甑島(こしきじま)の旅1
夏の終わりに、甑島へ出かけてきました。
甑島は主に3島からなっていて、鹿児島県の薩摩川内市の沖合い、西約30kmにあります。
ここ数年の間、ずっとこの島が気になっていたのですが、ようやく訪れる機会を得ました。
なぜこの島に注目しているかと言うと、3つの島は上甑島、中甑島、下甑島に分かれていますが、なんと3つの島は数年前に橋で繋がったのです。
とても美しい島で、その景観は国内トップクラス。
チャンスがあるなら行くしかないでしょう。
台風通過直後にも関わらず、天候は曇りと雨。
もちろん天候に関しては想定通りで、旅の途中で次第に回復してくるものの、東シナ海に面した地域はなかなかスッキリしないのが特徴です。
それ以上にやっかいなのがpm2.5、つまり大気汚染物質。
福岡から熊本、そして串木野辺りまでは中国から直接汚染物質が飛来するため、例え晴れであってもなかなか青い空を見ることはできません。
本来であれば、九州本土と甑島列島は30km程度しかないので、十分に視認できる距離なのですが、ご覧の通り吐き気がするような高濃度の大気汚染に包まれています。
正午ごろに上甑島の里港に到着し、ひとまず上甑島の観光地である「長目の浜」を訪れました。
大気汚染が激しいため、何を撮影してもイマイチ。
この日は上甑島の南にあるAコープで晩御飯を購入し、ホテルへチェックインしました。地元のスーパーを訪れるのが旅の楽しみのひとつで、地元のスーパーには地元の文化が凝縮されています。
ホテルは里港の目の前なので、この日は港へ出入りする船を眺めながら、のんびり休憩しました。
夕刻には晴れ間も覗いたりするのですが、相変わらず不安定。
東シナ海らしい天気と言えば、確かにそうなのですが厄介です。
でも翌日は大気汚染が去るため、撮影チャンスのハズです。
この日は早めに就寝しました。
[ 続く ]
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