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【初心者必見!!】サントリー山崎、白州、山崎の違いとは何なのか!?

ウイスキーの世界は、その製法や原材料、熟成過程によって無限の味わいが生まれます。日本を代表するサントリーウイスキーの「山崎」、「白州」、「響」は、それぞれに独特の特徴と魅力を持ち、ウイスキーファンを魅了し続けています。この記事では、これらのウイスキーがどのように異なり、それぞれにどんな特徴があるのか!?を、初心者の方へ向けて解説したいと思います。サントリーウイスキーの深い歴史と、それぞれのウイスキーが持つ独自の風味を探求していきましょう!!


サントリーウイスキーについて

サントリーとは


日本のウイスキー業界において、サントリーは名実ともにトップブランドの一つです。創業は1899年で、日本で初めてウイスキーを商業生産した会社として知られています。その後、時代とともに技術革新を続け、現在では世界的なウイスキーブランドとしての地位を確立しています。

サントリーの歴史 


サントリーのウイスキーづくりの歴史は、日本ウイスキーの歴史そのものです。創業者の鳥井信治郎が1923年に山崎蒸溜所を創設し、1929年には日本初の本格的なウイスキー「白札」が誕生しました。以来、サントリーは品質と技術の向上に努め、多彩なラインナップを生み出しています。

山崎、白州、響の違いについて

3種類の大きな違い 


これらのウイスキーの大きな違いは、原酒の違いによる製法にあります。「山崎」は大阪府に位置する山崎蒸溜所のモルト原酒のみで作られ、「白州」は山梨県の白州蒸溜所のモルト原酒のみで造られます。一方、「響」はこの2つの蒸溜所で造られるモルト原酒と、同じくサントリーが所有する知多蒸溜所のグレーン原酒をブレンドして作られています。

シングルモルト山崎


 シングルモルト山崎は、華やかで甘い香りと濃厚な味わいが特徴です。山崎蒸溜所は、ミズナラ樽を使った熟成を初めて行った蒸溜所で独特のオリエンタルな風味の特徴があります。

山崎蒸溜所について


 山崎蒸溜所は、天王山の麓に位置し、自然に囲まれた環境でウイスキーづくりが行われています。この地の水や気候が、山崎ウイスキーの味わいに深い影響を与えています。一説には、蒸溜所の仕込み水は千利休も使用した名水ということが言われています。

シングルモルト山崎の製法 


山崎の製法は、古くからの伝統を守りつつも、最新の技術を取り入れています。原料の選定から熟成まで、厳しい品質管理が行われ、常に高品質なウイスキーを提供しています。

シングルモルト白州

シングルモルト白州の特徴 


シングルモルト白州は、その爽やかな香りとスモーキーな味わいが魅力です。山梨県の自然豊かな環境が、白州のユニークな風味(森林やミント)を生み出しています。

白州蒸溜所について


 白州蒸溜所は、山梨県の自然環境に囲まれた場所に位置し、清らかな水と豊かな自然がウイスキー造りに欠かせない要素となっています。

シングルモルト白州の製法 


白州の製法では、ピートを使用した仕込み工程が特徴的です。これにより、スモーキーな風味がウイスキーに加わり、独特の味わいが生まれます。レギュラーボトルでも心地よいスモークが感じられますが、限定で販売される「ヘビーリーピーテッド」は特にスモーキーが香り高く人気の為、即完売となってしまいます。

響の特徴

 
響は、サントリーのブレンデッドウイスキーの最高峰として知られ、繊細な味わいと豊かな香りが特徴です。サントリーの3つの蒸溜所からの原酒をブレンドし、日本の風土と技術を凝縮した逸品です。

知多蒸溜所について


 響には、愛知県の知多半島に位置する知多蒸溜所で作られる「知多」が使用されています。知多蒸溜所では、サイレントスピリッツとも言われるとうもろこしなどを主原料とし、連続式蒸溜器で造られるグレーンウイスキーが製造されていますが、ここでもタイプの違うグレーンが製造され、サントリーならではの原酒の造り分けがされえているのも興味深いポイントです。

響の製法


響は、サントリーの「山崎蒸溜所」、「白州蒸溜所」、「知多蒸留所」からの原酒をブレンドすることにより、独自の味わいとバランスが生まれます。個性的な3つ蒸溜所原酒が豊かな風味で絶妙に調和し、洗練された味わいを生み出します。

まとめ

サントリーの「山崎」、「白州」、「響」は、それぞれが独自の製法と地域性を持ち、日本のウイスキー文化を代表するボトルです。山崎は華やかな甘さとオリエンタルな風味、白州は爽やかな香りとスモーキーな味わい、響は繊細な味わいと豊かな香りが特徴で、それぞれがウイスキーファンに異なる楽しみを提供しています。
これらのウイスキーを通じて、日本のウイスキーの奥深さと多様性を体験し、あなたに合った一杯を見つけてください。ただ、飲みすぎには注意し、ウイスキーライフを存分にお楽しみいただければと思います。


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