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デザインノート

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DORP INSPIRATION 2020と共に少し立ち寄りたい浜松スポット(見る買う編)。

DORPのついでに浜松らしい場所に寄っていただけるよう浜松駅から徒歩圏内でオススメスポット〈見る食べる〉編です。〈食べる〉編はこちら。google mapの緑が見る買う編です。 見る買う❶ KAGIYAビル 浜松のクリエイティブの象徴的なリノベーションビル。1階に浜松内外のクリエイターによるシェアショップNEW SHOP、2階には写真家・若木信吾さんの写真集専門書店BOOKS AND PRINTS。その他にもライブハウス・キルヒヘア、浜松の誇る建築ユニット403archi

DORP INSPIRATION 2020と共に少し立ち寄りたい浜松スポット(食べる編)。

2月9日、浜松鴨江アートセンターで開催されるデザインカンファレンスDORP INSPIRATION 2020ですが、沢山のお申し込みをいただいてありがたい限りです。予想のほか浜松市外、東京や名古屋からの方も多く申し込みいただいており驚いております。そこでDORPのついでに浜松らしい場所に寄っていただけるよう浜松駅から徒歩圏内でオススメスポットを紹介してみます。まずは〈食べる〉編です。google mapの赤が食べる編です。 食べる❶ 手打ち蕎麦naru 〈ランチでもディナー

イラストレーションでの表現はまだまだ可能性がある。

昨年PIE BOOKSから発売された「心おどるイラスト×伝わるデザイン」という本があります。サイフォン・グラフィカの仕事も掲載させていただいたので、もちろんチェックしたのですが、この本は、実に2020年現在のイラストレーションをみごとに捉えているなと思いました。 ギフトスイーツのパッケージにおけるイラストレーションの価値の向上。アニメ絵から派生したいわゆる萌え絵ではないpixiv系のイラストレーターの一般市場での躍進。誌面や画面以外にも店舗やホテルなどの空間にイラストレーシ

90年代、ニュージーランドのコーヒー文化の記録

豊橋市の自家焙煎カフェAPOLLO COFFEE WORKSが10周年を迎えた。アポロさんを僕が最初に訪れたのは2010年だったと思うので、おそらくオープンして半年くらいの頃なのだと思う。名古屋から豊橋に帰ってしばらくの頃、なかなか好みのコーヒー屋が豊橋に無いなと思っていたところ、ちょっとした偶然で知り当時あまり日本に馴染みの無かったニュージーランドスタイルのカフェにはまってしまった。ちょっとした偶然というのは、カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュの堀内隆志さんが雑誌の連載でアポ

DORPが描く浜松のクリエイティブの未来。

2013年に発足したデザイナー・オープン・リソース・プロジェクト(以下DORP)は、浜松に関わりのあるデザイナーに焦点をあて、その持てる力を引き出すためのプロジェクトです。浜松で個で活動する点在するデザイナーたちを結ぶことでより広く大きく創造分野の活性化が図れるのではないか、という発想でした。Webデザイナーの鈴木力哉、編集者の大杉晃弘、そして僕、グラフィックデザイナーの宮下ヨシヲの3人で始めました。 2014年には浜松で活動するデザイナーにインタビューをした冊子.SOUR

豊橋の薄れゆく喫茶店の記憶を遺す。

2011年に祖父が亡くなった。翌2012年に祖父宅を取り壊すことになり、残されていたままになっていた遺品の整理をした。祖父は新聞のスクラップが趣味だったり、お店の紙袋や包装紙を大切に保管する人であった。もちろん祖父がそれらを保管してることは知っていたが、家を取り壊す段階で段ボールに入ったそれらの膨大な量に親族である僕らは驚いた。 1971年に建てられた祖父宅は41年後にその役割を終えた。 残された紙ものコレクションの中に段ボール3箱分くらいのマッチ箱があった。恐らく喫茶店

人気イラストレーターのアニメーション作品

ちゃんと検証しているわけではないので、単なる僕の肌感覚ですが、ここ数年イラストレーション、イラストレーターの活躍の領域はどんどん広がっているように思います。立体や服飾などはもちろん、自身の絵を動かすアニメーションに展開する方も多く目にするようになりました。アドビ製品がCCになりサブスクリプションになったことで、イラストレーターやデザイナーがイラレやフォトショップ以外にもアフターエフェクトやプレミアを自由に使えるようになったことも大きいのかもしれません。 自分の制作資料として

Webサイトを少しリニューアルしました。

自身のWebサイトを5年間くらいほぼ手つかずでいたので、スマホで閲覧することが増えている現在では少々不都合なページデザインで不便でした。ポートフォリオの一覧性も高めたいなと思っておりましたので、Webサイトのデザインを見直してみました。 よろしければ閲覧していただければ嬉しいです。書籍やエディトリアル、小中ロットのパッケージなど割に得意だと思います。デザイン依頼を考えてている方は是非ご検討ください。

まるたま市のポスターをデザインしました。

まるたま市は浜松の中心市街地である肴町で年2回開催されているクラフトマーケットです。今回で12回目となります。 ありがたいことに第1回からポスターデザインに関わらせていただいているので、今回でデザインするのは12回目となります。第8回から浜松在住のイラストレーターakira muraccoさんにイラストをお願いしていますので現在のような形は5回目ということになります。 何回か一緒にやって、akira muraccoさんのイラストにも幅というか世界観が出てきたので、今回は今

浜松のあたらしい風景「卸本町」

写真家・若木信吾さんの経営するBOOKS AND PRINTSやライブハウスKIRCHHERRなどが入居する浜松のカルチャー発信拠点KAGIYAビルのフリーペーパーをデザイン担当いたしました。 今回はリニューアルということで判型も大きくなり、特集は「あたらしい風景をさがして」と題し若木さんが散策し撮影された卸本町がピックアップされています。 詳しくはKAGIYAの6号を読んでいただくことにして、卸本町には自転車屋や写真スタジオ、バーガー屋が入居するGSビルが出来て以来