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漬け物の食べ頃は人それぞれ

働きながら大学に通う生活で考えたこと

大学で人間中心デザインについて学び始めてから気づけばもう3ヶ月目に突入した。
学び始めた頃はたまたま仕事に活かせる分野だったのでどんどんとり入れて試してみてわちゃわちゃしてた笑
取り入れるためにはもちろんチームやビジネスサイドの人にも人間中心デザインの有効性について伝える必要がある。

とにかくガムシャラ浅漬け期

仕事で悩んだ状態で講義受けて仕事に結びつけてひらめいて先生に質問して仕事に持ち帰って試してみてアウトプット出してってとにかくはやくはやくやってみた。
プロジェクトが動き始めた時期であることもあり、手遅れにならないように、後悔しないようにってとにかくガムシャラだった。

でもここで必ずぶち当たるのが「期限」「工数」「可視化」。限られた時間の中でなるべく早く自分の頭の中にあることを最もらしく伝えることが求められてた。
だから早く出したのに「定量が足りない」「KPIは?どこでとるの?」と別視点で指摘を受ける。そのために共有するんだけど、そこまで考えてから共有すればよかったな、できたかもなーと思った。

ちょっと落ち着き浸透期

はやさを意識したときの振り返りから、次はもう少し深みのあるアウトプットをしたいなと思ったので自分のものにマージするとよさそうなものを持ってる役割の人にMTG前に相談しようと思った。
だけど、いざ協力をお願いするとなると相手に具体的にどういうアウトプットを出して欲しくて、そしてそれは相手にどのように伝えたら出してもらえるかということが自分でちゃんと分かってないなと気づいた。
気づいて考えて伝わるように相談してなんとか自分が出したいアウトプットになる素材をもらうことができた。ちょっと深みのあるアウトプットができたと思う。でもなんとなくまだもう一歩説得力が足りてない気がした。

ちょっと練りすぎ?しょっぱい期

さらにユーザー視点で考えようとして次はユーザーに1番近い存在にインタビューをしてユーザーの現状について教えてもらおうと思った。
最初は自分が知りたいことが相手につたわった感じになってよかった〜という感覚だったんだけど気づいたら相手の思考に寄りすぎて遠回りをしてる図になっていた。
結局そこでは結論が出ず、相手に現状の洗い出しをお願いしたんだけど結局返って来なかった。

私にとっての美味しい時期

個人的に感じたのは早すぎず漬け過ぎずの間の浸透期がアウトプットとして1番よかったのかなあなんて思った。
「期限」「工数」に見合った「可視化」ができないとみんなの関心はなくなるし、やってる方もなんとなくまあいっかという気持ちになってくる。食べごろを逃してしまう感じ。

自分の学びに例えてみる

例えば私は大学で心理学を学んでたんだけど、この学問を今まで感覚で使ってきてた。
使わないよりはマシだけど、いざ「何故そう思うか?」と聞かれると、言語化できずに立ち止まってしまう自分がいてもどかしかった。
そこで気づいたんだけど、知識を仕事に適応させる前に漬け切ってしまってもう美味しくない状態になってたのかなって。
別に引っ張り出せばいいじゃんって思ってたんだけど、もう脳みそが「めんどくさい」「美味しくない」って思い出してくれなかった。とすると、一度学んだことをまた繰り返し教科書を開いて適応していく。なんか無駄だな、もったいないなーって思った。

うんぬんかんぬん

つまり何が言いたいかっていうと、
得た学びやものを与えたいものに適応させやすいいいタイミングがあるのかなあと思ってて、ちょっと深みのあるタイミングで出せるといいかなと思ったってことです。

鮮度を大事にしつつちょっと考えなきゃだから大変だけど、酸っぱくなってからじゃ遅いなあと感じました。

深夜の脳内を整理してみた。終わり。

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何卒( ̄人 ̄)