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うそめがね日記

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芸術鑑賞する場所、H・A・I・S・Y・A

芸術鑑賞する場所、H・A・I・S・Y・A

 歯の詰め物がとれたので、6~7年ぶりくらいに歯医者さんに行ったら、
「詰め物の下で歯の神経ダメになってますね」
 と言われたので久々に歯医者さん通いをしている。

 歯医者さんに行くのはきらいじゃない。
 行く原因は虫歯というマイナスなことだし、施術内容によってはちょっと痛いし、治療費もけっこうかかるけど、嫌いじゃない。

 むかし通っていた歯医者さんには絵画が飾ってあった。
 あるひとつの歯医

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GWのシメに大阪メトロ×鬼滅の刃のスタンプラリーは最高

GWのシメに大阪メトロ×鬼滅の刃のスタンプラリーは最高

 GW最終日、大阪は呆れるほど雨。となるとやることはひとつしかない。
 奥さんと娘(3歳)と、大阪メトロ×鬼滅の刃のコラボ謎解きスタンプラリー『地下鉄潜入すごろく大作戦』をやるしかないのである。

 舞台はほぼ地下鉄の駅構内なので、天気関係ナシ!!
 チェックポイントとなる各駅の謎解きスポットの位置的に、駅構内をけっこうウロウロするので、ダンジョン探索みがあり楽しい(本町駅まじダンジョン)。
 娘

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グミの先に居る

グミの先に居る

 テレワークとお菓子。
 それは切っても切り離せない。
 なんか手の届くとこにお菓子がないと落ち着かない。
 リフレッシュ、脳の栄養補給、ひとときの怠惰。
 テレワークのホームオフィスには、手の届く場所に、水筒、ハンカチ、お菓子だ。

 さて、どんなお菓子が最高だろう?

グミだ。 お菓子売り場四天王の一角、《魔性の弾性》、グミ。
 脳にクる噛みごたえ、歯で破断する瞬間のカタルシス、長い口腔滞在時

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「こういう事なのではないだろうか」もなんもねぇリアル

「こういう事なのではないだろうか」もなんもねぇリアル

 主にエッセイ的なものを書いてるので、

できごと

思ったこと

それはこういうことではないだろうか?

シメ

 みたいな構成で書くことが多い。
 けど、子どものことを書くってなると、いつも「3」いるか? と思う。

 note書くとき最近は、子どものとてつもなく可愛いムーブがあって、それを脳内に留めておくと爆発しそうなのでポンッと出して周囲を巻き込んでやれ! と思って書く。
 初期衝動だけで

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おもんぱかりが足りないかわりに遊んでる

おもんぱかりが足りないかわりに遊んでる

 仕事でもプライベートでも、伝わるかわからんけど多分伝わるだろうし伝わらないならそれはそれで良いみたいなラインをついた言葉選びをするのが好きだ。

 仕事で、部署内への周知文書を作る機会があり、
《より顧客をおもんぱかった○○を〜〉
 みたいなタイトルにした。

 同僚から「おもんぱっかったって何? 誤字??」と笑われたが「誤字じゃないよ。相手のことを考え思いを巡らせるって意味の言葉だよ」と説明し

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暴れ好奇心娘をつなぎとめる絶技

暴れ好奇心娘をつなぎとめる絶技

 大阪城公園でやっていた大道芸を、2歳の娘といっしょに観た。

 通りがかりにパフォーマーの口上が聴こえてきていたが、もりもり歩きたい盛りの娘だからそのまま通り過ぎるのかと思ったら、足を止めて「なにがはじまるんだろう?」という顔でじっと見ていた。
 これは本気で興味を示しているな、と思ったので、ぼくも娘といっしょに観ることにした。

 どうやら大道芸のパフォーマンスのようだった。
 BGMと口上に

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【お散歩】空中にあるハシゴみると上キー押しながらジャンプしたくなる

【お散歩】空中にあるハシゴみると上キー押しながらジャンプしたくなる

 余暇が出来たので、散歩をした。貴重な時間だけど、目的を決めると達成度とかの「良し悪し」が生まれてしまうので、あえてただの散歩がさいこうだ。
 でも近所の散歩よりちょっとスパイスが欲しいので、あまり知らない町を散策した。

 町はひとがたくさん生きてる生活感がまじりあって合体したりゆがんだり変化したりして出来てるため、なんかそういうアート作品を見て回るみたいな楽しさがある。
 いろんな家やマンショ

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正しきコーヒーは良い冬の公園のもとに

正しきコーヒーは良い冬の公園のもとに

 去年は12月だろうが1月だろうが隙あらばピクニックしたり、仕事の昼休憩に公園にでかけてごはん食べたりするくらいぬくかったけど、今冬はしっかり寒い。
 元日にちょっとお散歩しただけでめちゃくちゃ冷えた。

 今冬のど真ん中になっても、いつまでも前回の冬が暖かくてよかったなぁ、というスイートメモリーに侵されており、冬のジャケットにほこりをかぶせたまま、カーディガンで出かけたから、そら冷えるに決まって

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寝落ちスパイラル脱出大作戦

寝落ちスパイラル脱出大作戦

 寝落ちに次ぐ寝落ちを繰り返していたら、年末を迎え新しい年を迎えていた。

 子どもを寝かしつけるとき、子どもにとって最高と思われる寝心地を寝床にエンチャントしておくわけですが、そうするとつまり、「寝」を見届ける我々も寝心地に襲われ、エンド・オブ・デイする。

“ミイラ取りがミイラになる”という言葉を残した先人に「学べや!」と張ったおされそうだけど、抗えない日々はつづく。

 寝落ちしなかった場合

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他者の戦闘力みるのたのしいので我も今年のログ振り返り

他者の戦闘力みるのたのしいので我も今年のログ振り返り

 noteのスキ数やビュー数を戦闘力と呼ぶのはめっちゃ偏った見解ですが、ワクワクするので勝手に言っております。
 noteさんから、今年の記録まとめが届きました。ぼくのようなヤツの数値はこんな感じだよ、というのが誰かの脳内で行われるバトルのカードのひとつになってフィールドを盛り上げる一助になれば良いなぁ。
 ぼくは他note者の記録みて、「くっ、強ぇ!」とかいって、ワクワクしてます。

 極めてマ

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後で消すけどいつも「あー書くこと思いつかない」って書き始める

後で消すけどいつも「あー書くこと思いつかない」って書き始める

 noteを書こうとポメラ(子猫大の文字打ちデバイス)を開くが、大抵「いざ!」と書くほどのことはとくにないな……となり手が止まる。
 でもなんかアウトプットしたいのでとりあえず書き始める。

 えーと、書くこと何も思いつかないんですけど、とりあえず書いてますが、あー、そういえば最近……

 とか、だらだらとタイピングする。
 すると、そういえばこんなこともあったなぁ、とか、そうそうこのときおもしろ

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真のピクニックに貫かれろ

真のピクニックに貫かれろ

 たのしいピクニックは一朝一夕で出来るものではない。

「よし、きょうはピクニックをして楽しい気分になるぞ!」と思いたったからといって、その後おこなうピクニックが楽しいものになるとは限らない。

 いや、もちろんピクニックはそれ自体が絶対の楽しさを我々に約束する、最高にファニーな行いではあるが、ここで言う『たのしいピクニック』というのは、そういう「コーヒーを飲んだらコーヒーの味がした」というような

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やるじゃんと言わせに呼びだす旧き我

やるじゃんと言わせに呼びだす旧き我

 自分の中に思春期くらいの年齢のコンプレックスだらけの自分が常にいて、ときどき、その自分が登場することがある。

 先日、仕事のウェブ会議で、50人以上のひとに対して短いスピーチをする機会があった。
 先輩、後輩、えらい人、もっとえらい人、老若男女さまざまなひとに対するスピーチである。しかもけっこう重要な場面での登壇であった。

 そのとき思ったのは、人見知りを固めたきんつばみたいだった自分からし

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アバウト・ア・BONYARI

アバウト・ア・BONYARI

 さっきまでリビングの床に寝転がってぼーっとしていた。眠たいとか疲れたとかではなく、ただ何も考えずぼんやりしていた。
 旅行先の海辺の宿で、深夜テラスに出て、波音を聴いてるときのような、かなり強強度のそれであった。

 ポメラ(子猫大の文字書き専用デバイス)に向かって何か書こうとしたけれど何も思いつかないので寝転がってリラックスすれば何か思いつくかな、という目論見であった。
 そうして寝転がったは

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