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夏まとめ

 記録的猛暑で始まった2018年夏。その暑さも先週末で終わり、すっかり秋の気候になりました。
夏休みが終わり10日も過ぎてしまいました。忘れないうちに振り返っておきます。

一昨年は1週間の遠征+合宿型宿泊大会を主催、昨年は、夏特訓(練習+夏期講習+食育)の開催と、一年に一度の自由な時間を、子どもたちにとって有意義な時間に変えるべく、クラブとして新しいことにチャレンジしてきました。そこには毎回沢山の収穫と、少しの反省があり、昨年の場合は、夏特訓自体は、主体的に取り組む個たちにとっては非常に有意義な時間だったという大きな収穫と、『量が多すぎた』ことと『何となく参加』この二つが反省ポイントでした。

そんなわけで今年は、
①夏特訓2日続けてやらない②平日ナイターやらない③食育強化
この3つをポイントに計画しました。

①については、当初は3・4年と5・6年に分けて、それぞれ交互にやる予定だったのと、週末の活動は通常通りなので、『活動日が最長で3連続まで』という自分で決めた今年の縛りを考えるとこれがベストという判断から。

②については、昨年は夕方まで夏特訓→家に帰って食事→ナイターという日が何日かあり、質が明らかに下がってしまったことから。もう一つは、『主体的に参加』して(させて)ほしいから。

③については、偏食は少ないけれど、間食や、栄養バランス、適切な量は課題だったから。

=良かったこと=
◎チーム活動の無い日にたっぷり遊んでいたこと
◎余裕がるスケジュールのため、終盤の疲労の蓄積がなかったこと
◎昨年、初特訓と特に勉強面でイマイチだった6年生が、この夏グンと伸びたこと
◎主体性=聴く力+受け入れる力。この部分の成長は、後で大きな差になるだろう
◎食育がきっかけで興味を持ち、それを自由研究のネタにした

=マイナスポイント=
・平日ナイター無し+お盆休みということで、主体的に参加しなかった(させなかった)個たちは、活動日が大幅に減り、8月後半体調不良続出。

***まとめ***
どうしたら伸びる(成長する)のかは、日ごろ伝えている部分ですが、伝わって、共感していただいていると感じる一方で、そうでもないな、と思うところもありました。一方を証明するためには、その反対も大事で、今回は差が出るのは承知の上で、やる、やらないの二者択一をとったわけですが、そういう点では、主体的に参加する個は伸びる、主体的に意思決定ができていない(あるいはさせてもらえない)個は、伸びないどころかマイナスになるということがはっきりと出ました。
では、主体的に「参加しない」ことを選んだ個はどうか?伸びたかといえばNOですが、×かと言われたらそれもNO。”今は”そうなだけであって、この先に『もっとサッカー上手くなりたいな』と思ったときに、気持ちが動き出し、行動が変わるはずです。それがすぐなのか、一年先なのかは本人次第ですが、その時が来たら、ぜひ共感してサポートしてほしいと思います。

***最後に***
この夏で感じたこと、失ったものや得たものなどはそれぞれですが、次の一歩、二歩が大事です。未来の自分は、個々の考え方と行動次第。楽しみにしています。

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