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人体研究部(導入)

現在新しく物語を作成しています。こんな感じの部活動があったらという学校ものです。小説を執筆中ですので、完成したら投稿します。


部活動「人体研究部」
女子は体力・運動神経が高いものが多く、所属する部活動でも上位の成績を撮っているものばかりである。
主な活動は人体のことを勉強すると称して、男子たちを虐めている。
今日やっているのは顔面騎乗を行ってどれだけ長く座っていられるかを競っている。失神させると<記録なし>となってしまうので、いかにギリギリまで座っていられるかが勝負のカギとなる。通常2-3分で失神してしまうので早く男子の限界を見極めることができるかが勝利の近道。

ルール説明
〇顔面騎乗ゲーム
男子1人、女子2人で1チーム。3チームで試合を行う。
手足を拘束し、顔をsmother boxで固定した男子女子が1人ずつ顔面騎乗を行い長く座っていた方のタイムを記録として扱う。1ゲームごとに女子が座っていたタイムが一番長いチームに3点、男子が一番長く耐えたチームに1点得点が入る。

作戦1
女子2人それぞれが限界まで我慢させる。同じチームの男子はいつもやっているので限界は分かっているが、他のチームや大会で他校の男子の限界は分からないため、失神させないよう注意し、相手の癖や限界を観察し出来るだけ長く座っているようにタイムを狙う。
1回目と2回目、大会だと1日何度も窒息させられ男子は弱っていき徐々に記録は短くなっていく。いつもなら大丈夫だった呼吸管理の時間も失神してしまうこともある。
そのため、過去にゲームをやったことのある相手に多く使われる戦法となっている。

作戦2
2人のうち時間が長い方を1ゲームの記録とするルールを逆手に取り、1人目の女子がわざと失神するまで窒息させ2人目で先ほどより少し短い時間まで座ってギリギリ失神しないタイムを狙う。1人目が失神を狙うため、2人目は男子の様子を観察するのに集中する。手足の状態、限界に近い時の痙攣や手足の癖の確認、失神するまでの時間。
2回目の窒息となるので若干耐えられる時間も短くなる可能性があるため、2人目も<記録なし>になる可能性はあるがこちらの作戦の方がタイムが良い傾向があるので、多くのチームはこの作戦を用いている。

男側
男子部員は強制入部させられたものばかりであった。学校の成績が悪かった人、素行不良で生徒会に目をつけられた人が半年ごとに入れ替わっていった。
練習ではずっと窒息責めを受け、限界を確認させるため何度も失神させられる。同じチームだが競技としては男子を徹底的に痛めつけるものでチームワークというよりも女子にどれだけ命乞いをして手加減してもらうかをずっと考えてしまう。

〇失神ゲーム(首四の字部門、スリーパー部門)
男子1人、女子1人で1チーム。お互い女子は相手の男子に首四の字やスリーパーをかける姿勢をとってからカウントスタート。ランダムで決められた時間(10秒、30秒、1分)に近い時間で男子を絞め落とす。
指定時間に近いタイムで失神させた方が1ポイント。次は自チームの男子を絞め落とす。
先に2ポイント取った方が勝利。2回戦で決まらなかった場合、延長戦で自チームの男子で先に2ポイント差をつけたチームが勝利。
(2回戦で決まらなかった場合、最短で2連続ポイントを取れば勝ち)

・作戦
ゲーム中は時計が無いため、指定時間を正確にカウントする能力。
女子が思い通りに絞め落とせるように時間に向けての調整能力。
相手の男子の特徴を見極めて確実に落とせるようになること。
最近では、どうしても相手の男子は初めて絞める相手の場合がほとんどなので、延長戦ばかり行われていた。そこで、ゲーム前に男子を交換して5分間の公式練習が導入された。
そこでは相手男子の失神しやすいポイントを探したり、なるべくたくさん失神させて落ち癖をつけたりしている。

男側
男子は公式練習から手足を拘束され、女子に差し出されるような形となっている。逃げることは決して出来ず、相手チームの女子に絞められているときは少しでも長く耐えて落ちないように我慢する。反対に自チームの女子に絞められているときは協力して時間が近づくと力を抜いてすぐに落ちられるようにする。
絞め落としは何度やれても辛い。特に公式練習が導入されてからは相手チームから執拗に絞められて落ち癖が付いてしまうときがある。連続で5回落とされたりしたこともあった。


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