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2024/04/18 紫のNSXばっかり使ってた

・地震、めちゃくちゃ揺れたしめちゃくちゃ怖かった。体感では熊本地震の時より揺れたな。どっちの時も震源からはかなり離れてたから震度4くらいだったんだけど。熊本地震の時は高校の教室で自習中だったから周りに人が大勢いたしね。一斉にみんなのスマホが無機質な声で「地震です」って鳴り出すのパニックホラーの導入すぎた。皆なんの根拠もなく安心してたよな。日常、瓦解します。


・早く起きたので出勤前にグランツーリスモ見た。会社の人におすすめされたから見たけど、最高じゃん。勧められなかったら絶対見てなかったと思うから感謝だ。


・タイトルからはどういう映画になるか全く想像つかなかった。だってグランツーリスモってあのレースゲームでしょ?従兄弟から譲ってもらったPS1で初代だけはかなり遊んだな。メモリーカードを持ってなかったから常に最初からだったけど。どれだけ長い歴史のある作品でも初代だけやってたらなんか強気でいられる不思議。

・映画にできるタイプの作品ではなくない?車をカスタマイズして走らせるあれよね?ストーリーとかじゃなくない?と思ってた。でもめちゃくちゃ王道のシンデレラストーリーだった。「ゲーム"グランツーリスモ"の映画化」ではなく、「レーサーを夢見た主人公がグランツーリスモから得た全てを変えるチャンスを掴み取る話」だった。


・この映画を見て思ったのは"モータースポーツ"ってめちゃくちゃシンデレラストーリー向きだなということ。環境が才能を埋もれさせてしまうことは、当然どの世界でも起こっている当たり前のことなんだけどね。サッカーだって環境の差はあるけど、ボールと足さえあれば自分の才能を知ることも見つけてもらうこともできないわけじゃない。ことモータースポーツにおいてはそうじゃない。"好き"から"やってみる"までの間に、主に金銭面でのとてつもない障壁がある。主人公・ヤンの家庭も全然貧しそうではなかった(ヤンの部屋とか弟の感じから見るにむしろ一般家庭の中では富裕層寄りな気もする)にも関わらずレーサーの夢を目指せる環境ではなかった。そりゃサッカー人気でますわな。

・この映画の魅力を補強している大事な部分として"実話をベースに作っています"の点がある(ように制作側が作ってる感じがする)。かなりそこを強くプロモーションに取り入れてる感じだし。でも調べたら史実からかなり誇張してる部分があったりして、モータースポーツファンやグランツーリスモファンからはその部分においてはかなりツッコまれていたみたい。エンタメとしてめちゃ面白かったけど、知らない世界が題材だったからこそより楽しめた部分があるのは間違いない。



・なりたかった何かを諦めて今を生きている「俺の叶わなかった夢を誰かが今叶えてる」のマインドを持ってる人もそれはそれで眩しく見える。自分含めてその何かを見つけないまま大人になった人がほとんどだと思うから。

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