仕事で人間を磨く

今月の致知学習は侍ジャパンの監督としてチームをベスト4に導いた小久保監督がイチローから教わったことについての記事についての感想。

個人的に印象的だったのは、野球というものをいい成績を上げたり、得点を稼いだり、有名になるためでなく、人間力を鍛えるためにあるという旨のイチローの発言に衝撃を受けた件の部分。

こういった発想は禅に通じるものがあると思う。

目先のお金を稼いでも、それを使う自分の価値観がはっきりしていなければ所詮そのお金もあぶく銭となる。

お金を頂くのはあくまで結果であり、誰に何をして喜んでもらうかという思いが自分の軸の確立に繋がる。

結果に至るプロセスを見続けることこそ、生きる意味があるのだと。

人間を成長させる仕事を提供するのが自分の仕事。

隊員が日々の仕事での気づきを通して自らの人間力を上げて行く。上手くやったときの達成感、うまくいかないときの受け止め力の養成、そういった人として大切な事を仕事を通して学んでいただく環境を作る事。

そんな仕事をする僕も日々の仕事を通して自分の人間力を上げていけたらと読みながら改めて感じた。

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