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Happybirthday!!!チャマ

10月9日は、私の血液といっても等しいくらいの存在「BUMP OF CHICKEN」のベース・チャマこと直井由文さんの43歳の誕生日である。いろいろあったチャマだけど、チャマがチャマらしく居られる場所に戻ってこられて良かったなと思ってます。(個人的には、呟きが業務的になっちゃったことに寂しさは感じてる。)

さて、芸能人の誕生日は、大概「○○生誕祭」的な「ハッシュタグ」がトレンドワード入りするので、愛情深いオタクの愛情の具現化を見に、そのワードで検索を掛けている。その人自体に興味がなくとも、一通り眺めてみるくらいにはミーハーだし、人のオタク性を見るのが好きだ。

それは、好きな人の誕生日なら尚更で、愛情こもったイラストや文章を見るにつけ幸せな気分になっている。ポジティブな愛情は、それだけで人を幸せにするよななんて、毎回素直に感心してしまう。

私もそんな心持ちで、この文章をつづっています。誰かにそれが少しでも伝わったら、幸せです。

ただ、私には素敵な絵がかける訳でも、魅力的な言葉が紡げるわけでもないので、チャマの誕生日を祝うにふさわしい曲を2曲紹介します。

1曲目は、「HAPPY」。

BUMP OF CHICKENの誕生日ソングと言ってもいいのではないでょうか。ただ、「誕生日ソング」というよりは、「幸せの生まれる日」の話ではあります。藤くんなりの幸せソングです。この曲の最大の魅力は、藤くんに無料かつ合法的に「Happybirthday」って言ってもらえること!

…という(本気の)冗談は置いといて、この曲の魅力は、二項対立で紡がれる世界の苦さと優しさですね。連続性と断続性を持った言葉たちが、「生きる」ということを表現しています。

どの歌詞も素晴らしいのだけど、私が印象的なのは最後のフレーズ。

消えない悲しみがあるなら 
生き続ける意味だってあるだろう
どうせいつか終わる旅を 
僕と一緒に歌おう

「幸せに生きよう」と言わずに、「消えない悲しみも抱いたまま、一緒に生きていこう」と紡ぐ優しさよ…。「どうせいつか終わる旅」と生死を軽やかに表現しているのも魅力。BUMPの曲には、死生観が現れる曲もチラホラあるのだけれども、どれも、
「どうせ死ぬんだから、失敗してでも精一杯生きてやろうぜ」という強く生きられない"弱者"への優しさがあって、それがどうしようもなく愛しいのです。単純に肯定も否定もしない優しさが、大好きです。

続いては、2曲目「彼女と星の椅子」。

『ハルジオン』に収録されているカップリングで、チャマと藤くんが作詞・作曲した曲です。

この曲は、スターを夢見る「彼女」の、スターに対する葛藤と嫉妬と憧れが詰まっています。私はこの歌詞の「彼女」にすごく共感するのだけれども、この歌詞を見れば見るほど、「チャマの藤くんへの感情」に感じて仕方ない。
カリスマ的な相手が近くにいると、周囲の人間は尊敬とともにやっぱり嫉妬もする。それは当然の感情だし、あんなスター(それも自分が好きな相手)がいたらいじけたくなる。

そういうちょっとゴツゴツとした感情が素直な言葉で綴られていて、チャマって自分に自信がなくて、真っ直ぐで素直な人だなぁと強く感じたし、チャマのことがより好きになったのを覚えている。

藤くんが制作の段階でどのくらいリメイクしているか分からないけれど、恐らく、「彼女もまた輝いている」というような意味を付け加えたのは藤くんなんじゃないかな。そういう関係性の「友達」に出会えて、チャマは幸せだなと思う。チャマがチャマらしく生きれたら本望なので、まぁいろいろあると思うけど、楽しく生きて欲しいなと強く思います。


…というわけで?!、誕生日メッセージと言いつつ、自分語りになってしまいましたが(笑)、これからもBUMPのことは好きであり続けると思うし、BUMPの周回軌道上に私はいます。

チャマ、本当に生まれてくれて、BUMPになってくれて、BUMPで居てくれてありがとう。そんな重めな言葉を残し、記事を終わります(笑)

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