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海外のポッドキャスター『True Crime Obsessed』の成功事例

Patrick HindsとGillian Pensavalleのカップルコンビが運営する犯罪追跡系ポッドキャスト「True Crime Obsessed」は『Patreon』(日本で言うとFANBOXやnoteのメンバーシップに近い)を使って、週に1回ボーナスコンテンツを配信している。

プランは複数あるが、多くのファンが月額5ドルのプランに加入。他には7ドル、10ドル、20ドルのプランがある。

すでに4万5000人のメンバーがPatreonに加入しており、Patrick HindsとGillian Pensavalleの2人は仕事を辞めてポッドキャストに専念。さらにビジネス拡大のためにスタッフを雇い、最新鋭のスタジオとオフィスまで構えた。

国内ではポッドキャストの運営でこれだけの成果を出した例は聞かないが、海外のポッドキャスターではここまで成功している事例を知ると、なんとなく日本でもやれるのでは?と思えてくる。日本だとポッドキャストの認知度がまだ低いので少し難しいかもだけど…

また興味深いのは広告収益ではなく「ボーナスコンテンツの提供による月額課金収入」がメインであること。

どうしてもYouTuberの成功と比較してしまうので、多くが広告収益をポッドキャストでも求めてしまいがちになるが、広告収益に頼らない月額課金制を狙うのがベストであったりするのかも。

世界一のポッドキャスターであるジョー・ローガンも、ポッドキャストのメイン収益はグッズ販売だったりするし、ポッドキャスターは広告収益以外の収益化方法を模索するべき?

また月額課金制による収益化の仕方は、国内だとFANBOXを活用しているイラストレーターやマンガ家、Vtuber、シチュボなどフリー声優の方々が目立つような気がする…もっといるかもしれないけど、少なくともポッドキャストで月額課金制の収益化が難しい訳ではないのかも。

ただネックとなるのが先にも述べたようにポッドキャストの認知度がまだ低い点。今後ポッドキャストの普及が進めば、複数の収益化施策が上手くいったりするのかな?と思います。

参考:How Patrick Hinds turned his true crime obsession into a career

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