さて引き続き日米共同訓練です。
この日は土砂降りの翌日、この冬、最も大気が澄んだ日でした。
今回はテレコンを外してM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISを持ち込んでみましたが、やはり画質差はほぼ無いと考えて良いと思います。
区別つきません。
延々とレンズテストをこなしてきたわけですが、テレコン有りと無しの最大の差は、レンズの明るさです。
テレコンMC-14を付けると１段分暗くなる、これが最大のデメリットであり、テレコンMC-14を付けると換算1120mmまで撮影できる、これが最大のメリットです。

個人的な見解としてMC-14はつけっぱなしのほうが、トータルとして扱いやすいと感じることが多かったです。
もちろんこれは全ての撮影日が天候に恵まれたお陰で、１段分暗くなるというデメリットが相殺されたためです。
テレコンのMC-14は、オリンパスなのでもちろん防塵防滴に対応していますが、冬の雨天ともなればかなり空は暗くなりシャッター速度も急激に落ちてきますので、テレコンのデメリットが大きくなるでしょう。

この日は土砂降りの雨あがり直後なのですが、空の雲の様子が目まぐるしく変化し、晴れたかと思うと山沿いが雨で真っ暗だったり、ずっと曇ったり、なかなか難しい日でした。

そしてようやくやって来たF-35。

とんでもないところに国旗を描きこんで、出オチで笑かしにかかってきました。さすが米軍。いいセンス。
このままSTOLモードでUFOのごとくゆっくりと目の前を通過し、着陸していきました。気が利いてるよなぁ。

それにしても相変わらず黒い。順光でも厳しい。
最新の特殊塗料に、特殊なキャノピーの色、大気汚染が無かったためと、雲による変化でちょうど太陽からの直射光が緩んで間接光が生きたため、まるでプラモデルかＣＧのように撮影できました。

面白かった。