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友達の「名前」を呼ぶことができなかったのは、なんでだろう?

テレビのニュース番組の中で、関西の中学生が「名前を呼び合うカードゲーム」を考え出して、実際に販売した……という話題が紹介されていました。このゲームの詳しいルールは分からないのだけれど、ゲームの中でキャラクターになりきって、相手の名前を呼ぶという遊び方なのだそうです。発案者の女子中学生は「人見知りで、仲良くなった友達の名前を呼ぶことができなかった。とても恥ずかしかった。1年位ずっと『ねえねえ』という感じでした」と話していました。

あーーこの恥ずかしさ、すごく分かります。実は私もこれは経験したことがあって、中学の頃からの友達のことを下の名前で呼べず、ずっと『ねえねえ』と呼び掛けていました(笑)
別の高校に進学し、卒業して、たまーに会う時も、結局「ねえねえ」。
いつだったか、何かのタイミングで「しば(私の当時のニックネーム)は私の事を○○(下の名前)って呼ばないよね~」と言われたことがあったのだけれど、それで余計に呼びにくくなってしまったのです。

彼女の事を、長い間ずっと「ねえねえ」とか「あのさ~」で呼んでいたから、呼び方を変えることに「今更」という感じがありすぎて、できなかったような気がするのです。下の名前で呼んだ瞬間に「あ~!今、下の名前で呼んでくれた!」ってからかわれるんじゃないか?とか、実際にからかわれてもいないのだけれど、余計なことばかりを考えていたような記憶です。

今その子と久しぶりに会った時に名前で呼べるかな?と思ったのですが、やっぱり呼べない気がします。でも分からない、その場の雰囲気にもよるかな。意外と呼べちゃうのかもしれないし。ただ一つだけ言えることは、「当時の『強い思い』(トラウマとか何か?余計な感情?)が溶けて消えないうちは呼べないのかもしれません。


人生初めての両想いでお付き合いした人の事も、ずーっと名前で呼べなかったし、私も名前で呼ばれた事がなかったなーということを、今、ふと思い出しました。私って究極の恥ずかしがり屋だったのでしょう。
当時はこれも立派なひとつの悩みで、どうして名前で呼んでくれないのかなって真剣に悩んだこともあるけれど、それは私も呼んだことがないからでしょう、今思えばね。(あー悩みの内容が若いな~笑)

これまでに、いろいろな出会いを重ねてここまでやってきたけれど、10代の頃に感じていた名前を呼ぶ時の「気恥ずかしさ」は不思議と無くなりました。名字より名前で呼ばれた方が親近感がわいて、イッキに相手との距離感が縮まったような気がして嬉しいものだということを実感するようになったからだと思います。

今朝のニュースは、ふと、昔を思い出した温かくて素敵なエピソードでした。ちなみに、このカードゲームを発案した彼女も、今ではその友達を名前で呼べるようになって、人見知りを克服できたとの事です。
悩みを解決に導く「何か」を形にできるってすごいな~!想いはパワフルだよな~!ということに改めて気づいた朝でした。


ところで、相手のことをどう呼んだらいいのか迷ったり悩むシーンって、ありますか?私は、最初の頃は名字で呼びますが、ある程度距離が縮まったと感じたら、下の名前で呼びます。これはもう「その場で感じた感覚」に従います!だから、最初から下の名前で呼ぶこともあります。もちろん呼び捨てではないですよ!(笑)

写真は、いつかのチーズケーキ。


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