブルした人。
遠くからわざわざ弾きに来てくれた人。
エレクトーンは卒業してしまったけれど
フルートを吹きに来てくれた人。

進学したり就職したり結婚したり出産したり
大変なこともつらいことも
いろいろあると思う。

でも
エレクトーンとピアノは、一生のお友達。
これからも 一緒にいてね。
ずっと仲良しで いてあげてね。

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