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アンダルシア周遊2019(7)再びマラガ

還暦を迎えた夫婦で楽しむスペイン、アンダルシア周遊の旅。ちょうどコロナウィルスの世界的感染が起こる直前、2019年11月9日から19日まで11日間の旅したときの私たち夫婦の足跡を書いたものです。

マラガを旅の起点にアンダルシア地方を時計回りに、ロンダ、セビージャ、コルドバ、グラナダと巡り、再びマラダに戻る9泊の、のんびりとした二人旅。

私にとっては22年ぶり2回目のスペイン、そして妻にとっては初めてのスペインです。

アンダルシア周遊2019の最終話は、時計回りに旅し、再びマラガ編となります。


グラナダからマラガへ

11月17日(日)
正午、グラナダ・バスターミナル(Estación autobuses Granada)からALSAバスに乗り、マラガへ。

アンダルシア周遊の旅は、マラガを出発点に、ロンダ、セビージャ、コルドバ、グラナダと時計回りに移動しましたが、再びマラガへ戻るとコースとなります。

さて、マラガへバスで向かう途中、突然、叩きつけるような豪雨。

今回の旅では、コルドバで少しだけパラパラと雨に降られましたが、それ以外はほんと天候に恵まれていただけに、ちょっとビックリ。

でも、マラガに近づくにつれ天候も回復、午後2時前には無事、マラガに到着。

最後の宿泊先は1週間前と同じ、バルセロ・マラガ(Barceló Málaga)。

カードキー
バルセロ・マラガの部屋からの眺め
バルセロ・マラガのラウンジ

1週間ぶりの宿泊なのに、とても懐かしく思いましたね。

マラガで私が行きたかったところ

さて、一般的にマラガの観光と言ったら、ピカソ美術館やアルカサバ(マラガ砦)、そしてヒブラルファロ城に行きたいと思われる方も多いかと思います。

でも、私が行きたかったところは、マラガ自動車とファッション博物館(Museo del Automóvil y la Moda de Málaga)。

ホテルからタクシーで博物館へ。
ちなみにここも予めネットでチケットを購入していました。

マラガ自動車とファッション博物館
クルマとファッションを組み合わせて展示するのは珍しいですね

この博物館、展示している車両や服飾品は想像していたより、とてもゴージャスで、他では見ることが出来ない貴重なものが多く、ほんとビックリ。

1909年製 Richmond !
1923年製 Hispano suiza tipo 30
1928年製 Austin Seven
1939年製 BMW 327/328
1939年製 Lancia Astura
1938年製 Panhard et Leassor

でも、博物館としてはあまり知名度が高くないのか、日曜日なのに来館者も少なかったです。
その分、私たちにとってはゆっくりと見たり、写真撮影もできて、とても満足できましたね。

アートに興味がある人なら、個性的なビンテージカーや古典的なファッションも結構見応えあると思いますので、是非とも、マラガ観光のひとつにされることをお奨めします。

マリナ広場でちょっと食事タイム

マラガ自動車とファッション博物館を見た後は、タクシーでマラガの中心部へ。
マリナ広場に面した「Café Plaza」のテラス席にて軽めのランチ。

と言ってももう午後4時近くになってましたね。

そして、たまたま隣の席にアメリカから来た元気な奥様たちがいて、しばし談笑。
客船の旅をされている方たちで、旦那さんたちを残して奥様同士、大いに羽を伸ばしているようでした(笑)。

元気な奥様とはしゃぐ妻

マルケス・デ・ラリオス通り

軽く食事してから、マラガのまち歩き。

マルケス・デ・ラリオス通りにて

マリナ広場から憲法広場(Plaza de la Constitución)まで一直線に続くマルケス・デ・ラリオス通り(C. Marqués de Larios)。

11月半ばの日曜日にしてはちょっと人の通りが少ない気もしましたが、ほんと綺麗なストリートでしたね。

可愛いとすぐに写真を撮りたくなるみたい
私もパチリ
なんというベンチなんでしょうね
通りから見た、エンカルナシオン大聖堂

ほんと、スペインのまちって、あちこちにアートがあるというか、遊び心を感じさせてくれるオブジェがあり、気持ちが楽しくなります。

ブティックが並ぶマルケス・デ・ラリオス通り
広場に佇む人々

そして、色々なブティックやブランドショップが並ぶメインストリート。

やはり妻はあちこち、ウィンドウショッピング。
アンダルシア周遊旅の終盤で、だいぶ疲れが貯まっていたと思いますが、つまにとってはこの時間だけは外せないようでしたね。

さすがにここでは見るだけ

夜のマラガ、まち歩き

バルセロ・マラガ

ホテルに戻って、ちょっと休んでから、あたりも暗くなったので、夕食も兼ねて、まち歩き再開。

夜のマルケス・デ・ラリオス通り
ライティングされた大綺堂が綺麗でした

たぶん、11月の終わりになれば、クリスマスのイルミネーションで、もっと華やかにライティングされるんでしょう。

ちなみに寒さについては、マラガは地中海に面してるので、夜になってもあまり感じなかったですね。

ちょっと食べ歩き

まちを歩いていたら、「100 montaditos」というお店があったので、そちらでちょっとつまみとビールタイム。

「100 montaditos」にて
結構空いていましたね
ビールは2ユーロ、そしてポテトチップスは1ユーロでした

このお店は手軽にサンドイッチを楽しむことができるお店で、アルコールもあるチェーン店でした。
手頃な価格で、ちょっと飲んで食べるには良いところかなっと思いました。

そして、ホテルのあるマラガ駅(Málaga María Zambrano)に戻り、2階のフードコートをちょい見。

駅の2階のフードコーナーのマクドナルド

最後に、ちょっとだけ飲みたいと思ったので、駅の向かい側にあった「Restaurante D'Cuadros Deluxe」というお店のテラス席でビール。

後皿のポテトチップスとフリットはイマイチ

アンダルシア周遊5都市、9泊目の夜。
ゆったりとした自由気ままな旅の計画をしたつもりでしが、気がつけばあっという間に過ぎ去ってしまいましたね。

マラガ駅前にあるカフェのテラス席で、そんな旅を夫婦で振り返りながら、行き交う人たちの姿を眺めていました。

さよなら、マラガ

11月18日(月)
いよいよ帰国に向けてのフライトの日。

朝6時、部屋の窓から

朝6時に起床し、着替えてからパッキング準備。
7時半からホテルで朝食。

朝食会場
ちょっと軽めの朝食

そして、8時過ぎにチェックアウト。
ホテルが駅に隣接していると、ほんと便利でした。

自動販売機
RENFEのマラガ駅(Málaga María Zambrano Train Station)の改札口

実は前日に、空港までの鉄道チケットを自動販売機で購入していたので、慌てることなく、改札口を通り、地下にあるプラットホームへ。

そう、みなさん。
鉄道のチケットなどは当日、自動販売機でスムーズに購入できないこともあり得るので、事前に購入することをお奨めしま~す。

「Málaga María Zambrano」の地下ホーム

そして、マラガ国際空港へはチェックイン2時間前に無事到着。
ヘルシンキ経由で関西空港へと向かいました。

AY1672(JAL6856コードシェア)便にてヘルシンキ空港へ

みなさん、アンダルシア周遊2019をご覧いただき、ありがとうございました。

今回は、泊まりたかったパラドールに宿泊し、着物を着て世界遺産観光するといった自分たちの希望が無事、かないました。

60歳、還暦を迎えた夫婦の、ちょっとした冒険の旅でしたが、ほんととても良い経験となりました。

次回のスペイン旅行は、バルセロナやバスク地方を旅してみたいと思いま~す。

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