見出し画像

なぜ喋らないと駄目なのか?

「なんで喋らないの?」
今まで何百回、何千回言われてきただろう嫌な問いかけだ。
逆に
『なぜ喋らなければならないのか?』
と私はいつも不思議に思っていた。
そんな私は場面緘黙症。

特に迷惑をかける事もない、苛められる事はあっても苛める事はない。
勉強だって並大抵にはできるし音読もできる。声は出さなくてもニコニコしている事だってできるのに。

気付けばみんな去っていく。父親にも死ねと言われ殴られる。自分は一体何なんだろう。私はいらない子なのかな。。

ただ、歳を重ねていくにつれ、私を理解してくれる人や、気にならないよ、無理しなくていいよ、と言ってくれる人が現れるようになった。
死まで考えていた私を救ってくれるかの如く。

私がまだ生きていられるのはこの人達のおかげだ。
少ないけれど親友もできたし、まさかの恋人もでき、愛する人と結婚をする事までできた。

夫と交際していた時、「りほさんは一緒にいて飽きない」「りほさんといると無理に話さなくていいので落ち着く」と言われた。
そのせいか、夫には緘黙の症状が一切出ない。

緘黙が無くなるには、リラックス状態である事が重要なのでは、と。
これが私の行き着いた結論だ。しかし明らかにしていくには時間が必要だしまだまだ通過点にすぎない。

非虐待児の私は昔から不眠傾向にある。SNS等で私と同じように非虐待児だった人の文章などを読むと、、、子供の頃から不眠症の人がとても多い。
これはリラックスできない環境だった事と関係があるのではないか。

これからもっと詳細に書いていけたらと思っております。くだらない事も書きます。足跡が付かないので気軽に読んでいただけたら幸いです。
りほ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?