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Ever lasting Love

 私が中学生の頃から変わらず応援しているバンド、BUMP OF CHICKENが25周年の今日、「flare」という新曲をアップした。

 「flare」は色々な意味を内包している。「炎上した」彼に向けて(も)歌われた歌なのかなというのが、色濃くて、ただただ愛を感じた。響く救難信号を受け取ってくれる相手がいるチャマは幸せ者だなと思った。
歌詞を分析しようと思ったけれど、分析するまでもないほど「そのままの言葉」で語られているので、分析しようがなかった。これは「愛のうた」だとしか言いようがない。

flare
自動
1〔炎が明るくゆらゆらと〕燃える、燃え上がる
2〔炎が〕突然[パッと]燃え上がる
3〔悪い事などが〕再発する、再燃する
4広がる、大きく開く
5感情が爆発する、突然怒りだす
他動
1〔炎を〕突然燃え上がらせる
2〔信号灯で人に〕救助を求める
3〔油田で不要なガスを〕燃やす

1〔発煙筒などの〕突然出る光[炎]
2発煙筒、閃光[照明]弾
3揺らめく[不安定な]炎
4〔スカートなどの〕フレア◆広がりのある開口部分。
5〔写真の〕フレア◆写ってしまう不要な光のことで、通例レンズ内部で反射したもの。
6〔怒りなどの感情の〕爆発
7〔油田の〕フレア◆石油産出に際して出てくる不要なガスを燃やす装置またはその炎。
8《病理》炎症
9《野球》ポテンヒット
10《アメフト》〔バックへの〕ショート・パス
11《軍事》フレア◆赤外線誘導の兵器を惑わすために使うおとりの熱源
12フレア◆ブレイクダンスの動作の一つ。地面で、鞍馬の演技のような動作をする。
〈英〉→ flare pants
もう一度起き上がるには やっぱり
どうしたって少しは無理しなきゃいけないな
一人じゃないと呟いてみても
感じる痛みは一人のもの
自分にしか出来ない事ってなんだろう
終わったって気づかれないような こんな日々を
明日に繋ぐ事はせめて
繰り返すだけでも繰り返すよ
何が許せないの 何を許されたいの
いつか終わる小さな灯火
今 世界のどこかで 青に変わった信号
飛び跳ねて音立てたコイン 溜息 廻る車輪
誰も知らない 命の騒めき 目を閉じて ひと粒
どこにいたんだよ ここにいるんだよ
ちゃんと ずっと

何回もお祈りしたよ 願い事
どうしたって叶わなくて 諦めてしまった
忘れやしないけど思い出しもしない事
あたなのための月が見えるよ
昨夜 全然眠れないまま 耐えた事
かけらも覚えていないような顔で歩く
ショーウインドウに映る よく知った顔を
一人にしないように 並んで歩く
何か探していたの そして失くしてきたの
細かく歌う小さな灯火

巨大な星のどこかで いくつの傷を抱えても
どんな落とし物しても 全部 塗り潰す朝
また目を覚ます 孤独の騒めき 落とさない ひと粒
壊れた心でも 悲しいのは 笑えるから
どれほど弱くても 燃え続ける小さな灯火

また 世界のどこかで 青に変わった信号
拾われず転がるコイン 瞬き オーケストラ
黙ったまま 叫んだ騒めき 落とさないひと粒
壊れた心でも息をしたがる体

鼓動が星の数ほど 混ざって避けあって行き交って
迷路みたいな交差点 大丈夫 渡れるよ
誰も知らない 命の騒めき 失くさない ひと粒
どこにいるんだよ ここにいたんだよ
ちゃんと ずっと ちゃんと ずっと

4つ置かれたマイクスタンドを見て、
死ぬほど愛されてるなぁ、チャマ……と思った。
これだけの友情、いや、「愛」に包まれてるのは、純粋に羨ましいなと思った。

そんなことを思った夜だった。

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