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九州新緑の旅1/3 熊本城

新緑を撮影するため、ぶらっと熊本城へ出かけてきました。
もともとは九州中部を横断して、山間部の新緑を撮影する予定だったのですが、初日の天候が結構な雨天。
いや、雨だけならむしろ新緑が映えてそれほど問題ではないのですが、中韓からかなり高濃度の大気汚染が押し寄せていて、どうにもならないレベルだったので、予定を変更して熊本城へ行くことにしました。

PM2.5の予報を見ると昼過ぎまでかなりの大気汚染に覆われるとのことで、このレベルになると自然風景の撮影はムリです。
何をどうやっても、まあまあ汚い風景しか写りません。

こんな時は気分を変えて、いつもは撮影しないようなものを対象にし、気楽に観光気分でうろつくことにしています。
どうにもならないことに固執してもロクなことになりません。
「まぁいっか」と周囲の状況を受け入れることによって、新たなインスピレーションが湧いてくるというものです。
ほんまかいな。

熊本城はご存じの通り2016年に熊本地震で被災しました。
衝撃的なほど、かなりぶっ壊れました。
私の娘も当時熊本にいたため被災し、その時の記憶は鮮明に覚えています。
現在も熊本県内のあちこちにその爪痕が残っていて、熊本城もそのひとつであり、完全に復旧するまで30年を要すると言われています。
私が九州の人たちを尊敬するのは、先ほどの「まぁいっか」の精神が隅々まで行き渡っていて、みんなで状況を柔軟に受け入れながら頑張っているところです。執着しない。だからどんどん前へ進む。
文句ばかり言っていても何も始まらない、それは誰でも理解できるのですが、それを実際に行動に反映させることが出来る人たちは素晴らしいと思います。
九州の人たち、とりわけ中南部の人たちは、その力をたくさん持っているのです。私が九州に惚れ込んでいる理由のひとつです。

さて熊本城へ行ってみると、戦国衣装のスタッフの方が案内とおもてなしをしていました。たぶん、「熊本城おもてなし武将隊」の方かな。
普段は滅多に人物撮影をしない私ですが、雨がざーざー降っている中で大気汚染まみれの風景を撮影してもしょうがないので、御二人に声をかけてSNSへの掲載許可を頂き、撮影させていただきました。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO

いやぁ、絵になるなぁ!!素晴らしい。
快く応じていただき、本当にありがとうございました。

御二人のお陰で雨で沈みがちな気持ちも吹き飛んで、大満足で熊本城の観光を楽しめました。
人の力は素晴らしいなぁ。

2/3へ続く。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO
くまもんポート八代にて
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO
遠景は天草諸島
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
LAOWA Argus 18mm F0.95 MFT APO


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