僕は、阪神ファンです。
幼少時代から、ずっと野球は好きだったんですが、父親が西武ライオンズのファンだったという事もあって、一時はライオンズの子供会みたいなクラブに入会してたりしてて。
ライオンズの青いジャンパーを着てる写真とかもあったので、なんとなーく西武が好きになってくんだろうなぁと思ってたんですが・・・。

そんな、ある日。
家族で野球を観戦に行こうって事になったんですよね。
でも、見に行ったのは、西武戦じゃなくて、阪神vs中日戦。
関西在住だったし、一緒に行った父親の同僚が阪神ファンだったりしたのもあったんだろうなぁと思うんですが。

そんなこんなで。
初めて訪れた、阪神甲子園球場。

入り口から入って、階段を上がって、目に広がったグラウンドの光景。
凄く感動的だったなぁ。
そして、スタンドの熱気。
これも物凄かったです。

トランペットから響く、応援歌。
メガホンの鳴る音。
ファンの熱い声援。
揺れるような迫力の中、初めて自分の目で見たプロ野球。
本当に、凄かったなぁ。

そんなわけで。
初めて生で感じたスタジアムの雰囲気は、一生忘れられないくらい、
野球少年だった自分の心を、ワクワクドキドキさせてくれるものでした。

試合の方は、中日のモッカっていう外人にホームランを打たれて、先制されるも、掛布のホームランなどもあって、7-2位で勝ったんですよね。

その試合を見た、その日から、僕は阪神ファンで、
それは、それから一瞬も途切れる事なく、38年間ずっと続いています。

その年は、1985年。
阪神は、日本シリーズで西武を下して、日本一に輝いた年。
その日本一に輝いた日の新聞記事を、パネルにしてプレゼントするという、
新聞社の企画に、父が僕の名前でこっそり応募したら、
たった10人の枠に当選して、自分の名前が新聞に載ったのも、
その年の、素晴らしい思い出のひとつでした。

そのパネルは、今でも実家に飾ってあります。

あれから、38年振りの日本一に輝いてくれるだろうか?
そんな、楽しみを背負いつつ、今は間近に迫った、ペナントレースの優勝の瞬間を待ちたいと思います。

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