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戦いと分かち合い【ありのまんまでいいじゃない vol.7】

僕には友達と呼んでいいのか分からない不思議な人がいる。
大学時代の同期で遊んだ回数も喋った回数も決して多くないが2.3年に一回ふとしたタイミングで出逢い物凄い深さで10時間くらい会話をして別れる。
また次のタイミングが来るまで一切連絡は取らなくなるんだけど、ふとした時にまた出逢うんだ。

彼と出会うといつもの僕はいかに言葉を相手に伝わりやすいように加工しているかが分かる。
僕と彼はありがたいことに頭の回転数が同じくらいで、想像力の規模も近いから、途中からお互い言葉の調整がいらなくなってものすごい深淵で2人きりで話している気持ちになるんだ。
一緒に旅行しても多分別行動するし、思想も真逆だから友達感は感じにくいのが彼が僕にとって大切な人である由縁だ笑

彼は今戦いの世界に身をおいている。
単純な戦いで一対一で戦ったら僕は彼に100回に3回勝てるかな?くらいだ。
彼は戦うことが得意なんだ。
この日記でよく綴っているが僕は最近分かち合うことに尽力している。もう戦うことをやめることにしたんだ。
ずっと戦ってきたんだけどその結果で手に入れたかったはずのものは何も手に入らなかったし、何よりも幸せをどんどん感じられなくなっていってしまったからね。

そんな僕に対して彼は「意味が分からないし、お前は100%じゃない。」、「言葉の節々に自分が持っている人間だと思っていることが滲み出ている」とんでもなくボロクソに言われた。
彼の言っていることはめちゃくちゃ分かるし、ついこの間までの僕の常識では当たり前のことだった。
だからこそ僕は根底からひっくり返していこうと思うんだ。
勉強もしてみたし、思考もたくさんしてきた。
その結果が今なら根っこが違ったんじゃないか?って考え方だ。
青春革命なんて普段言ってるんだから、こんくらいやらないと僕もあなたもワクワクしないよね笑
こんな感じで思ってることを伝えると彼はニンマリ笑った。
「やっぱりお前面白いわ」
僕も君が面白いと思う。
人は鏡かつ相思相愛だね。

だけど彼は僕の神経をとにかく逆撫でてくるからあまり一緒にいるのはきっとお互いにとって良くない笑
ちょっと言い合いをして、また2年くらい会わない。連絡も普段一切取らない。
こんな感じもいいと思うんだ。
友情っていうのは自由なんだから、どんな友達の形があっても良いと心から思うんだ。

気が合わないからこそ、分かち合える友達と久しぶりにあった話。

読んでくれてありがとう!
僕に興味を持ってくれたら、誰かと分かち合いたくて続けている「宙を走る六等星」の音楽を聴いてほしい‼︎
よろしくねb


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