教える事は教えられる事

(1)

昨日、隊長会議があった。

最近はこの会議を上手く利用して管理者教育を行なっている。
致知購読なんかはその一環だが、当初の意図を超えて多くの隊員が感想文を書いてくれる。
昨日は井上隊員が自身の野球経験を元に書いた感想文を読ませていただいた。
この前の西垣隊員といい、本当に嬉しい限り。

そして管理者教育の新たな試みとして今回からコーチングの勉強をしようということになった。

第1回目の講義担当は自分。

事前に配布した資料を読んできていただいたことを前提にパワポを使ったジョブズスタイルかつ対話式のソクラテスメソッド方式で講義をした後、面談の場を想定したロールプレイングを行い、その画像をテレビで見ながら、フィードバックをしていく教育スタイルをとった。

スムーズに進めることが出来たとは思うが、いくつかの部分を上手く伝えることができなかった。


分かっているつもりでも、実は理解が不十分なためにうまく教えられなかったり、分かっていても、分かりやすく伝えられなかったりして、毎回終わった後に色々考え込んでしまう。

もっとこうすれば良かった。ああ伝えればよかったなど、次に教える場合はもっとこうしようと言った感じで。

(2)

でもそういった反省をすることが成長につながるんだと思う。

例えば自分が今回、現場管理者たる隊長や隊長代理に教えることで頭が整理されてコーチングに対する理解が深まった。

まさにコーチングを教える事でコーチングされるみたいな笑。

教える事で教わることが多い。
それが相手だけでなく、自分を育てることにつながる。

そして今回の教育対象である隊長・隊長代理のみなさんは現場のリーダー。
当然隊員の皆さんを指導・教育する立場にある。

しかし、自社の場合、隊長や隊長代理はプレイングマネージャーなので、隊員に対する指導・教育はどうしてもOJTメインになり、法定の教育以外はなかなか座学の教育を行う機会がない。

それでは管理者教育の観点からあまりよろしくない。

そこで第2回目以降のコーチングの講義は各隊長・隊長代理の皆さんにも行ってもらおうと思う。

講義のやり方は自由。普通に教科書読んでもらってもいいし、漫才風でもかまわない笑。

やり方を一つに決めるよりも自分が一番しっくりし、かつ相手に伝わると思うやり方でやってもらったがいいと思う。

その方がコーチング自体の理解だけでなく、柔軟性を伸ばすことに繋がる。

今後は講義に限らず、管理者教育はそんなスタイルでやっていこうと思う。

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