短編集の解説

取り掛かってみます。これ見ていいなと思ったら、短編集読んでみてください!

タイトルについて。

よく、うちの長男が「電車合体!!」と言って、プラレールくっつけて遊んでいたんですよ。ちょっとBLですね。彼のセリフからもらって、過去のいろんな本を合体させた本だから、「コピ本合体!!!」となったわけです。

頒布価格について。

六百円です。140ページで六百円。ジャンプコミックよりは高いですが、いい紙使ってますし、発行部数が少ないのでこんなものです。ちなみにコピー本で別々に買うよりは安いです。繰り返しますが、紙がいいのです。サイズはA5です。

どうすれば手に入るの?

伊藤白熊もしくはでんでんむしむしでBoothで検索してみてください。あとは、同人誌即売会で頒布します。直近のものでは7月26日のコミックライブ名古屋です。

「スーパー遊具」

始めて同人用に描いた作品です。当時何を描けばいいかわからなくて、じゃあ自分が一番最近感動したことを描こうと思ったわけです。で、3歳になる長男が公園のちょっと高度な遊具に登れるようになったという出来事があって、それに感動したから、この作品を描いたわけです。

「無料配布ペーパー」

北海道コミティアに参加するにあたって、一般参加者への自己紹介代わりにフリーペーパーを配ろうと思ったのです。で、Twitterにあげていた短い漫画の中で、評判良かった3編をA4コピー用紙に両面印刷して配布しました。コミティアではチラシを置くスペースがあるのですが、そこに置いてたらきれいになくなっていたのでちょっと嬉しかったです。

「勧誘の街」

同人始めて1年くらいの作品です。その頃にはコピー本だけじゃなくて、オフセット本も出していました。その中での久々のコピー本でした。あらすじは大学に入りたての若者たちが、宗教や新聞屋の勧誘を受けまくるというものです。ネタはほぼほぼ作者の体験談です。

「#深夜の60分創作」

Twitter上の企画で与えられた3つのワードから作品を創作して60分で描くというものがありまして、それに出した作品です。合計20作品くらいだしているのですが、その中から一番古い作品を選びました。何気にこの本に入っている作品で一番古いです。

「にしび」

合同誌に寄稿した作品です。ロボットが家庭にも普及して人々を支えているけれど、過疎が進んで子供が減った島での物語です。自分の父親に言ってやりたいことを詰めました。話の土台にあるのはYoshii LovinsonのTaliという曲の歌詞です。

「短編漫画集cor-de-rosa」

コピー本では、表紙がカラーでピンクの魚の絵が描かれていました。表紙が意外と好評で、中身も魚の漫画なのかと思われる方がいらっしゃったのですが、関係ない漫画でした。都合により表紙は取り去っています。中身は3ページくらいまでの短編集でギャグ漫画、4コマ漫画、川柳付きの漫画、サイレント漫画といろいろチャレンジしています。また、こういう短編集作りたいですね。

「過冷却」

深夜の60分創作に投稿した作品の一つです。水を0度以下まで冷やした時に条件がよければ過冷却して水のままでいられる現象を漫画にしました。需要なんかないですね。

「We Will Not Grow Old」

関西コミティアで出した作品です。同い年の人間と猫の物語です。猫のモデルは実家にいた黒猫です。関西コミティアと名古屋コミティアでP&Rに選ばれてすごく嬉しかったです。

「We Will Not Grow Oldその2、その3」

We Will Not Grow Oldの続編です。主人公の青年は引越しで猫と離れ離れになるのですが、その1日を描いています。タイトルはオーストラリアの歌手、LENKAの曲からもらいました。

「10年前のある飲み会」

深夜の60分創作で描いた作品です。Twitterとか作品でちょこちょこ言っているのですが、私には若くして亡くなった友人がいて、彼と最後にあった日のことを作品にしました。1日中ゲームやって、居酒屋行って、カラオケも行って遊び倒した日なんですが、朝になっても帰りたくなかった、不思議な日でした。のちの出来事を予見していたのかもしれません。

「脱・ネムリーマン」

病気の関係で仕事中に眠ってしまう症状がありまして、それへの対策方法を描いた漫画です。ジャンルとしては健康漫画です。常に新しい地平を切り開いていきたいと思います。

「マッスル小僧」

久しぶりに描いたコピー本&ギャグ漫画。マッスル小僧というなぞの人物がブラック企業で大暴れするという話です。作中でやたらと人財という言葉を使っていますが、私は人材を人財と呼ぶことに違和感を覚えます。わざとらしい。

「#深夜の60分創作2」

これは深夜の60分創作で気に入っていた2作を載せました。今はもうこの企画やられていないみたいなんですが、またやりたいですね。脳みそフル回転させて話を作るの面白いんですよ。

「冷たい炎」

去年末に描いた話です。「コガネムシ」という短編を出しているのですが、それの続編にあたります。もちろんコガネムシを読まなくても楽しめるように描いています。看板の落書きの粉砕の文字はAKIRAを意識しています。今年は本来ならオリンピックでしたしね。

「広告のページ」

漫画空間という漫画喫茶のチラシを作ったのですが、それを載せています。漫画やイラストの作業をしている方がいて、漫画の描き方とか教えてくれる素敵なお店です。名古屋の大須に行った時はお立ち寄りください

「人財」

今年1月の関西コミティアで配ったペーパーです。「雪国」と関連のある話です。人材の中で人財とよばれるべき人は限られてると思うんですよね。

「雪国」

始めて個人でサークル参加した名古屋コミティアで出した作品です。構想で4年かかった作品で、すごく達成感があった。20冊刷って、6部も買ってもらえて、すごく嬉しかったです。あのときの気持ちがあるから今も同人やっているんですね。話は亡くなって幽霊となった青年を故郷に送り届けるというものです。舞台は北海道の田舎町の居酒屋ですが、最初は居酒屋じゃなくてカフェにしようと思っていたんですね。で、幽霊(畑中)と北乃は筆談しているという設定だった。続きの話で「帰郷」という本を出しています。

「We Will Not Grow Old終」

このシリーズ、タイトルを回収していないなと思い、最終回を描きました。

「ほたて」

We Will Not Grow Old終のおまけの漫画です。実家の黒猫もほたて大好きでした。目の色変えてよこせよこせ言ってきましたね。あと、海苔も好きでした。

「The Top Of  Memory Lane」

LENKAの楽曲からタイトルをもらいました。この短編集の新作は記憶がキーになっています。絵が荒れてしまったのが残念です。

「君は」

自分にとって大事な出来事だったから記録にしないとなと思って漫画にしました。



。。。以上、コピ本合体!!!の解説でした。ここまで一気に書きました。ほとんどは自分の備忘ですが、この本に興味持ってくれる方がいれば幸いです。

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