リストラーズとは、ナウいヤングにバカ受けな昭和の名曲を、イケイケ・ノリノリに歌って踊る、ガラスの四十代(※)のメンバー六人で構成された、ダンスアカペラユニット。※昭和99年現在
(リストラーズ公式HPより引用)

　リストラーズを、あまりご存じでない方が私のページを目にされることは少ないかもしれませんが、可能性はゼロではないので、ご紹介させていただきます。

　もし、リストラーズに少しでも興味を持っていただけたのであれば、まずお勧めしたいのが、在宅勤務動画です。

　在宅勤務動画は、メンバーの一人が海外赴任になったということと、世界規模の感染症の流行により、LIVEなど対面でのパフォーマンスが困難になったため、始められたビデオ会議風の動画です。

　初めて、リストラーズをご覧になられたら、まずメンバーの区別がつかないことかと思います。
　我が息子もリストラーズを見て、同じ人が二、三人いると言っていました。(基本的には同じ人はいません。例外はありますが、それはまた機会があれば。)

　LIVE動画では、六人は舞台上で動き回ります。
　毎回、同じフォーメーションとも限らないので、見分けるのに疲れてしまって、動画に集中できないもしれません。(それはそれでそういう楽しみ方もあると思います。)

　在宅勤務動画では、最初にメンバーのパートと名前が表示されます。

　リストラーズは、楽曲によってリードボーカルが変わります。
　歌声は、それぞれに個性がありますが、顔と声が一致するまでは、この表示はとても心強い見方になるでしょう。

　一人一人の顔も、しっかりと見れるので、動画を観ている間にゆっくりと贔屓のメンバーを見つけていただけるようになっています。
　

　もちろん、
　無理に一人に絞らなくても、問題ありません。
　覚えられなくても、問題ありません。
　メガネをかけたスーツのおじさんを応援していただければ、問題ありません。

　さて、前置きが長くなりましたが、その在宅勤務動画の中でも、お勧めしたいのが、お嫁サンバ。
　あのヒロミゴーの名曲、お嫁サンバです。

　まず、振り付けが楽しい。覚えやすい。
　在宅勤務の動画の振り付けは、上半身を中心としたものが多いので、ご近所迷惑も気にせず練習ができます。

　カラオケなどで盛り上がるもよし。
　ラジオ体操的に取り入れるもよし。

　お勧めは、♪あー、それが大事だよ♪　で出現する、脇フミフミダンスです。
　画面に近付いてくれるので、顔を覚えるのにも打ってつけです。

　この楽曲に限ったことではありませんが、同じ振り付けでも、六人六様の振り付けなので、日替わりで真似する人を変えてみるのも楽しいかもしれません。

　芯の部分の歌声も間違いはありません。

　蕾のままでもいいよと守るように、大輪の花を咲かせて、魅せつけてほしいと願うかのように、繊細でドラマチックなコーラス隊。

　口の中に、小さなドラムやベースがセッティングされていて、それを小さなおじさんが演奏しているのではと思わせるほどのリズム隊。

　そして、指の先まで美しく、情緒のある仕草に加えて、大人の色気とはこういうことだと思い知らせてくる甘い甘いリードボーカル。

　何度も観ても新鮮な気持ちで楽しめる、中毒性のある動画です。
　

　私自身もまだファン歴は浅く、深い解釈ができているわけではありませんが、自分がいいと思ったものをお勧めしたくなるのがおばさんの性です。

　もし、私のようにリストラーズを、楽しんでいただける人がいらっしゃれば、幸いです。

　もしよろしければ、楽しんでください。
　一緒に楽しみましょう。どうぞ。