最新話までのネタバレを含む！！！！！！


いいですね？進みますよ？





書くぞー。





おは大福、ひる大福、よる大福。


最高の教師、最新話ご覧になりましたでしょうか。
ちなみにご覧になった方向けです、この記事は。

8話では相楽君が改心し、9話では犯人の女の子3人が……改心してるとは思えなかった。

凄いですよね、この対極的な描かれ方。

ドラマの展開上、尺の都合上8話であっさりだな、と感じる人もいるでしょう。私もそう思ってたりしますが、相楽君のごめんなさい、は確かに心の底から溢れたものである事、加藤清史郎君の素晴らしい演技できちんと伝わってきましたし、彼が先生の言葉を聞き、改心したいと願い、全てを話し謝罪した事は視聴者側にもよく伝わってきました。本当に素晴らしい演技でした。
最後の鵜久森さんの前での謝罪のシーンは此方まで胸が苦しくなる様な、これから彼は必死に変わってゆくのだろうと思えるものでしたね。
人は間違えますし、子供はいじめを簡単に行いますし、見ないふりもしますし、自分が被害者になる事もある。そして、私にだって嫌いな人はいます、排除したくなるほど憎い人も居ます。それでも私は人間ですから、子供ではないのですから、そんなものを表に出しません。うまく付き合って行くしかないのです。それを彼は今後できると良いなと心から思える終わり方でした。
9話では向き合った結果、自分のできる事をしてくれていましたよね。彼がした事は許されることではないけれど、自分なりに償おうとしているのがちゃんと視聴者に届く様に作られていました。

9話は鵜久森さんをあの様な目に遭わせた犯人が発覚します。それは西野さんとその取り巻き二人です。全てが明るみになる前に彼女たちはビルの屋上から飛び降りようとしますが、見つけられた生徒たちにより止められる。このビルの上で取り巻きが言った言葉、信じ難いものでした。後ろ指刺されてこれから生きていくのだ、周りの人に迷惑をかけるのだ、みたいな事言ってたっけな。どこまで行っても保身保身、逃げ逃げ。死ぬことで逃げようとしてたんですね〜、信じられない。自分達が行ってしまった罪に対する重みがどう、より己の事しか考えていないその姿に私は大変驚きました。教室に戻った後も西野はそんなつもりじゃなかった！と言っている。＝私は悪くないと逃げている。取り巻きは先生に対してどう私は変われば良いかと聞く。今後もこの3人は、この罪の重みを本当に自覚し変わろうとすることは無いのだろうなというのが私の感想でした。この期に及んで己で考える事もせず他人にどう変われば良いか？と尋ねられるのは…もう人として今後どうにもならない事を示している様にしか私には見えなかった。相楽君の回とはかなり対極的な描かれ方をしているな…と衝撃的でしたね…。ドラマのご都合主義に反してこの3人は救えないわ、って事を視聴者に突きつけてくれるんですから…。3人の演技もとても良かったです、わたしは悪くない、なんでこんなことに、みたいな表情を3人とも作っていらっしゃった様に見えた。反省している様に見えるだけの顔に見える演技をされていた。素晴らしい…本当に良いドラマです。

同じカースト内に居たはずの相楽君達と、西野さん達、ここまで人として違うのだな、という描かれ方があまりにも良くて…私はその魅せ方に感動してしまいました。ドラマの内容というより魅せ方の話をしてしまいました。コアな話をした気がする。またやってしまった。まあ読みたい人が読むので大丈夫でしょう。

おつ大福。