抱擁という形の束縛

悪夢を見た。

車の中で
るい☄️とおれ🌚だけが閉じ込められていた。

るいとおれは
あの頃のように幼い容姿で存在していた。


るいは手足を縛られている。
言葉が話せる状態やのに、るいは、
何も話さずに黙り続けている。


おれは、
るいを縛る縄を解くことに格闘し続けたが、
縄は、硬く縺れて、解けんかった、、

俺は、他の方法は無いか?と、
辺りを見回した。

窓の外に
家の人の姿が見える。

おれは、必死に、重い窓をなんとか開けて、
家の人を大声で呼び続けた。

家の人は
背中を向けたまま
おれたちに気付かへん、、

「・・なんでや?いつもやったら、すぐに
気付いてくれるのに、、なんでや??
なんでや??」

おれは、そうおもいながら叫び続けた、、

叫べば、叫ぶほど、、
家の人の姿は遠くなってゆき、、
姿が小さくなっていった、、

おれは、その姿をみて、
何故か、絶望的になり、、

そして、家の人の姿が完全に消えた時

俺の中で何かが弾け飛ぶ音がした。


解けなかったるいの縄を解き
開けることが出来なかった
車のドアを開けて


おれは、るいの手を取り
外に出て「一緒に走ろうっ」と、



気がつけば、、るいに言っていた、、


るい☄️は
いつものように、おれ🌚に、
天然な表情で笑いかけ、、「うん☆」と、、
言って一緒に走ってくれた、、







そこは
なにもみえない
真っ白なせかいやった







・・おれは
身体のしんどさ、寝汗、、
その感覚に、目が覚めた。


ふと、目の前を見ると
隣で寝ている家の人の背中を思いっきり
おれは、両手で押していた、、

え?
おれ🌚はこの人(家の人)に
たすけてほしかったんちゃうん??

まるで、
「どけっ」と言わんばかりに、、
背中を押しとるなぁ、、ははは、、


・・ま、ええか。。🌚💦


・・夢でよかった。



あ、



夢の中の方が
ええかもなぁ、、




おれ🌚の身体がある。
るい☄️の手を繋ぐことが、できる、、
るいの天然な笑顔を
直視することができる、、、




・・そして、二人きりや、、









そんなことは、、
いつも、叶わぬ夢や、、








・・さめないゆめのなかで、、







もう少し
ふたりだけで
居たかったなぁ、、






・・夢のつづき、、
また、みたいなぁ、、






・・ははは、、꙳★*゚








影中 来夢





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