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頭大仏とラベンダー

みなさんこんにちは。
紅里です。

今日は頭大仏です。

なにそれ?と思われる方も多いかもしれません。札幌市真駒内にある滝野霊園にそれはあります。

手掛けたのは建築家、安藤忠雄氏。
開園30周年記念事業として2016年に完成したそうです。

頭大仏、そう呼ばれるのはこの光景のためです。

ラベンダーの丘から頭だけがひょっこり。
何とも不思議かつ斬新!

既存の大きな大仏をコンクリートで形成したラベンダーの丘で覆うという大胆な構成で、ランドスケープのような景観を作り出しているんです。

ラベンダーは少し早かったな。
もう少し先なら丘一面紫に覆われていただろうに。
では頭大仏に近づいてみましょう。

頭大仏へと続くアプローチ。
真ん中に大仏の頭が見えますよね?

まっすぐ歩いて行くと水庭が現れます。
今は花参道が架けられていました。

ぐるっと迂回する 黄色いのが花参道

アプローチ空間の途中にある「水庭」には、結界の意味が込められている。

この水庭の壁沿いを迂回するように進んでいくことで、日常から非日常へ気持ちを切り替えてもらうことが狙いであるそう。

すごく神聖な心持ちになる。
とにかく美しい。

さらに奥に進む。

40mに及ぶ薄暗いトンネル。
冷やっとした空気にかわり、奥が明るく照らされている。
お顔はまだ見えない。
否が応でも期待が膨らむ。

椅子に座って拝顔できる

トンネルを抜けると、天井に大きな穴の開いた円形広場に出る。

上部が13.7m、底部が27.0m、角度が60度の円錐台の壁で囲われた広場。
そこに大仏様はいらした。

おお〜。
なんて神々しい!

下から見上げる大仏様は青空に照らされてまるで異空間にいるみたい!

ぐるっと回ることもできる。

360°神々しい大仏様を眺め、静かな感動…。
心が洗われる〜…。


大仏様を拝顔し清々しい気持ちで帰宅と思うでしょ?

ここにはまだ見所があるのです。

それはまた明日。

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