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青年よ、日高屋を目指せ


私は日高屋が好きだ


日高屋をご存じない方に説明すると、多彩なラインナップの定食や麺、丼を提供しているため食堂としても利用でき、さらにお酒やおつまみのメニューも豊富なので居酒屋としても楽しめるコストパフォーマンスの超高い中華料理チェーンなのです


中華料理というくくりでいくと私は「バーミヤン」も大好きなのですが(この話もいずれします)、なんといっても日高屋の良さはあのアットホーム感。誤解を恐れず言うとチェーンにもかかわらず「近所の汚い中華屋感」がきちんと出ているところなんだ・・・


というわけで日高屋の良さについて勝手に語ります



日高屋の良さ(1)  類まれなネーミングセンス


みなさん、日高屋の正式名称を知っていますか


「熱烈中華食堂 日高屋」です


「熱烈中華食堂」ですよ?


私には「中華チェーンの名前を考えよ」と命じられてもこんなにワクワクできる名づけをする自信がない


「中華料理おいしいランド 日高屋」とかにしてしまう(ゴミダサ)
こんなダセえ名前を付けたあかつきには売上金額890円/日とかになってしまうことでしょう


一方「熱烈中華食堂」はなんかもう「熱」という字がアツアツの中華料理が出てきそうな雰囲気をビンビンに出しているし、店員さんも熱烈に歓迎してくれそうな気配すら感じさせる。あと「食堂」というのも、大衆的なイメージを与え入店しやすさを爆増させるポイントとなっているような気がします


さらに好きなのが、日高屋を運営している会社「株式会社ハイデイ日高」の名前の由来です





『ラーメンを食べて、「ハイ(高揚した)な一日(デイ)」になってほしい』と思いながら創業されたお店のラーメンがマズいわけなくない?


一刻も早くハイ(高揚した)なデイ(一日)にしてえ…!


そんな高ぶる気持ちを抱きながら、私は足早に日高屋を目指すわけです



日高屋の良さ(2)メニューのラインナップ


日高屋のメニューがまた最高なんよ


これが日高屋のメニューです 


ドァーーーン! ※銅鑼の音



オイオイオイこのメニューを額縁に入れてリビングに飾りたいくらい最高だな


私はいつもスタメンとして


①餃子(6個)・・・¥230
②三種盛り合わせ(メンマ・キムチ・やきとりネギ和え)・・・¥300 
③バクダン炒め ・・・¥510


あたりをつまみにハイボールもしくはビールを何杯かいくわけです。そしてシメに中華麺


そもそも、餃子が6個で230円という事実に驚くよね


私が餃子側だったらストライキを起こすレベルの低価格


餃子側じゃなくてよかったけれども


これからも餃子サイドの気持ちを忘れずに食していきたいと思っています


GYO-ZA に KAN-SHA


(突然のチャラついた餃子への感謝)


そして「バクダン炒め」というメニューが大好きなんですよ私は


そもそも名前のインパクトがすごい


普通「爆弾」を「炒める」という発想になりますか?サイコパスが考えるメニューかと一瞬疑ってしまいます。お母さんが心配しちゃいますよこんなネーミング


でもね、味が間違いなく美味しいのよ


見てください。一切「爆弾」を感じさせない優し気なビジュアルでお母さんも安心です


結構辛いのですが、お酒のつまみには最高です


発明した人を胴上げしたい(怪我をしないよう細心の注意を払いながら)


あとね、辛めのタレにからんだしっとりとしたもやしと、キャベツの芯が少しシャキッと残ってる感じもまたアクセントになっていいんです


アアアー!!!!(ちょっともう想像してたら最高になりすぎちゃって私の頭の中の室伏選手がハンマー投げの要領でバクダン炒めを天高く投げました)



日高屋の良さ(3)隠し切れない異国情緒


日高屋には外国籍の店員さんが多い


中華食堂というだけあって中国の方が多いと思いきや「ナパチャチャットさん」みたいな「どちらから…?」となる名前の方も働かれている


でもさあ、もしいきなり異国の地で中華料理を売れと言われても簡単にはできないよ。日本で働いている外国籍の方は総じて本当にすごいと思います


だから入店して「喫煙か?」とタメ口で聞かれ「禁煙で」と返したら何食わぬ顔で喫煙席に通されたりするのも、一種のアトラクションとして楽しんでいる


そもそも最近日高屋はそういう異国感を少しずつアピってきてると思う


だってこれ見てください



この期間限定メニューとか「中華食堂」という概念をあからさまにブチ壊しにきてるじゃないですか


こういったメニューも安定して美味しいのがすごいのだけれども


中華という枠にとらわれない、遊び心も持ち合わせている日高屋には感服です


なので「最近、自分が何をしたいのかが分からない…」「何をしても楽しくなれない…」という、少し自信を失っている方には、日高屋に行くことをおすすめします


枠組みとか常識とかは、もはやどうでもいい。とにかくありのままに楽しくご飯が食べられれば、また明日を迎えられる…


明日も、ハイ(高揚した)なデイ(一日)にしようぜ…!


そんな風に、忘れかけていた前向きな頃の自分を見つけられること間違いなしです(※個人差があります)


以上


≪本日の一曲≫ 夜にダンス/フレンズ


ありがとうイン・ザ・スカイ