「混沌の因果を刮目せよアクエリアンエイジ」

毎度皆様こんにちは。今回は「現実」と言う名の通過点について見ていきましょう。
…「今更何言ってんだよ」という所感ごもっともですが、アクエリを遊んでみて「この方が効率よく勝てねえ?」みたいな”結論”でカジュアルなゲームを否定されることがありませんでしたか?
そのような「正論」や「現実論」に反論できずに飽きてしまうのはとてももったいないです。
そして無理を通して勝つことができてもお互い気まずくなってしまい結果アクエリから遠ざかることになっては本末転倒で誰も得はしません。
ですので最低限の事前知識の共有をしておこうと思います。
ですがヴァールインとか花使いとかの必須ネームについては皆様通った道であるでしょうから今回は割愛です。
「そこが一番知りたいとこだよ!」と言う方は「道しるべは保全しとけアクエリアンエイジ」(2021年4月15日分)(基礎戦略考察記事まとめ)から読んでください。
以上を快諾の方は以下からどうぞ。

○三眼呪術師”ステュノ・アルゴル”(調和収録)
古参のプレイヤーにとってはエクストリームスタイルにおいて現実の象徴とも言うべき二段ブレイク。
「XコストでパワーX以下のキャラクターのアタック宣言、ガード宣言を取り消す」というエフェクトに散々泣かされた過去は多くのプレイヤーのトラウマであっただろう。
そう違和感を感じた方その感覚は正解です…つまり「パワー0のキャラのアタック、ガード宣言が何度でも0コストで取り消せる」というこのチートエフェクトは初見で対処するのは不可能に近いですね。
さらにシールド・バインド1までついていて直接除去やバトル外ダメージも利かない安心設計はガチのヘイトを稼ぐ存在。
挙句縦挿しされたキャラには次元の檻、平挿しされていれば見せしめ処刑からのムーブで面白いほど本体に通るという理不尽ルートを具現化させるので事前想定がないと簡単に詰む。
どんなゲームを想定してデザインされたのか理解に苦しむけど目の前の事態が現実なので履修をしておこうね(雑

○死神剣士”谺”(冥約収録)
「手札からセットした場合追加Xコストを払うことでパワーX以下のキャラクターを捨て札する」というアビリティ除去が目を引くが問題なのは本体に通ったときの確定ダメージ効果の方。
10点通してしまえば確定勝利という超絶アビリティなのに神鳴り(望刻収録)のテキストで簡単にガードできなくなるのは悪意ある確信犯であるだろう(私怨)。
しかもカウンター豊富な阿羅耶識のネームであるため搦め手やレスポンスも通りようがないという絶望の化身ぶりはキャラクター設定通り過ぎて戦慄しか感じない。
一応親衛隊エラキスなどでキャッチはできるが霊峰結界や沙綾エフェクトで縛られたら諦めたほうが楽かもしれないね(雑

○人造天使実験体”code-301655723"(戦車収録)
ブレイク時に自分を捨て札することで分類イレイザー女/男のブレイク条件を持たないブレイクカードを支配エリアにセットできるネームレベル。
各種”ミカエル”や”オファニエル”、”ザラキエル”や”アラエル”など状況に応じて決め手になりうる高ファクターのイレイザーブレイクがダメージ置き場および手札から出てくる融通が利きすぎる一枚。
みんな大好きひな祭り天使(女帝収録)でファストタイミングブレイクもできるこのカードに死角はほぼ無い。
使われた前と後とで世界が違うので予習は存分に。

今回はここまで。
「現実的選択」はその場での一時の高揚感を与えてくれる気持ちいいものですが、その対価としてもっと大事なものを要求してくる曲者です…皆様がその魔の手に唆されぬよう祈っております。
これからも良きアクエリライフをあなたとともに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?