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ユーザー視点のあるウェブの世界を考える

ムカシ、イマ

ウェブの初期はごりごりHTMLを書いたりして、そういう技術を知る一部の人を中心とした発信だったのが、よりこなれてきて、誰でも発信できるプラットフォームが出てきて、それらはずいぶんと定着した。
ブログやSNSはタイピングができれば誰でもできる容易性をまさに備えるように設計されている。
情報発信がカンタンになった一方で、断片的だったり、偏りのある、使えない情報もあると感じている人もいるだろう。
通常一つのページは、とある人や組織の視点で、一つの方向性(主観)に沿って書かれることが多いからだ。


カダイ

断片的で偏りのある情報では、知りたいことの全体像を捉えられない。
ページが一側面を照らしているものと仮定して、別の側面が何かを併せて知ることで、はじめて、知りたいことの全体像を知ることができるのではないだろうか。
別の側面とは、例えば、異なる意見、補足的な情報、もしくは指摘などのフィードバックだ。

こういったことをどこか別のページ(もしくはSNSなど)でリンクを付けて行うというのがイマまでの状態だろう。
情報はあちこちに分散していて、あるコンテンツに紐付いた形で別側面の情報を知ることが出来ない。

カイケツサク

これらの情報をコンテンツに紐づく形で提供する、つまり、閲覧中のページに対して、別側面の情報をする仕組みがあれば良いと考えた。
ページとは、ウェブページそのもののことで、別側面の情報とは、ページ作成者以外のユーザーのコメントが適当だろう。

 少し詳細に書くと、ページのURLに対して、ユーザーのコメントを紐付かせて保存し、それをウェブページの一つ上のレイヤーで位置に応じて表現する方法が良いと考えた。
それを試しに実装してみたのがモバイルブラウザのUDだ。


ジッケン

ウェブは一側面の情報(一次的情報)だったのが、それを補足する別側面の情報(二次的情報)を追加できることになる。
二次的情報を併せて見ることによって、ウェブの見方がどう変わるのか。当初想定していた全体像を見たいというニーズを満たすことができるのか。
その結果はまだ出ていない。これからユーザー数を増やしながら、見ていく予定だ。

コウソウ

二次的情報をさらに活用した新しいサービスについても検討している。
それについては、別途まとまったら、言及してみようと思う。

もし興味を持っていただけたら、是非一度試していただければ嬉しい。


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