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人生損してるって言わないで

野菜が嫌いです

生野菜はほぼ食べれません。

じゃあ肉が好き?でもないです。
豚肉、鶏ムネ肉、ササミ、手羽元、やっすい牛肉は美味しいと思います。
どの肉も油が食べれません。あ、ケンタは食べれます!

魚は火が通ってたら大体食べれます。
けど「皮」が食べれないのでフライのモノは食べません。

野菜が食べれない&酸っぱいものが嫌いだからだと思うんですが、ソースもあまり好きじゃありません。お好み焼きのソースも「これは酸っぱいな・・・」と思うモノは嫌いです。

にんにく、薬味やくみが嫌いです。
ネギ抜きできないモノは食べれません。リンガーハットのちゃんぽんの玉ねぎも抜いてもらいます。(キャベツの硬いとこ、ニンジン、緑の豆のやつ、キクラゲは最初に丁寧にレンゲに取り分け旦那氏に委ねます)

「じゃあ何が食べれるん?」

「なにがイヤなん?」
とよく聞かれます。
「そんなんでどうやって今まで生きてきたと?」
とも言われます。
生きてるけどなー普通に…

そしてそのことを言うと、たまに

「人生損してるねーー!」

と言ってくる人がいます。
そういう人とは2度と一緒に食事をすることはないからいいんですけど。

「あなたとはお寿司が美味しいっていうことを共有できないんですね…」
と言っていた元彼がいて、その時は何を思って私にそれを言ってくるのか悩まされたんだけど、結果、自分に合わせて欲しいマンなだけだったのでお別れして正解でした。


共存していくには

今の旦那氏と結婚し、今年で15年。
ケンカというケンカをしたことがないのは温厚な旦那氏のおかげです。

そういえば結婚の決め手の要素の1つだったのかな?と今思うのが、
この「合わせて欲しい」という度合い?方法?
押し付けるのではなく、共存していく為の方法を探す。
これが旦那氏にあったから今も一緒にいれるのかなと感じています。


旦那氏は何でも食べれる人で実家がご飯屋さんだったので料理が得意。
そんな人だったらさぞ舌が肥えててグルメで私のような偏食な人間とは合わないだろうと思っていました。

「食べれないものがたくさんあるからあまり色んなご飯屋さんに行けないよ」と言うと

「じゃあここは?」「これは食べれる?」「ここは無理だろうな」

と自分が今まで食べてきたご飯屋さんの記憶を辿たどりながら、私が食べれるようなものを提供してくれるご飯屋さんに連れて行ってくれたりします。

偏食の大変さ

結婚当初は食事はほぼ旦那氏が担当してくれていました。
息子くんが生まれて離乳食は私が担当することに!

離乳食を作るようになって手が濡れたまま、手に何かがついている、触ったらくずれそうなものを触ること、が苦手なことが判明。(特に食材を触るということが苦手)

1つ食材を触ったら手を洗いタオルで拭く、また次の食材を触っては手を洗いタオルで拭く、(途中からゴム手袋着用でこの工程はなくなりました)

触ったら崩れそうだから触りたくないなー!こうしたら崩れないのでは?と真剣な眼差しで食材と格闘しつつ、

離乳食って食材を細かくきざむんですが、細かく刻んでいくと食材の匂いが切る前よりも香ってくるので刻めば刻むほど私と食材との距離を保たなくてはいけなくなり、私、味だけじゃなく野菜の匂いも駄目だったのか…と新たな発見。

そして最終的に「味見」が全くできない。
というか自分が食べれないものを息子くんの為に細かく切ったり、薄味をつけたりしているわけで、出来上がりがどんな状態であろうと、私が味見しても「マズイ」としか思わないのだから、私が味見すると全て廃棄なのでNO味見。

そんな私の離乳食を作る姿を見ても、旦那氏は「何か実験してんの?」と広い心?で見守っていてくれていました。

偏食で色んな種類の食事も楽しむことができない、相手に「合わせる」ことのできない私の味覚。

旦那氏は文句1つ言わないのでこの15年、申し訳ないなと思うところもあるんだけど、ありがたいことにあんな実験してんのか?と思われるような調理法の離乳食で育った息子くんが私の味覚を受け継ぐことなく!旦那氏と嗜好が似てくれたこと!!最近は私がいないタイミングで2人でニンニク増し増しのモノを食べに行ったり、私が食べれない食材を使った料理が食卓に並ぶように。私は私が食べれるものだけ食べてます。(野菜炒めのもやしと油のついてない肉だけとか)


可哀想な人ではありません

こんな私の味覚ですが「損してる」と思ったことは一度もありません!
好き嫌いナシの人を見て、色んなもの美味しいって思いながら食べれていいな…と羨ましく思うことはあります。

「食べれないことを損してる」と思うよりも、
「嫌いだと思うものを口に入れなくていい」
「自分が美味しいと思うものだけを食べる」
という幸せを感じて生きています。

学校の給食は地獄でしたね。
なので、もし偏食酷めの人と食事する機会があったとして、
うわぁ…え?何も食べれんやん、損してるわぁこの人と思っても、
その言葉口に出さないでくれるとありがたいです。

言われてちょっと気が楽になる言葉は
「じゃあ選ぶの大変やろ!」とか、「じゃあ何が好き?」とかです。
可哀想な人だなと思わないで欲しいですね。
何でも食べれる人よりか苦労してるんですこれでも…


ここまで読んでいただきありがとうございます。
最後に私が食べれる野菜をいくつか並べてみました。
ご興味のある方は引き続きご覧いただけると嬉しいです。


食べれる野菜

鍋に入ってるシナッとした白菜は好き
シナッとしてない白菜は好きじゃないけど飲み込むことはできる。
特に内側の黄色い部分は好き、硬い白い部分は嫌い。

コンビニ、特にセブンのおでんの大根が好き
生、大根おろしは嫌い。
煮物の大根は好き。

臭みのないもやしは食べれる

めんつゆの味がするほうれん草は食べれる
おひたしはあまり好きじゃないけど飲み込める。

トマトジュース1:1リンゴジュースは一気飲みなら飲める
リコピン接種したくてリンゴジュースで誤魔化ごまかし、頑張って飲んでいる。
トマト、プチトマト、ケチャップ、トマトソース嫌い。てかソース全般嫌い。

ごぼうは皮を剥いて薄く切ったものは好き
皮がついてるごぼうはめない。
分厚いごぼうも土の味がして噛めない。

蓮根は薄く切ったものは好き
薄ければ薄いほど好き。
分厚いと噛んでる間に口の中でボロボロバラバラになる感覚が
気持ち悪くて噛めない。

じゃがいもは好き、それ以外は食べれないことはない
煮物やカレーや汁物、どれに入っててもじゃがいもは好き、大好き。
ポテサラは自家製のポテト&マヨネーズだけ食べれる、好き。
市販のポテサラはニンジンや玉ねぎ、何かは分からない調味料の味がするから嫌い。

くったくたのトロトロで形が無くなる寸前の玉ねぎは食べれる
セブンの牛丼の素みたいなのに入ってる玉ねぎは食べれる、
けど食べ終わったら玉ねぎだけ残ってるからやっぱりあんまり好きではないと思う。
けてない部分がある、ぱっと見でシャキシャキしてそうなものは
見るだけで口に入れることはできない。
ジョイフルのハンバーグは好き。ハンバーグ専門店とかのハンバーグは怖い。

キャベツは火が通ってたら食べれる
お好み焼き大好き、けど広島風は食べれない。
焼きそばのキャベツは嫌い。
味噌汁みそしるに入ってるキャベツは好き。

ピーマン
しっかり火が通ってたら食べれる。
シシトウは好き。


(あーだこーだうるせーな!ですね😅)
自分で書いててもほんと、思います…

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