もうすぐ続編が出るブレスオブザワイルドを今更プレイした

みんなが新作で盛り上がってるときに参加できないのは寂しいかもしれないと思いちょうどやるゲームもなかったのでもう6年前のゲームなのにいまだに中古で7000円(DLC込み)するの高すぎやろと思いつつもプレイすることにした

正直時期を外したソロゲーほどやる気がしないものは無いのだが、どこを見ても神ゲーと紹介されてるブレワイをいつか触ってみたいという気持ちもあったので新作発売を間近に控えたこのタイミングで初プレイ

そして約1週間プレイしてとりあえずメインストーリークリアまでは終わったので感想を書いていこうと思う


序盤は普通に難易度が高くて折れそうになる


初期はリンクの体力が3しかないのでびっくりするくらい死にまくる。敵の攻撃でも一撃で死んだりするし高いところから落ちてもすぐ死ぬ

その割にオートセーブに全てを任せてると結構戻されたりして「めんどくさ…」という負の感情に支配されそうになった

後になってこの死にやすさは体力の低さではなく防御力の低さによるものだと知るが、とにかくこの時自分は「switchで出てて万人が神ゲーと称賛するゲームなのに普通にキレそうになってるんだが?」という気持ちでプレイしてた


がんばりゲージが伸びてくると楽しくなってくる


最初はがんばりゲージが短すぎて目的地まで行こうとしても崖を大きく迂回したり最悪通れなかったりしたけどがんばりゲージが伸びてくるといろんなところに行きやすくなって楽しくなってきた

特に崖登り中にがんばりゲージ回復料理を食べてゴリ押しで踏破するというプレイが割と当たり前のゲームだと知り、ひたすらスタミナ料理を作りつづけた

これができるようになるとシーカータワーのような高所から飛び降りてパラセールで崖に捕まりそこから登るというプレイが可能になり実質的にシーカータワーの周り360度が全て行動範囲に広がったのと同義になる

探索範囲も飛躍的に広がり祠も見つかりやすくなりステータスもどんどん伸びるという正のループに突入したあたりは本当に楽しく感じた


神獣の謎解きに理不尽さを感じる


自分の神獣の攻略順は水→火→風→雷だったが、この中で風と火は謎解きが分かりやすくてすごく楽しかった

分かりやすい=簡単という意味ではなく解にたどり着くまでの道筋が明確で考えることで前に進んでいる実感を得やすかったからだ

一方で水と雷は本当にダメ。何がダメかというと神獣のダンジョン全てで使える固有アクション神獣操作、これが本当にダメ

風はダンジョン全体を上下に傾ける3択の操作、火はダンジョンを90°回転させる2択の操作なのに対して水は鼻を段階的に操作できるのだがその選択肢が正確に覚えてないけど8~10段階くらいあった気がする

雷は胴体の部分が3分割されておりそれぞれが360°回転できるというもの
組み合わせで言うと4×4×4で64通り


いや、水と雷だけ選択肢多すぎやろ。これはほんとにマジで「は?」ってなった部分

神獣操作をしてダンジョン内に変化を加えながら謎解きしていくというのが神獣ダンジョンの楽しさだと思うのだが水と雷に関してはもう総当たりでやるしかなくて本当に苦痛以外の何物でもなかった

水なんて終わってみれば鼻を上中下くらいで3分割すればよかっただけであそこまで細かく分割する意味が分からないし雷に関してはもうごめん攻略サイト見ました。ほんとに苦痛だった

あと3Dのマップ死ぬほど見づらいのも難易度に拍車をかけてる


結局リンクを強くするのが楽しいゲーム


自由度が高いとか風景がきれいだとかいろいろ言われてるけど自分の中でこのゲームの根底にあるのはやっぱり「リンクを強化する」という部分だと思う

このゲームは一部を除き武器が壊れるので強い武器を手に入れるメリットはそこまで大きくない。その代わりに防具の恩恵はめちゃくちゃ大きい

最終的にガノンに行く前に古代兵装シリーズを3段階強化するまでガーディアン狩りをして臨んだのだが道中のガーディアンのビームやガノンの攻撃にも何発も耐えるほどの耐久力を手にして余裕すぎた


防具が強い→強化するのに素材が必要→各地を巡り素材集め

というのが世界を巡る動機になる。ここは人によるのかもしれないが

古代のコアを集めるために世界各地のガーディアンを狩り尽くして歩くのは非常に楽しかった



つまりブレワイは神ゲーだったのか?


分からない。自分は今の時代はもはやソロゲーすら時勢に影響されると思っていて、6年も前のゲームを今更やっておいて「こんなもんか」という感想を持ったからと言ってそれがゲームそのものの感想なのかどうかは自分でもよく分からない

小学生並みの感想で締めるとするならば「普通に面白い」


ティアキンでまた会いましょう

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