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オーストラリアでGenderAffirmingCare旅のワケ

1年ほど前、日本でRavon(レイヴォン)という留学生に出会いました。

彼はオーストラリアに住む日本が好きな19歳。オーストラリアではメルボルン大学の学生でした。

彼はとても明るくて、秀才。
日本が大好きでしたが、日本の大学や生活の中で感じた男女二元論は、オーストラリアと少し異なるね、と教えてくれました。

オーストラリアのGender Affirming Careについて知りたい!
誰か医師を紹介してほしい。

と、思い切って伝えると。

彼がオーストラリアのTrans GenderAffirmingチームに僕を紹介してくれることに。

そして、The Royal Children's Hospital MelbourneのAssociate Professor Ken Pang医師に出会うことになります。

その後、Dr.Kenがオーストラリア中のGender Affirming Careチームの皆さんに【日本からGender Affirming Careのパイオニアが来るぞ!】とメールで投げかけてくださったのです。

パイオニア、、、?ではないが、
その後嬉しい展開が訪れます。

メルボルン大学教授 内分泌専門のAda Cheung医師から連絡がありました。

Would you like to have lunch?

英語で教授とランチ?
私は震えました。

少し英語は話せるけれど、食事をしながら英語で教授とディスカッションできるだろうか。

この機会は逃してはならぬと、
Yes!Please!とお返事後、
ランチの日まで英語の猛勉強が始まりました。
Dr.Adaの研究内容も勉強。

彼女のPodcastを聴いたりしましたが、、、かなりすごい人だとわかり、後に非常に驚くことになります。

Dr.AdaはオーストラリアのTransHelthResearchのリーダーでした。

さらに幸運は続きます。

アデレードの南オーストラリア大学近郊でGender Affirming careに携わるSenior Lecturer/ Nurse PractitionerのToni Slotnes氏から連絡があり。

日本のGender Affirming careの学会を教えて!日本が好きで、日本の学会に参加してみたいのです。

僕は、彼女に岡山大学の中塚幹也先生を紹介。

僕もアデレードのGender Affirming careしりたいんだけど!

と伝えると。
メルボルン滞在中の間に、アデレードのGender Affirming careの医者、そして大学やクリニックを紹介するよ!と言ってくださったのです。

メルボルン出発の2週間前にそれが決まり、すぐにメルボルン→アデレードの飛行機のチケットを取りました。

その後も連絡が続きます。
ブリスベンで開業されたSky Arch Medical Clinicの日本人医師 長島先生からメールが。

私のトランスジェンダー患者が日本に行った時、診てもらえないでしょうか?

もちろん!とお返事したのですが、
日本人医師がオーストラリアで開業してるとは?!
それに驚きました。


Revonに出会わなければ、オーストラリア旅は実現せず。
本当に感謝しています。

Dr.KenがDr.Adaやアデレードの旅、そしてオーストラリアで頑張る日本人医師を繋いでくれました。
ご縁にも感謝しています。

もっと学びたい。
日本のGender Affirming careのレベルをあげたい。
その気持ちを強く持ち、夢を口に出してよかったです。

もちろん、送り出してくれた家族にも感謝しながら。
オーストラリア旅、まだまだ続きます。

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