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「足跡」と「記憶と記録」を残せているか?

もう2ヶ月経つので前職のことを振り返ることは、やめておこう、と思っていたんですけど、ちょうど今日、とある「足跡」の記事がでていたのでメモ。

前職時代は、ビールもビバレッジもワインも複合的に横断的にサポートさていただく環境にありましたので、個別のブランドサポートをさせていただく機会はなかったのですが、上記の「TikTok」ように、デジタル特化した施策を局所的にキックオフのトリガー/パスをチームメンバーに送っていました。(その先「ゴール」するか?は、そのスタッフの力量次第。ただ、本当に優秀なスタッフに囲まれ、ほとんど案件着地をしてくれていました。)

いわゆる「コネクター」として、「暗躍」をしていたことが、この数年、おっさん年齢になってからの、ぼくの1つの「やりがい」でした。(自分はフロントにでなくても。)

こちらのnote企画、Letroの導入、自販機「タピネス」なども主体チームスタッフ がフロントワークしつつ、後方支援をさせていただきました。

(従来は、ネット記事になるだけだったのですが、新聞に掲載いただいたり、事例の書籍化までしていただきました。(会社の看板ってありがたい。))

サムネイルの写真:大分パルコの「アランジアロンゾ」

こちら、僕がパルコ勤務時代、大分にて「初めて」誘致した期間限定ショップです。スマホもない時代、社内外の人脈ネットワークを生かし、実施した店舗です。

このように、いまでもアーカイブが見られるのは、とてもうれしい。

なぜこのお店を誘致したかったか?

いまでも覚えているのが、パルコへ入社した時の志望動機です。

それは、「(当時付き合っていた)彼女がよろこぶ商業施設を作りたいから。」と人事に向かって答えた記憶があります。(その志望動機でパルコは内定をとっていました。今思うとすげぇな。)

一番身近な人を喜ばせることさえ、できなくて、そのほかのお客様・生活者によろこんでもらえることなどできないと思ったから。

当時は「顧客視点」という概念も「マーケティングのナレッジやスキル」も持ち合わせていませんでしたので「感性だけ」で、動いていた気がします。(今もか?)

「アランジアロンゾ」は「彼女」を喜ばせるための誘致だったのです。

足跡と「記憶と記録」

たまたまリアルエステート(不動産)という職業についていたので、いまでいう「地図に残る仕事」ができていました。

パルコは、2〜3年に一度の地方転勤をともなう人事異動がありましたので、その各場所で、「足跡」を残していきたい、という思いでテナント誘致の仕事をしていました。

大分では「アランジアロンゾ」にはじまり、別府のプリン屋さん、(県内初出店の)「ロフト」など。

静岡では、某ファッションショップ誘致。(ほか、この時は既存店の開業3年目の初回契約更改に追われていた記憶しかない)

(ストアオペレーション本部、大津店では、足跡残してない。この頃から店舗誘致の仕事から縁遠くなっていった。)

経営企画では、飲食ベンチャーへの出資、WEB専門部隊の設立。

と、基本的には、いつの時代にも、どの拠点でも、「足跡」を残していけるような仕事(店舗誘致)をしてきたつもりでした。

そして、この数年は「実店舗の誘致」という仕事から(なぜか)離れ、メディアを通じて、生活者に「記憶」に残るコミュニケーションと、「記録」に残るプロモーション施策を実施することが多くなりました。

そして、この2019年1月からは、一周回って「アプリという市場」に「ご出店いただくサポート」の仕事をしていると思うと、社会人なりたて当初の本質(コア)は変わらないなぁ、と思い返してみたり。(手法はだいぶかわりましたが。)

若い頃は「自分が店舗誘致した」とか「自分が施策を行なった」ということが、自己顕示・承認欲求を満たしていましたが、いつのころからか、歳をとるにつれ、自分はフィクサー・黒衣としていればよくて、後輩や若手のサクセスが、自身の充足になっていました。

ただ、それでも、社会人なりたてのころと、仕事・職種の志望動機は変わりません。

キリンにいたときも、ヤプリ にきても「一番身近な人に喜んでもらう」こと。

パルコに新卒面接当時に「彼女」だった方は、そのすぐ数年後には、妻となり、その後、「身近な人」は、増えて、二人の子どもも。

キリンに入る前は「綾鷹」派だった、うちの子が「生茶」派になったのは、そのうちの成果の一つに。

僕のこれからのやりがいは、妻と子どもが喜ぶアプリを世の中に届けること。(当然、ステイクホルダー/クライアントとなるお客様が喜ぶことも大前提です。)

そして、このストーリーを子どもの「記憶」にも残し、実績として「記録」にも残したいので、僕の周囲の皆様のご協力、よろしくお願いいたします!

(仲間も募集中です。)



p.s. 最近は、本業以外にも。

最近の「足跡」は、本業以外にも残せているのは、これまた周囲の方々に支えられてるかなだなぁ、と。たまたまのご縁で出会ったかたも、確実に「足跡」を残しながら、確実に進んでいる。すぎょい。


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