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八百万神が集まる神在月の出雲大社

大変ご無沙汰をしておりました。この度、神在月の出雲大社へ参拝してきました。2023/11/15

神在月出雲大社

今回の投稿では雑誌やサイトなどにはあまり掲載されていない神在月の出雲大社についてお伝えします。
皆さんは【神在月】というワードをご存じですか?因みに10月のカレンダーに書いてある神が無しの月と書いて神無月はご存じかと思いますが10月の和名です。
10月は、日本中の神様が縁結びの相談をするために、出雲大社に集まる月と考えられている為、全国各地に神様がいなくなる月から【神無月(かみなしづき)】が、【かんなづき】になったといわてれます。
そして神様が集まる出雲では【神在月(かみありづき)】と呼ばれています✨出雲大社の10月のカレンダーには神無月ではなく神在月と記載してあります。このカレンダーを大人になってから初めて見た時にいつか神在月の出雲大社へ参拝したいというのが夢となり、今回実現しました。一生に一度は神在月の出雲大社参拝をオススメします。
 

空気がきれいな参道


しかし、この神在月の出雲大社にはひとつ注意点があります!それは日程です。よく普段使用している新暦の10月が出雲大社では神在月だと勘違いされている方が多いのですが、実際の神在月は旧暦なので現代では
その年によって日付が変わります。因みに2023年の神在月と呼ばれる日程は現代の10月ではなく、11月13日(月) ~ 12月12日(火)です。ということで今回の九州~山陰御利益旅はこの神在月に合わせて計画しました。
補足として来週 ◎神迎え神事(稲佐の浜)2023年 11月22日(水) ◎神在祭2023年 11月23日(木.祝) ~ 11月29日(水)などの祭事があります。

色々気を付けてね!


ただ、とにかく宿泊施設が取れにくいので計画されている方は入念に準備をしないといけません。因みに私は約1ヶ月前に飛行機や宿を取得しました。その宿も出雲付近ではなく、敢えて出雲大社まで車で片道1時間半かかる島根県との県境にある鳥取県境港のビジネスホテルと旅館の間くらいのランクの宿を選べましたが、当日は満室&朝食は30分以上待ちという驚異的な混雑っぷりで度肝を抜かれました。
そして出雲大社はAM:10:00~PM:14:00の間が一番混雑するとあるサイトに書いてあったのでこの日は早朝5時起床、6:30朝食開始前に並び早めに食べて出雲大社へ向いました。
 
お陰で9時過ぎには出雲大社へ到着し駐車場にもスムーズに停められ、観光バスが到着する前の時間帯だったので撮影もゆっくりできました。前日の夜から明け方まで雨が降った影響もあり、空気が浄化されご本殿の屋根から蒸気がふわふわと朝日に照らされながら昇っていく何とも幻想的な風景を体験することができました。しかもこの蒸気が御神座が向いている西側部分から出ていたので言葉を失いました。今まで6回近く参拝してきましたがこんなにゾクゾクとする清らかな気持ちになった出雲大社は初めてでした。今年は1月に初詣として参拝し、今回旅納めで神在月に参拝することができ申し分ない年となりました。

ご本殿西側


そしてお札納所に様々な神社の過去10年分の御守りを納め、御守所でひとつひとつ手作りの出雲獅子頭をお迎えしました。こちらは邪気を払い家を守ってくれるという縁起物です。

出雲獅子頭


 
またこの神在月には神在月限定の品々もあります。実は受け取れる場所などの事前情報が少なく、参拝よりも限定品を探す方に時間がかかってしまったのでこれから参拝を予定している方には参考になる情報かと思います。
 
◎神在月限定御朱印帳・御朱印・御守り→出雲大社隣にある出雲教敷地内で受け取れます。出雲大社境内ではありません。

神在月限定御朱印帳&御朱印


◎旧暦出雲の神在社巡拝冊子→出雲大社境内御守所他、4社で頂けます。こちらについては次の投稿で詳細をご案内しています。

神在社巡拝冊子


◎神在月限定手ぬぐい龍蛇神2023→出雲大社を出てすぐの勢溜交差点左手・出雲杵築屋1階【めのうの店川島出雲大社店】←こちらの手拭いを探すのに約1時間 笑
 

神在月限定手ぬぐい龍蛇神2023



飾るとこんな感じです

上記は全て神在月限定で数量限定です。因みに神在月がはじまり3日後に参拝しましたが既に神在月限定お菓子などは売り切れになっているものがあったのでご注意下さい。

2023年は出雲大社で初詣、そして旅納めは神在月の出雲大社。
来年は益々良い年となりますように✨

大黒様

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