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山鹿で撮った人2. アーサー・ビナード氏

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さて、熊本山鹿での撮影分、少しずつ振り返って行こうと思います。
非常に印象深かったのは、やっぱりこの人、
アーサー・ビナードさん。
詩人であり翻訳家。多彩な肩書を持つ彼ですが
何より多くの絵本を作っているので、
ご存知の方も多いのではないでしょうか。

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メトロカフェ『風吹きからす』主催で行われたこの講演会。
福島チームとして会場に居合わせた私も、
またとない機会ということで撮影させていただきました。

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非常にエネルギッシュな方で、
饒舌でありながらシンプルで分かり易い。
その話にはファインダーを覗きながらも
引き込まれました。
後日東京での講演にも伺ったのですが
『翻訳はただ翻訳するだけではない。創作がその背景にある』
と(いうような意味合い・私の拙い言葉ですみません)仰っていて
彼の著作を拝読すれば、それがとてもよくわかります。

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Rain won't stop me.  雨ニモマケズ
Wind won't stop me. 風ニモマケズ
…この一節だけでそれが窺い知れるというものではないでしょうか。

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原作の意図を酌むことはもちろんですが、
この本は、その言葉と絵の美しさと装丁も含めて
不謹慎な感想かもしれませんが「カッコイイ」と
思わずつぶやいてしまうような本でした。

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山鹿での当日、写真を少し見てもらって気に入っていただき
サイン入りのこの本を手渡しで頂いたことはとても嬉しかった。
宝物です。

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また、個人的には彼の自然観にも非常に興味があって
講演を拝聴していると、
色々なお話をもっとお伺いしてみたいと思うようになりました。 

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体調不良で打ち上げに参加できなかったのが
心残りだなぁ…。またお会いする機会があれば嬉しい。

アーサー・ビナードさん
スタッフの皆さま
貴重な体験の機会を頂いて、有難うございました。


いただいたサポートは、旅費や機材など新しい撮影活動の資金とさせていただき、そこで得た経験を、またこちらで皆様にシェアしていきたいと思います。