見出し画像

3年ぶりの一人旅⑧〜足湯カフェとまとめ

続きです。
というかラストです。


代々木を出た後
まだ空港に向かうには
余裕がありそうだったため

空港からアクセスのいい場所で
もう1箇所行ってみたい場所を
ピックアップすることにしました。

それがこの足湯カフェです。

メインは化粧品ブランドのお店で
1階にある化粧品売り場で
化粧品を一品ずつ購入したら
地下にある足湯カフェの利用ができる
という仕組みでした。

私はとりあえず
シャンプーを切らしていたことを
覚えていたので
シャンプーを買って行きました。

そして地下に降りると
Instagramで目にする幻想的な風景で
横に足洗い場とロッカーがあり
その後足湯に浸かって
注文した抹茶を待っていました。

二人とも
ロングスカートだったものの
他にお客さんがおらず
ゆっくり出来ました。

時間的には15時くらいに
出発出来れば
と思っていたのですが
かなり時間があまり
1時間以上そこで
ゆっくりすることが出来ました。

帰る頃に
もう1組お客さんが来たので
写真を撮ってあげました。

みんなここでは
写真を撮りたくなるようです。

その後3日間行動を共にした
友達とお別れで空港に向かいます。

方向音痴で土地勘のない私に
彼女はちゃんと空港に向かえるか
心配してくれていました。

きちんと空港行きの直通列車に
乗れたよと報告すると
「よかった」と言ってくれました。

新宿を15時に出て
飛行機が18時55分の便で
かなり余裕があると思われたので
バタバタして買えなかったお土産を
空港をゆっくり散策しながら
買おうと考えていました。

ただ充電もピンチだし
お腹も空いたし
荷物も預けないといけないし
マッサージチェアでマッサージしたいし
空港ではやることがいっぱいでした。

90分前だったので
着いてすぐに行おうとした
搭乗手続きをしようとしたのですが
行えず
お店のありそうなところを
しばらく彷徨くも何もなく

結局90分になったため
投稿手続きをして
保安検査所を確認し
行ってみるのですが

「この先はお土産屋さんは減るので
 まだお土産を買っていないならば
 買ってからの方がいいですよ」

と言われ引き返すことにしました。

ですがやっとの思いで向かった
空港内のショッピングモールも
次々とシャッターを閉めていっていました。

「あれ?まだ17時だけどなんで?」

シャッターを閉めている店員さんに聞くと
コロナで17時にはほとんど
店が閉まってしまうので

あのお店しか遅くまでは
空いてません
と言われました。

行きで5分しか行けなかった
ラウンジも帰りではすでに閉まっていました。

結局広いだけで何もなく
大回りして引き返して
搭乗手続きをすると

そこから先は
割と狭いスペースに私の探していた
お土産屋さん、充電器、マッサージチェア、
食堂がありました。

「なんだ、ここに早く来ればよかった」

そう思いながら
ちょっとだけ充電して
食堂で立ってカレーを食べました。

成田空港とは私にとってそんな場所でした。

お土産ももはや選ぶ暇もありません。
飛行機に乗るとみんな同じ
東京バナナの袋でした。

飛行機に乗る時すでに
充電は10%を切っていました。

私は帰りの飛行機では
音楽を聴くことなく
最後の地下鉄のSUICAのために
スマホを寝かせました。

ただここまでくれば
スマホの充電なんて切れててもいいのです。

そう思えるほど
福岡空港は市街地から近いのでした。

関東の複雑な路線をうまく乗り換えて
関東で暮らす友達は
私に「一人旅なんて尊敬するわ」
と言っていました。

私は「あなたも九州に遊びに来なよ」
と簡単に言うものの
空港に向かうまでのハードルが
福岡とは違いすぎると感じました。

ひょっとしたら
海外旅行のハードルも
関東より福岡の方が低いのかもしれません。

今回航空会社の関係で
成田空港だったのもありますが
空港にまで見送りに来てもらえるわけでも
ないですし
空港に着くまで気の抜けないこの感じ
空港が市街地から地下鉄で10分の福岡には
なかなかないなと感じました。

だって福岡だったら
空港に送り迎えできますもん。

関東や関西の友人が口々に
「福岡はいいなぁ」というのが
わかった気がしました。

関西や中部でも
「りんくう」という言葉があるように
空港と市街地は1時間以上離れています。

そんな関東や関西なら飛行機で
スマホの充電が切れてもいいや
なんて思えないと思います。

飛行機は行きと違って
スムーズに着陸しました。
ほとんど揺れることもなく
むしろ早めの着陸でした。

スマホの充電はギリギリ
地下鉄まで持ってくれましたが
空港は小さく感じ
空港から自分の家も
かなり近く感じました。

持って行ったレザージャケットと
アームウォーマーも
3日目はスーツケースから
出すことなく終わりました。

天気と気温に恵まれた
3日間となりました。

帰って洗濯物を回し
近くの行きつけのバーに
お土産とお土産話を持っていきました。

福岡に着いた安心感も
一人旅ならではで
私は3日ぶりにゆっくりと
スマホを触ることができました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?