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有名ブロガー「検索上位10記事を読み込み、上位互換の記事を書けば勝てる」←完全に間違っている理由を解説します。

この記事は連載の第5弾です。
第1弾第2弾第3弾第4弾はこちら。

さて、
質問です。


あなたはこの方法、正しいと思いますか?

【検索上位を高確率で手に入れる方法】
1️⃣狙っているキーワードでググる
2️⃣検索1位〜10位の記事をすべて読む
3️⃣くり返し参考にしたい記事を3つ選ぶ
4️⃣その3つを超える「最強記事」を作る
5️⃣最後に「最新情報」を含ませる


これはTwitterに
フォロワーが何万人もいて


ブログ書籍も出版している
超有名なブロガーさんのツイートです。


で、
結論から言うと
このツイートは完全に
間違っています。


※その理由はすぐ後述します。


にも関わらず
このツイートには
こういったコメントがついていました。


「これはとても大切…メモメモ…」

「結局めんどうだけど王道がいいんですよね」

「これは再現性高い方法。あとは継続できるか」

「勉強になります。やっぱり、上位記事をとにかく分析して、自分の記事に取り入れながら作り上げていくしかないですね」


このように

全くもって間違っている情報が、
「王道のライティング手法」だとして、
世の中に蔓延ってしまっている現状があります。


稼げないブロガーさんが…
稼げないサイト運営者さんが…


いつまで経っても
稼げない理由の1つは
ここにあります。


まあ私からすると
ブログ界隈、サイトアフィリエイト界隈の人が
間違った思考を持ってくれているおかげで、


ライティングだけで
サクッと差別化することができるので


本来ありがたいこと
この上ない状況ではあるのですが、、、


とはいえ、

流石に
大手有名ブロガーさんが
完全に間違った方法を広めているこの現状。


その方法を信じて

「ブログ頑張って収益化したい...」
「月10万稼げるようになりたい...」
「副業収益で会社辞めれるように頑張ろう...」


このように
必死で頑張っている方々の努力が


焼け石に水、糠に釘、
暖簾に腕押しとなってしまっているこの状況、


さすがに

「なんだかな...」

と思ってしまいます。


努力した人には報われて欲しい。


頑張っている人には
正しい努力の方向性を知って欲しい。


そこで、今回

①「検索上位10記事を読み込み、上位互換の記事を書けば勝てる」という意見が完全に間違っている理由

②どうすれば個人ブロガーやサイト運営者でも勝つことができるのか?

この2つを詳しく解説していきます。


 1:世の中に出回っている”王道のライティング手法”では、なぜ検索上位が取れないのか?


ということでまず、
世間一般で正しいライティング手法だと信じられている以下の内容、

【検索上位を高確率で手に入れる方法】
1️⃣狙っているキーワードでググる
2️⃣検索1位〜10位の記事をすべて読む
3️⃣くり返し参考にしたい記事を3つ選ぶ
4️⃣その3つを超える「最強記事」を作る
5️⃣最後に「最新情報」を含ませる


この方法で、
なぜ検索上位が取れないのかを解説していきます。


=========


理由1:サイトの信頼性勝負になるから


1番の理由は「サイトの信頼性勝負になるから」です。


というのは

「このキーワードで記事を書こう!」

こう思ったとき、
検索上位10個の記事を競合調査としてチェックするのは
誰でも思いつきますよね。


つまり「検索上位10個の記事を読んでいいとこ取りした記事を書く」のは誰でも思いつく手法なんです。


そして皆が同じ方法でライティングすれば

①ドメインが強いサイトで
②SEOライティングスキルが高い人が
③網羅性高く書いた記事

が勝ちます。


つまり、例えばあなたが個人ブロガーやアフィリエイターであれば、mybestSmartlogのような企業運営のキュレーションサイトが書いた記事にはまず勝てません。


①質の多い記事がたくさん載った企業ドメインに
②SEOライティングスキルが高いライターさんたちが
③徹底的にキュレーションしてきた記事

がライバルになっているからです。


もちろん、
死ぬ気で頑張って
徹底的に網羅的な記事を書けば
記事の内容ではある程度立ち向かえるかもしれません。


でも、
仮に「ライター力」「記事の内容」が同等レベルだとすれば
「サイトパワー」部分での勝負になってしまいます。


すると「競合記事が、質の多い記事がたくさん載った企業ドメイン上に書かれている」という事実が重くのしかかってきます。


つまり、競合サイトの方が「信頼性が高い情報である」という事実を、Googleが優先するので、あなたの記事はまず負けるって訳です。


要するに、
世間的に言われている王道の方法で
検索上位を取れるのは


・検索上位10個にそもそも強いアフィリエイターや企業メディアがないくらい、競合が弱い検索環境である

もしくは

・あなたがmybestやSmartlogのような超絶強い企業メディアのライターである

のどちらかの
条件を満たしている場合のみなのです。


だから実際は
現実的に

こんな手法だけで
上位表示なんて
出来っこないってワケです。


理由2:同じ方法でやり返されるリスクがあるから


また仮に「検索上位10個にそもそも強いアフィリエイターや企業メディアがないくらい、競合が弱い検索環境である」という条件のキーワードを見付けたとしても、


この方法って、
みんなが知ってる
誰でも思いつく方法ですよね。


つまり、

他の人に
同じ方法で
やり返される可能性があります。


ようは、
あなたが書いた記事を見て、
誰かが更に網羅性が高い記事を書いてくる。


誰かが
あなたを叩き潰しに
くるリスクがあるんですね。


ようは、
この方法をやると、


ラットレースから
永遠に抜け出せなくなる
リスクが高まります。


ブログの資産性が
落ちるということです。


私のツイートを
普段から見てる人なら
当然分かっていると思いますが、


これは
絶対にお勧めできない手法です。



理由3:最新情報は時間と共に古くなるから


また
5️⃣最新情報を含ませる
というのも、一概によいとは言えません。


これをやると、
一時的に多様性が高まり、
アルゴで検索上位に入れやすくなりますが、


「最新情報」というのは
時間が経てば古くなってしまいます。


つまり、


次第に検索順位が
下がるリスクを負うことになる

もしくは

半永久的に
記事の更新の手間を
負わなければいけなくなる


というワケです。

こう言うと

「更新の手間を負うの、別にそれはそれでいいじゃん」

と思っちゃうかもしれませんが、
これも一概にそうとは言えません。


1記事2記事であれば
確かにそうかもしれませんが、


大半の
ブロガーさんや
サイト運営者さんは


100記事
200記事と
積み上げた結果として
大きな収益を得れるようになるもの。


どんどん新規記事を
増やすのに時間を割いていきたい中、


更新の手間がある記事が
100記事200記事とあり続ける状態
って
どう思いますか?


いずれ更新に時間を取られ、
新規記事を書く時間がなくなってくるのが
目に見えてくるようですよね。


だから、

5️⃣最後に「最新情報」を含ませる

これがお勧めできるのは、
「従業員を雇ってサイトを更新させるから、自分の時間は食わない」

が出来ている

・外注に資金を投下でき、外注管理にもさほど工数を掛からない仕組み化ができている有能アフィリエイター

または

・企業運営のメディア

に限られるのです。


一見すると
「最新情報」って有益に見えてしまうのですが、


ここに拘ると
泥沼にハマって
時間が削られていきます。


従って
個人的には


最新情報ありきの
記事構成にせざるを得ないスキームは
その時点でお勧めできません。


理由4:Googleは車輪の再発明を評価しないから


Google目線で考えてみましょう。


既に世の中にある情報を、より分かりやすくまとめ直すというのは、確かに検索者のニーズを満たす行動ではあります。


でもそれは、現状の検索結果に「分かりやすいまとめ」が存在しない場合の話。


既に「分かりやすいまとめ記事」「たくさんの項目を集めたキュレーション記事」が存在する検索結果に対して、より詳しいまとめ記事を書いたところで、


Googleからしたら

「確かにありがたいっちゃありがたいけど、既に存在する記事で、ある程度検索ニーズって満たされてるから、わざわざ作ってもらうほどでもないんだよな...」

こう思っても当然ですよね。


Googleの立場で考えれば、
既にニーズを満たしている現状に対して
ちょっとだけ良い記事を提供されるよりも、


その時間や手間暇を、
全く新しい内容の「検索者のニーズを満たす記事」を
書いてもらうために使ってもらった方が
良いに決まっています。


当たり前ですよね。


そう、
Googleが検索結果に欲しいのは
検索結果の多様性」です。


Googleとしては
検索結果として表示した記事群が、
しっかりと検索者のニーズを満たす可能性を高めたい。


だからこそ、
なるべく多様な観点の記事を検索結果に表示する。


こう明言しています。


というか、
どの検索結果も、
実際にそういう結果になっています。
(色々検索してみれば分かります)


だからこそ

🙍‍♂️検索TOP10の記事の中の良い記事3つをキュレーションして、その3つを超える「最強記事」を作るぞ...!


なんてことをしても
実はGoogleは思ったほど評価をしてくれず、

🙍‍♂️あれ...思ったほど検索上位にindexされないなあ...

ということが
起こってしまうわけですね。


なぜ「稼いでいる著名ブロガー」ですらも、間違った情報を発信してしまうのか?


ではなぜ「実際に稼いでいる著名ブロガー」ですら、このような間違った方法を発信しているのでしょうか?



その理由は簡単です。


実際に稼いでいる著名ブロガーは

・既に強いブログを保持している(ドメインパワー、サイトパワーが強い)
・これまでの経験からSEOライティング力が高い

こういう状況だからです。


その上で、そもそもそんなに競合が強くないキーワードで、検索上位10位の中で良い記事3記事をキュレーションした記事を書いている。


初めに説明した通り、

①ドメインが強いサイトで
②SEOライティングスキルが高い人が
③網羅性高く書いた記事

は当然検索上位に表示されやすい。


著名ブロガーのブログは
ドメインパワーもそこそこ強いし、


SEOライティング力も高い。
その上網羅性が高い記事を書いている。


だから彼らは
その「王道」の方法で上手くいくのです。


もちろん、
彼らも彼らで
競合が強いキーワードにおいては、
企業メディアに勝てなかったりして

🙍‍♂️あれ、この記事は勝てないなあ・・・

といった状況は日々経験しているはずです。


にも関わらず、

・既に強いブログを保持している(ドメインパワー、サイトパワーが強い)
・これまでの経験からSEOライティング力が高い


という条件を満たしているので、
同じような感じで何記事も書いていけば、
いくつかの記事は勝ててしまう。


そして

🙍‍♂️お、やはりキュレーションすれば勝てるんだ!

自分に都合の良いところだけを見て、
こう思ってしまうのですね。


※ちなみに認知心理学の世界では、こういった心理作用のことを「確証バイアス」と言います。

・Wikiから引用
"仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと"


本当は勝てている理由はあくまで

①ドメインが強いサイトを持っている
②自分のSEOライティングスキルが高い
③記事を網羅性高く作成している
④競合がそこまで強いわけではない

この4点であるのに、

🙍‍♂️網羅性が高い記事を書けば勝てる!みんなやってみて!

思い込みからこう発信してしまう。


こうして間違った俗説が世の中に「王道」として広まってしまった。


私はこう思っています。


2:じゃあ、どうしたらいいのか?どうしたら勝てるのか?


では
とりあえず

「じゃあどうしたらいいの?」

に対する回答として、
1つ方法を紹介します。


検索TOP10の記事の
内容をまとめるのではなく、


真逆のことをやって下さい。


「検索上位10記事の論調に
 存在しない論調の記事を書く」


これが正解です。


でも当然
「誰にもニーズがない論調の記事」なら


そんなの書いたって
検索上位になるわけないですよね。


だから


検索上位10記事を見て、
一番多いパターンの論調を見つけて、
それとは真逆の論調の記事を書く


これをやって下さい。


分かりやすく具体例を書くと、、

◎キーワード:既読スルー

例えばこのキーワードで検索すると

「既読スルーされたら終わり、既読スルーは脈なし」

という文脈が多いですよね(この記事執筆時点)。


で、
ここで勝ちたければ、

「既読スルーは脈なし」は嘘。実はこの4つの場合は「既読無視は脈ありサイン」です。

例えば
こういう論調の記事を書けばいい訳です。


なお補足すると
タイトルだけ論調を真逆にするのはダメ。


・検索結果とは真逆の内容で
・整合性が付く内容で、
・それでいて検索ニーズもある内容


この3条件が揃った記事は、どう書いたらいいだろう?


これを
しっかり考える。


その上で、
なんとかして整合性をつけるための
ロジックや情報を集めてきて、記事を書き切る。


これこそが
初心者ブロガーでも
大手企業メディア運営者でも


共通して使える
正しいSEO攻略手法です。


ちなみに、こういった

「検索上位の記事に寄せず、検索結果に存在しない情報で検索上位を取る手法」

のことを
多様性ライティング」と呼びます。


このスキルを極めると
楽で簡単にSEOで一人勝ちし、


大量のアクセスと収益を
サクサク稼ぐことができるのですが、


私はまだ
多様性ライティングについて
詳しく解説している記事、教材、動画などを
ちまたで一切見たことがありません。


なお、


検索上位10記事を見て、
一番多いパターンの論調を見つけて、
それとは真逆の論調の記事を書く


というのは、
たくさんある多様性ライティングの技術の中の
"たった1つの方法"に過ぎません。


実際、
今回紹介した方法は、


検索上位10記事の論調に
特に目立ったパターンや傾向がない場合は
もちろん使えない(=効果が弱い)手法ですし、


そもそも

どの多様性ライティングの技術を使えば
最も効果的に上位表示できるか?


というのは、
競合の検索結果次第なんです。


ようは、

一概に「逆張り記事を書く」が
最も効率良い勝ち方になるわけではないんです。


そんな「多様性ライティング」の世界。


体系化して
やっている人がいないのをいいことに、
私は10年近くにわたって、


1人コツコツと
この技術を使い続け、
ブラッシュアップし、深化させ続けてきました。


その結果として、

多様性ライティングの
技術はいまや"14個"にまでもなり、
私のサイト上でその効果を発揮し続けています。


今回、
そのうちの1手法である「逆張り」について
"さわりだけ"紹介しましたが、


より効果的な方法、
別のシチュエーションでも使える方法、
誰もやってないえげつない方法を含めた、


他の13個も含めた全技術について
まとめて皆さんに公開するために、


いちのせ有料noteの第二弾として
「多様性ライティングの教科書」を執筆中です。


完成し次第、
以下のリンクから公開するので、


・このnoteの内容に納得した方
・多様性ライティングに興味がある方(一部無料公開予定です)
・多様性ライティングをマスターしてブログやサイトで大成功したい方


こういった方々は、

いちのせのTwitternoteをフォローし、
次の通知を楽しみにお待ちください!


<有料note 第2弾はこちら!:2023/12/17公開!>
検索順位が軒並み上がる「多様性ライティング」の教科書。個人で月500万円〜を稼ぐアフィリエイターが競合が厳しくても勝てる「神レベルのSEOライティングスキル」を完全公開します(仮)
https://note.com/sitemaster/n/na56599592833


以上、いちのせ(@ichinose_seo)でした。


「この記事、参考になった…!」と思った方は、ぜひ「❤️」ボタンで応援よろしくお願いします!


この記事は連載の第5弾です。
第1弾第2弾第3弾第4弾はこちら。


P.S.
ちなみに、こちらもいちのせのメインスキームです。


↓↓↓↓↓


<有料note 第1弾はこちら!>

放置で月10万円〜を稼ぐ「キーワード選定とSEOサイトアイデア」の教科書。個人で月500万円の自動化収入を週1-2時間の作業で稼ぐアフィリエイターが「神レベルのキーワード」の見つけ方を完全公開します。

https://note.com/sitemaster/n/n3aa98be9368f

※無料部分の冒頭6,000字だけでも勉強になるように作ったので、よかったらそこだけでも読んでみてください!学びがあると思います!


ちなみに
2つの有料noteの区分けとしては


▼有料note 第1弾
・「サイト単位で勝つ方法」を学べる
  →勝てるキーワード選定の裏ワザ
  →勝てるサイトアイデアの考え方
  →勝てる特化サイトの作り方とブラッシュアップの仕方

▼有料note 第2弾
・「記事単位で勝つ方法」を学べる
 →勝てるSEOライティングの手法(=多様性ライティング)

って感じです✌️

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