マガジンのカバー画像

MUSIC from HAMAMATSU

41
運営しているクリエイター

#indiepop

60's西海岸サウンドを瑞々しいインディーポップに仕立てた注目の新人Nite Tides。

ライアン・プールはナッシュビルのプロデューサー/レコーディングエンジニア。高校生時代のアマチュアバンドを除くとプレイヤーではなく、レコーディング技術を学び自らスタジオを構える裏方で活躍してきた人物のようだ。 コロナ渦で活動が停滞し、自らのソロプロジェクトを開始。Nite Tidesと名付けられたプロジェクトは初配信曲となるForever Babyをリリースした。ビーチボーイズを始め60年代米国西海岸のポップミュージックに影響され、インディーポップの瑞々しいアレンジで奏でられ

再生

LAのベッドルームプロジェクトhoneywhipに大注目!

honeywhipは現在2曲のみ発表しているL.A.で活動するベッドルームポッププロジェクト。日本でスタートして、今はL.A.で活動しているという事以外まるでアナウンスされていない謎のユニットです。 しかしながら初めてアップしたこのso obviousの素晴らしいこと! Benny Sings的な職人気質なポップなメロディを、Jacob Ogawaなど今時なチル〜Lo-Fiポップな味付けで奏でる楽曲に1曲で虜になってしまいました。 これからも注目していきたい人(たち?)ですね。

Ping Pong Clubの新曲はUKインディー美味しいとこどり楽曲。

Ping Pong Clubはインドネシアのインディーポップバンド。初期には同じく同郷で日本でも人気のポップバンドikkubaruのMuhammad Iqbalもサポートメンバーとして在籍したことで日本でもインディーポップ好きの間に知られる。 今回Ping Pong Clubがリリースしたシングル「Crystalline」がめちゃくちゃ良い。元々Painsあたりに触発されたキラキラした音色のインディーポップだったけれども、今回はグッと骨太に。New Orderなどのポストパ

ネクスト・ビリー・アイリッシュ? Sophie Meiersがいよいよ本格始動。

Clairoとともにアメリカのベッドルームポップ/ガールズコミュニティを牽引してきたSophie Meiersがいよいよ本格始動してきたようだ。ソニー・ミュージックエンタテインメント所属になり、期待されるデビューアルバム「GUTTERGIRL」より先行配信リリースおよびミュージックビデオが公開された。 作曲、トラックメイク、はたまたCINEMA 4Dを使った3D映像まで自作でこなすマルチな才能なベッドルームポップシンガーである彼女だが、今作ではよりメジャー志向で広く魅力が伝

沖野俊太郎のニューシングルVisions Of Your SleepのMVが公開

90年代日本を代表するマッドチェスター/シューゲイザーバンドVenus Peterのフロントマン沖野俊太郎さんの最新シングル「Visions Of Your Sleep」のMVが公開されました。 ここ最近の沖野さんは自身のルーツにストレートに向き合った新作をコンスタントに発表していますが、今回の新作ではローファイポップ、サイケポップといったインディートレンドを取り入れながら、自身のルーツであるシューゲイザーを2019年のサウンドにアップデートしています。聴いててとにかく気持

Drahlaはポストパンク、オルタナティブの格好いいとこ全部詰めこんだ最高のバンド。

イギリスはリーズから登場した注目のポストパンクバンドDrahlaがブルックリンのCaptured Tracksからデビューアルバム「Useless Coordinates」をリリースしました。 僕らおじさん世代には真っ先にソニック・ユースの名前が思い出されるサウンドですが、さらにはニューヨークのノーウェイヴのバンドたちの面影も匂わせます。サックスなども入るとまさに。 これは音楽界隈のみならずファッション業界からもラブコールがかかってきそうな人気出ること間違いないバンドです

HarlanはSnail Mailに続くガールズインディー期待の新人。

Harlanはメンフィスを拠点に活動するハーラン・ハットンによるソロ名義です。最近90年代オルタナティブロックを影響を受けた若い世代のバンドやミュージシャンが少しずつ増えていますが、このHarlanもこの流れに拍車をかける気がします。サミラ・ウィンターによるドリームポップユニットWinterもここ1年ほどダイナソーJr.などダイナミックなオルタナロックを強く思わすサウンドへ転身し、ライブバンドとしての魅力をより増しています。一方 Snail Mailなどの成功により今このジャ

オーストラリアはメルボルンの3ピースSwanzi Goldが面白い

Swanzi Goldはオーストラリア・メルボルンのResearch Recordsからデビューした3ピースバンド。3人のソングライターがそれぞれの曲を持ち寄るスタイルです。最近のインディーミュージックトレンドから遠く離れガレージ、サイケ、サーフミュージック、アメリカンポップス、エキゾチックとにかく色んなジャンルを混ぜ独自の胡散臭いサウンドに仕上がっています(褒め言葉)。 まずはShapeshifting。60年風のガレージサーフながら、無機質なドラムマシーンを使用すること

アトランタのSSW、Faye Websterが新しいMVを公開。

アトランタを拠点に活動するSSW、Faye Websterが新しいMVを公開しました。今回はハワイアンな雰囲気も感じるクラシカルなポップスを展開しています。とはいえ元々Faye Websterのこれまでの楽曲もスライドギターの音色が印象的に使われているので違和感はありませんね。それにしても前回同様映像の鮮やかな差し色、アイデアが本当に素敵です。

ブルックリンのインディー再注目株Barrieが新しいミュージックビデオを公開。

今一番注目しているNYのバンドBarrieが新しいミュージックビデオを公開しました。Lemon TwingsやKevin Krauterを見いだしたレーベルwinspearから5月に待望のLPも発売されます。 2010年代後半のインディーサウンドの方向を変えたWhitneyに通じるアメリカーナ的クラシカルなポップス、Men I Trustなどインディーダンス的要素、今のインディーの良いところをギュッと凝縮したようなバンドです。今年の再注目株インディーバンドだと個人的には思っ

L.A.のパステルR&BシンガーDenyahが新曲を発表。

Pastel R&Bの元祖Denyahによる最新曲がSpotifyに発表されました。今回はいい感じのサイケ感も加わり、いわゆるLo-fiヒップホップ的な音作りも相成ってかなり僕好みの音になっています。

マンチェスターのDarcieはUKインディーソウルシーン要注目の男女デュオ。

マンチェスターをホームに活躍するLo-FiソウルポップデュオDarcieが新曲Mangoを発表しました。Rex Orange CountyやTom Misch、Jorja Smithの登場で活気づくイギリスのインディーソウルシーンですが、彼らもまた今年注目すべきアーティストです。 この手の音楽で男女デュオは珍しいなと思うのですが、2人の声が重なるところは何とも美しいですね。日本でも人気が出そうです。

Jonas HibikiはKings Of Convenienceを生んだノルウェー・ベンゲンのポップ遺伝子を継ぐ注目の新人SSW。

Boy Pabloの登場で少し注目を浴びたノルウェーのポップシーンですが、注目のアーティストが登場しました。ベルゲンを中心に活躍する21歳のJonas Hibikiです。ベンゲンといえば日本でも人気の男性ポップデュオKings of Convenienceのホームグラウンドとしても知られる都市ですね。Jonas Hibikiもそんなポップなフィーリングを持ったシンガソングライターです。そしてチルウェイヴ、Lo-Fiヒップホップ以降の感覚を持ったベッドルームポップです。Casi

福岡在住の高校生、次世代カルチャーアイコンMANONの新作MV

MANONは福岡在住の高校生。アソビシステムに所属し、昨年発表した1stアルバムではイギリスのKero Kero Bonitoとコラボ曲を発表したり注目を集める次世代カルチャーアイコンです。 また、最近では同じく福岡の高校生Mega ShinnosukeをリリースしたレーベルHazelオーナー、あるいはMADE IN HEPBURNのメンバーとしても知られるマネー野村氏がディレクターを務めるラジオ番組「Teenage Peeps」のパーソナリティとしても活躍しています。