旅用に仕入れた35mmフルサイズ換算50mmの「LUMIX G 25mm/F1.7 ASPH.」を試写してきました。
休みの日にお昼ご飯を食べるため、駅前をさらっとぶらついて撮影してみました。

結果は予想通り、素晴らしい写り。
以前フルサイズで１５万円くらいのレンズと光学性能が同等だろうと言ったのは、決して大袈裟ではなく、本当に惚れ込むほどのものです。
これで実売価23,000円なのだから、なんとエコなんだろう。
チョー軽いし、プラスチッキーでオモチャみたいだけど、そのガジェット感が旅にぴったり。
ちょっとフードが大きいけど、噂では逆光に少し弱いそうなので、フードはお守りとして着けたままにしておきます。

物価高もあって、カメラやレンズの値段がどんどん高くなっていて、しんどいなぁと思っている人がいたら、ぜひ少しだけ見方を変えてみましょう。
純粋に写真を楽しむのであれば、高級で高価なものでなくても高性能なものはいくらでもあります。

このレンズの最大の特徴は、開放から絞りによる画質変化が少ないこと。
さらに中央と周辺の画質差が極端に少なく、コマ収差が極めて優秀というもので、まさにそれを証明する写真となりました。
周辺部の木々の葉っぱを拡大してみると、ほとんど中央と大差ないのでびっくりします。
データ通り確かにコマ収差が無く、周辺部の像の流れもほぼ皆無です。
私が知る限り、ここまでフラットで高画質なレンズは、全マウントを探してもなかなか無いのではないかと思います。

何よりオモチャっぽいのが私にはツボでして、見た目よりも遥かに軽いこともあって、遠慮なく振り回せます。

ガジェットみたいなカメラに、まさにガジェットのレンズ。
しかしその実態は、高性能なカメラに、高画質な写りのレンズです。