直観で貫く

最近は映画や音楽や本だけでなく、どこもかしこも賞や評価で溢れている。

でも思う。科学技術のような客観的なものや政治経済といった社会的な事は別として、主観的なものはいいか悪いかなんて自分の感覚で判断すればいいじゃないかと。

例えば料理。ネットを見れば食べログでありとあらゆるお店が評価の対象になっている。

3.5付近なら高評価。3以下なら低評価と言った具合だ。

でも3.5でも不味い店はあるし、3でも美味しい店はある。

要はこの場合の評価って本来主観的で別々であって当たり前の味覚を、あたかも世の中の客観的な指標であるかのように見せかけた一種のごまかしにすぎないと思う。

こういったものに振り回されると何が自分にとって本当に美味しいものか、を素直に感じられなくなる。

そうなると、自分の価値観の確立が不十分になり、結果、周りの顔色を伺う無色透明な存在に成り果ててしまい、後悔ばかりの人生を歩んでしまうのではないか。

だから、自分がいいと思ったら、まずは自分の直観で見る。その上で考えたければ他人の評価について考えれてもいい。

そんな姿勢で生きたいし、経営もしたいものだ。

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