愛、賞賛、感謝、決意について - イメソン界隈の最果てから

この記事は『Vtuber音楽周りの人々 Advent Calendar 2018』 http://adventar.org/calendars/3348 20日目のエントリです

初めましての方が圧倒的に多いですよね、初めまして。作曲をしておりますsinkと申します。好きな夕陽はリリです。よろしくお願いします。

御縁があって(勝手に)この素晴らしい企画に参加させて頂きました。イメソン周りの大御所の方々に囲まれてガッタガタに震えておりますが、精一杯思いを伝えてみようと思います。

如何せん文章を簡潔に纏める能力が著しく欠如しているため、ちょっとボリュームがでかくなるので以下の4つのトピックに分けようと思います。1番目のやつとかは正直グッダグダな自分語りでしかないのでぜんぜん飛ばして頂いて大丈夫です。3番目の記事だけ液晶画面が擦り切れるほど見て下さい。

1 - VTuberとイメソン文化との出会いについて
2 - 拙作『仮想未来とユートピア(beta ver.)』の話
3 - おすすめの2434イメソン紹介コーナー
4 - 総括と今後のこと・目標など

1-VTuberとイメソン文化との出会いについて

今年頭くらいにバーチャルYouTuberというコンテンツの存在を知り、そこから輝夜月ちゃんやミライアカリちゃんの動画を見始めたのが全ての始まりでした。

あんまり明るくない話であれなんですが、実は同時期に当時勤めてた会社でちょっと精神病んじゃって、転職活動しなきゃいけなくなったんですよね。無事に成功して今は新しい職場でバチクソ平和にやってるんですが、辞める直前は療養って形でずーーーっと家で死んだように過ごしてて。

そのタイミングに知ったのが我らがにじさんじの月ノ美兎ちゃんの10分動画だったり。

親の顔よりループした10分間。

最初は「顔と声が好き」っていう性癖直結みてえな理由で見始めたんですが、いくつかの動画・配信を見るうちにその唯一無二のキャラクター性、バチバチに洗練された企画力に惹かれて、気付けばどのVTuberよりもはまってました。
へえー「にじさんじ」っていうグループがあんのかー、他のライバーも見てみよっかなー、あー前見たあの子とコラボしてるやん、あーみんな推せる。リリちゃん好き。みんな好き。いわいわいわ。そんな生活。

まさか転職までの準備(ニート)期間の暇潰しに見てたものにここまでどっぷり嵌まることになるとは思ってなかったです。

こうやって物の見事にVTuberの(殊、にじさんじの)おたくが出来上がっていくんですが、一応作曲者の端くれなので音楽で何かしらこの文化に関わってみたいっていう思いは当初からあったんですよね。

そんなわけでイメソン文化との出会いの話に移るんですが、一番大きなきっかけになったのは去る9月下旬に開催されたにじさんじオンリーイベント『にじそうさく』でした。

当時はまだにじさんじライバーのイメソンといえば実はMoon!!とMapleDancerあたりしかちゃんと聴いてなくて、前日に「あ、音楽系サークルもあるやん、確認しとこ」みたいなノリでニコ動でイメソン関連のXFD漁ってたんですが、

「えっっっっっっっ最後の曲やっっっっっっっっっっっっっっっっっっxば」

今も僕の中で割と伝説的な位置づけになってるイメソン集「Moonside-にじのおと-」ですがそのラストを飾るトラック「スターチスの咲く頃に」をここで初めて知って、かなり衝撃を受けて。もう僕はここでやっていきたい、推しに強い曲を書きたい、っていう決意が滾ってました。

イベント当日はもうそれはそれはにじさんじファンでごった返してて、当日急遽3部制入場、僕は第2部で入ったんですが見事に焼け野原で一番の目当てだった「Moonside-にじのおと-」も当然完売してて(後日DL販売で購入しました)ちょっと悔しい思いをしたのと同時に、イメソンを含めにじさんじ周りの二次創作全般の活気・勢いに圧倒された一日になりました。エンタメ経済圏加速しやがって!!!

そしてイベント閉幕後間もなく、なんと『第2回にじそうさく』開催決定の告知ツイートが。秒でサークル参加&イメソン集制作を決意。

…って感じで他にもいろいろ言いたいことはあるんですが御託はそろそろあれなんで次の章に移ります。お待たせしました。こっからが本題となります。

2 - 拙作『仮想未来とユートピア(beta ver.)』の話

僕が現時点で唯一公開してるにじさんじイメソン(のようなもの)についての話です。語りだしたらほんとにキリがないので要点だけ。

「short ver.」じゃなくて「beta ver.」って注釈入れてるのは特に深い意味はありません。ただ、「そのうち絶対フル作るから期待しててくれよな!ピィーッス✌」っていう思いは込められてるはずです。

意識したのはこのへん。

イメソンっていうもの自体が初の試みだったんで歌詞にめちゃくちゃ試行錯誤しました。「まだ寝なーい」「未来ディストピア説」「(好きな花は)アネモネ」とかの夕陽リリさんの印象的な発言と彼女に対する自分なりの解釈をごちゃ混ぜにしながら短文をちょっとずつ作って、同時にギターでコードをジャカジャカ鳴らしつつ歌メロを考えながらその歌詞をあてがっていく、みたいに作ってました。

あと、僕は曲作るときサビの最初の一言になるべく強めの、曲全体の印象付けになりえるような歌詞を持ってくるように意識してるんですよね(曲タイトルをそのままサビ1発目の歌詞にすることも)。今回でいうと「凛々しく輝く夕陽が 君の涙に反射する」っていう詞になります。いつかのrrmgオフライン配信でリリちゃんが未来に帰るのが寂しすぎて泣いちゃうむぎちゃんがエモすぎて感情が爆発したのでなんとかして歌詞に起こしたい思いがありました。rrmgは真実。rrmg以外は地雷。

他にも「誇大妄想」って歌詞が「古代」とかかってたりとか、割とうまいこと思いついたなーと思ってます。意識して上手いイメソンの歌詞作れる方みんなすごい。

後述しますが、この曲のフル含めいろんなライバーのイメソンを画策中なのでお楽しみに…!精一杯やらせて頂きます。

3 - おすすめの2434イメソン紹介コーナー

僕をイメソンの道に導いてくださった偉大な先人の方々による素晴らしい作品を5曲紹介させて頂こうと思います。好きです。
(以下、語彙力が死んだおたくの怪文書)

夕陽リリイメージソング「スターチスの咲く頃に」 --- かずぺそ様

僕がイメソンを作りたいと思うダイレクトなきっかけとなった1曲。

最初から最後まで1音1音余すところなくかっこいいんですが、とにかく間奏のギターリフが衝撃的。しかもサウンドがめちゃくちゃいい。
ライブで聴いたら絶対気持ちいいだろうなあ。エモい。エモの塊。好き。

花のように Full ver 【森中花咲イメージソング】 --- かずぺそ様

同じくかずぺそさんのかざちゃん曲。

あどけない歌詞とバチバチにかっこいいバンドサウンドのギャップがめちゃくちゃに刺さります。サビの44m36進行が激エモです。好き。
ここでは語り尽くせないほどすこすこポイントがいっぱいある大名曲。

【にじさんじ】『Rin-ne』【静 凛イメージソング】 --- ehara様

ハイゲインなギターサウンドが印象的な和ロック。

eharaさんの曲はどれもギターの音がすごく良いんですよね。「楓色の向こう」とかもめちゃくちゃ泣かせにくるサウンドをしてると思います。
先述のイメソン集「Moonside-にじのおと-」の1曲目に同曲のfull版が収録されてるんですけど、ギターソロがバチボコにかっこいいんですよね。特にラスサビ直後のアーミング。僕は泣きました。好きです。

歌詞もかなりウィットに富んだ表現で作り込まれてて、しずりん愛を感じます。

【樋口楓イメージソング】Summermagic --- Senaru様

Senaruさんの曲どれもほんとに良いんですがその中でも特に推していきたい1曲。

第1回にじそうさくで頒布されたイメソン集「WATAKUSHI IN MY HEAD」にも収録されています。

氏の他の曲でも共通してるんですが、でろーんやJK組の「青春!!!!!」って感じがカンストしててめちゃくちゃいいんですよね。元気さの中にほんのりノスタルジーな感じを醸し出してるのもまた魅力だと思います。
あとサビの転調の仕方が激エモい。好き。

【にじさんじ】ダメダメガチ恋full【家長むぎ・イメージソング】 --- roki様

むぎ、好きだ。




聴いてる最中ずっとそんな思いが込み上げてきて溢れそうになる、そんな1曲。

歌詞は言わずもがななんですがギターとシンセの絡みが織りなす浮遊感と軽快な4つ打ちドラムがかなりツボです。
「キャラクターの魅力を表現する」点では他のどのイメソンより秀でてる曲だと思ってます。好き。

4 - 総括と今後のこと・目標など

最初の方にも書いたんですが、今年入ってから職場変わったり、VTuberにはまったり、イメソン作ろうと思ったり、本当に『良い変化』にたくさん恵まれた1年でした。

作曲活動の方が前述のこともあってなかなかモチベーションが回復せず、しばらく本気で悩んでたんですが、そんな状態から僕を救ってくれたのがイメソン勢の先人の皆様でした。

なんかもう僕が一方的に感謝を述べる流れになってるんですが、もしかしたらこの記事を読んでくださっているかもしれない、素晴らしいイメソンを作り出してきた作曲者の皆様に最大限の賞賛と感謝の気持ちを送りたいです。

素晴らしい楽曲達を、文化を、作り出してくれて本当にありがとうございます。

いつか自分も同じ舞台に立って、この文化を、界隈を盛り上げていきたい。自分の中にそういった熱意は確実にあると自負しているので、「推しにつよつよな曲を書く」というアウトプットをバシバシに発信していければと思います。頑張ります。

第2回にじそうさく、来年のGWあたりに開催が予定されてるはずです。
出します。イメソン集。4~5曲くらいは作れるんじゃないでしょうか。ご期待ください。

意図しないレベルに着地がクソザコだったんですがこの辺で締めさせて頂きます。ここまで読んで頂き本当にありがとうございました!!!


 - おまけ - 

ちょっと前に作ってたものです。

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