見出し画像

引っ越しました(記録) 3:今度こそ新居を決めるまで

これまでのあらすじ

不動産屋に行くまでにいらないものを捨てたり理想の暮らし像を固めたりしました。

不動産屋に行く

不動産屋に行くためには不動産屋に問い合わせをしなければいけません。ぶっちゃけここからどんどん心理的負荷が高くなってきて引っ越しやっぱやめようかなってなってきますが上げたモチベで乗り越えていきます。
準備期間の間にそれなりに物件を見てきたと思われますので、そのうちの1件に問い合わせをします。1件でいいです。一括問い合わせみたいな機能もありますが複数の不動産屋に問い合わせると引っ越しの一括見積もりみたいに収拾がつかなくなります。口コミや現在住んでいる家からの行きやすさ(最寄り駅・営業時間)なども加味した上で、不動産屋を選んで問い合わせます。
ちなみに不動産ポータルに載っている物件がだいたいどこも同じなのと一緒で、不動産屋が紹介してくれる物件もだいたいどこも同じです。例外はいわゆる自社物件とかそういうやつ。なので問い合わせたい物件とよさげな不動産屋が一致しない場合は不動産屋を優先して問い合わせてください。それでその不動産屋に「この物件気になってるんですけど御社で紹介していただけますか?」って聞いてみるといいです。

問い合わせた物件に空きがあり、内見可能な場合は内見を予約します。
おとり物件に注意しろとか内見にはメジャー持ってけとかそういう内見基礎知識は割愛しますが、早ければ内見したその日にはもう決まってしまうのでそのつもりで事前知識は叩き込めるだけ叩き込んでから行きましょう(今はスマホって便利なものがあるので全然その場で調べてもいいですが……)

不動産屋に行った

ここからは自分の話です。
私の場合は旧居からの徒歩圏内にめちゃめちゃ良い物件があり、内見前に周囲を探索したときも駅もスーパーもクソ近の閑静な住宅街で「えっ、あと5年早くここに引っ越せばよかった」って感じだったので内見して問題なければ即決するつもりだったんですが、内見の最中に「あっ!この物件有料駐車場契約必須ですね……」と担当者に言われ、物件の管理会社に車持ってないから……と交渉してもらったのですが駐車場契約を外すことができず泣く泣く断念しました。必須なら駐車場ありじゃなくて駐車場必須ってポータルサイトにも書いといてほしかった。

初回の内見は現地集合現地解散だったので、断念後改めて物件を探してもらってLINEでやり取りをしました。最近の不動産屋は基本的なやり取りが全部LINEで片付くんですよね。楽。
選定してもらった物件3件のうち1件は家賃高すぎ、1件は1階というのがセキュリティ面でやや不安があり断念。最後の1件で内見予約を入れつつ、似たような物件をまたHOME'Sで探してから休日に不動産屋に行きました。
そうしたら「お伝えした物件、昨日の夜18時までは問題なかったのですが今朝情報を確認したら既に審査中となっておりまして……」と言われる。朝10時でこれ。世の中は無情。
ただじゃあまた次週……というわけにもいかないのでその場で第二第三候補を見繕って見学に。最初に行った物件がハウスクリーニングの真っ最中だったので超最高でした。間違えました。あまり長居はできませんでした。

私がメジャーを持ってうろうろしている間に担当者さんが2件目の鍵を開けるために管理会社さんに電話をしていました。と、何やら「えっ、本当ですか?」と驚いたような声。なんぞなんぞと思っていたら。
先程審査中とお伝えした物件なんですけど、××××××××とのことで、おそらく9割9分審査落ちとなるのでは……とのことでした」と教えてくれました。
(私ははっきり理由を聞いたのですが、一応伏せておきます。ざっくり言ってしまうと収入が不安定な人はやっぱり落ちやすいみたいですね)
そこで急遽、諦めていた物件にも内見に行くことに。やはり見比べてみてもその物件が一番条件がよく、なんなら最初に駐車場必須だから断念した物件よりもよく(家賃は同一で共益費が少し高かったのですが)審査2番手で申し込むことになりました。
2番手なのでまず1番目の人の審査落ちが正式に決まらなければ自分の審査が始まりません。結局確定までに……何日だったかな、内見してから自分の審査が通るまで5日待ち、その後契約の書類が届くまでに2週間ほどかかりました。つまり最初に内見をしてからほぼ1ヶ月。この時点で旧居の退去届の提出期限(退去日の1ヶ月前)だったので結構ギリギリでした。

審査通った時点で旧居の退去届は出してもよかったのですが万一を考えて正式に契約を交わすまでは……とぎりぎりまで待ってました。1週間過ぎた辺りから不安になって何度か「まだでしょうか……?」と問い合わせてしまい申し訳なかったです(この辺りの書類は大家・管理会社間のやり取りになるので不動産屋に言っても別に早くならないんですよね)
なお、旧居の退去届は「退去届の書類が管理会社に届いた日」ではなく「退去の意思を電話で伝えた日」が退去届の受理日になっていたので、退去届の提出は退去3週間前とかになりました。というか旧居の管理会社が「じゃあ退去届の書類送るんで」って言ってから1週間くらい音沙汰なかったんですよね。ははは。
オフシーズンの管理会社って結構のんびりしてるのかもしれない。

行った不動産屋について

割と新しめのチェーン店でした。アパマンとかミニミニとかの老舗不動産屋ともまあまあ迷ったのですが、そこまで口コミもひどくなかったのでここに。
担当は特に指名したわけではありませんが若い女性の方でした。話しやすくて助かりました。物件の問題点とかも正直に言ってくれて(繁華街近いから夜うるさいと思う、とか)良い方に当たったと思います。
というか待ち時間の間とかに隣のデスクの話とかも聞いていたんですが、他の方も結構「この物件はこういう間取りなので家賃は安いんですけど女の子一人暮らしだとここが暮らしづらくて……」みたいなことを正直に言っていたので、お店全体が「物件のデメリットは正直に伝える」方針のようでした。
そちらのデスクは二十歳くらいの若い娘さんとお母さんって感じだったんですが、一人暮らししたい娘さんのためにあれやこれや注文をつけてくるお母さんと予算と女性の一人暮らしで最低限譲れない点を擦り合わせつつ立地や設備での妥協を勧める担当者さん……って感じでバチバチにやってましたね。ただ途中で「引っ越し時期が半年後くらい」って話がポロっと出てきてからは「そもそも今物件を決めるべきではない」「エリアと予算感の紹介に留める」って方向に流れていってました。それはそうだ。てかそれは最初に言うべきだったと思う。

とまあ基本的に悪くはなかったんですがいざ契約書に捺印ってターンになって私の名前を全部間違えて作られてたのでその場で敷金礼金に関する書類とか重要事項説明書とか不動産屋が作る書類は全部作り直させましたね、ははは。
あと重説の備考欄に書いてあった退去時のハウスクリーニングの金額が管理会社から渡された書類と異なっていたのでこれもその場で管理会社に連絡を取って管理会社が正ということで修正してもらいました。
重要事項説明書って郵送+オンライン説明でもやり取りできるんですが書類に不備があると作り直しで数日のロスが発生するのでやっぱり対面でやったほうがいいなって思いました。対面なら15分程度のロスで済むので……。
(今回は管理会社側の書類がすべて正しかったのが不幸中の幸いでした)

どうせ鍵を受け取るときには絶対不動産屋に行かないといけないので、よほど遠方とかよほど多忙で時間がない人以外は面倒でも直接行ってみたほうが良いと思います。立地のいい不動産屋を選んだほうがいいというのはこういう理由です。


そんなわけで新居が無事決まり、退去届も出しました。ぴーすぴーす。
あとは引っ越し業者を予約して引っ越すだけです。

ここからが本当の戦いだ……!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?