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    小中高学生向け情報オリンピックの講座

最近の記事

C言語で情報オリンピック Day6

配列変数はデータを格納するボックスと紹介しましたが、場合によって連続した複数のボックスを必要とした時があります。この連続した複数のボックスは、C言語の中に配列というデータ型として定義できます。 サンプルを見てみましょう。 #include <stdio.h> int main() { int a[5] = {1,2,3,4,5}; int i; for (i=0;i<5;i++) { printf("%d\n",a[i]); } return

    • C言語で情報オリンピック Day5

      条件判断if文 C言語では条件判断(論理計算)をif文で実装します。 if ( a > b) { printf("%d", a); } else { printf("%d", b); } このコードは変数aとbの大きいほうの値を出力します。たとえばa=3,b=4の場合4を出力します。if 文のすぐ後ろに括弧の中には条件判断式(論理式)を記入します。C言語にはブーリアン型がないので、0出ない場合(1や5, -3など)は真、0の場合は偽になります。 elseはなく

      • C言語で情報オリンピック Day4

        int、float型の変数、printf、if文、while、do、forループを勉強しましたね。今日は入力(にゅうりょく)、配列(はいれつ)を勉強します。 まず復習(ふくしゅう)になりますが、printfは標準(ひょうじゅん)出力(しゅつりょく)に文字(もじ)や数(かず)を出力するCの関数(かんすう)です。標準出力は英語でStandard Outputといいます。これはプログラミングの世界では略(りゃく)してstdoutと書きます。標準出力後の反対語は標準入力(にゅうりょ

        • C言語で情報オリンピック Day3

          はじめてのCプログラム コンピュータの世界(せかい)には、色々な言語(げんご)が存在します。 たとえば C(シー) C++(シープラプラ) Java(ジャバー) Javascript(ジャバースクリプト) Ruby(ルビー) Python(パイソン) などの言語がありますが、この授業(じゅぎょう)ではC言語とC++言語だけをつかいます。 オンラインエディタを使ってはじめてのCプログラムを書き、実行(じっこう)してみましょう。まずソースコードの作成〜実行までの動画を見て

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          6本

        記事

          C言語で情報オリンピック Day2

          ソースコードを書こう プログラムを作成(さくせい)する流れ(ながれ) プログラムを作成し、コンピュータを操作(そうさ)するためには、次(つぎ)の3つのステップが必要(ひつよう)になります。 1)コーディング(英語:coding) 2)コンパイル(英語:compile) 3)実行(じっこう)(英語:run) コーディングとはプログラミング言語(げんご)を使い、コンピュータが処理(しょり)可能(かのう)な形式(けいしき)のプログラムを記述(きじゅつ)することです。簡単にい

          C言語で情報オリンピック Day2

          C(シー)言語(げんご)で情報(じょうほう)オリンピック Day(デー)1(ワン)

          情報オリンピックへのご招待(しょうたい)国際(こくさい)科学オリンピックの世界へ スポーツ系(けい)のオリンピックはすでにご存知でしょう。スポーツと違って文化系(ぶんかけい)のオリンピックも存在(そんざい)します。まず動画(どうが)をご覧(らん)ください。 情報(じょうほう)オリンピックは、指定した時間内に与(あた)えられた問題をいかに早くて正確(せいかく)なプログラムを書けるか(つまりアルゴリズム)を競(きそ)い合う競技(きょうぎ)です。情報オリンピックの様子(ようす)

          C(シー)言語(げんご)で情報(じょうほう)オリンピック Day(デー)1(ワン)