『キンプラ (KING OF PRISM -PRIDE the HERO-)』見てきたよ -ネタバレなし感想


 先日公開された「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」、遅ればせながら見てきました!ごくごく手短に感想を書いておきます。結論だけ言うと、(映画を見てからでもなんでもいいから)「プリティーリズムを見てください」

 ……ハイ。いつもどおりの結論です。

 でも、今回もやっぱり「プリティーリズムを見てください」としか言えない……というか、今こそ、今まで以上に胸を張って「プリティーリズムを見てください」というべきなんじゃないかと思えてくる……そんな映画でした…。


 おおまかな感想を述べると、

 「キンプラ」は「プリティーリズムの三年間」を濃縮して作った竹刀で腹筋をボコボコに叩かれるような映画でした。「キンプリ」が「ご新規さんもウェルカム」な映画だったとすると、「キンプラ」はそうやって誘い込んだ客の頭上から煌めきを絨毯爆撃していくような映画でした。以上です。


 「キンプリ」のときは、一部の人たちが「これはプリティーリズムではない」と言ったりしているのも散見されました。確かに「キンプリ」はご新規さんの歓迎にも時間を割いており、「いわゆるプリティーリズムらしい人間ドラマ」感が薄いという側面があったことも否めません。

 しかし、「キンプリ」にそういう物足りなさを感じた人こそ「キンプラ」を見てほしい! 画面はもう、まるで「これがプリティーリズムだ!」と言わんばかりのプリリズ感。作品のテーマを圧縮しながら人間関係を描きつつ、派手なバトルシーンでテンションのバロメータを振り切る。新規にも楽しく、シリーズファンならもっともっと楽しい構成。「キンプラ」は例えるならそう、『プリキュアオールスターズ』……。

 まさに公式からファンへの贈りもののような、プリリズのファンであればあるほどに楽しめる映画、それが「キンプラ」なのです。プリリズを見ていた人はぜひ見に行ってほしいし、「キンプラ」を見た人はぜひ「プリティーリズム」を見てほしい。ほんとに数倍楽しめるから!

 ということで結論ですが、「プリティーリズムとキンプラを見てください」。



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