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勝手に埼玉~映画から埼玉を知る Part1~

はじめに

タイトルから既に『あの映画』のことだとわかるだろう。そう、映画『翔んで埼玉』である。壮大な茶番劇で有名だが、実は県民あるあるが随所に散りばめられており、県民でさえ『そこをこするのか?!』と驚くことがある。
今回は他県民でもわかりやすいように、小ネタをまとめてみた。
なお、長くなることが予想されるため、今回は開始から約40分までとした。Part3まで作成する予定である。

『翔んで埼玉』小ネタ集①

今回はわかりやすいように、『現代パート』と『過去パート』に分けて時系列で説明していく。作中では、作品自体の創作も多分に含まれるので、事実か否かも書いておく。

  • 現代パート①

    • 『暑いぞ熊谷』:近年の全国的猛暑で目立たなくなっているが当時は散々ネタにしていた。現在は、暑さをしのぐスイーツとしてかき氷の『雪くま』を売り出している。

    • 『熊谷ナンバー』:埼玉県のナンバーの一つ。なお、県には7つのナンバーがあり、「大宮」「所沢」「熊谷」「春日部」「川越」「越谷」「川口」である。そのうち、「川越」「越谷」「川口」はいわゆるご当地ナンバー。

    • 埼玉格差:浦和(さいたま市浦和区のこと)と熊谷(埼玉県南部、群馬と隣接)には雲泥の差がある。浦和は高級住宅街扱いなのだ。そもそも大抵の市町村は浦和に勝てない。(大宮は除く)

    • 彩の国さいたま:埼玉が自称している名称。何を彩っているのか不明。

    • さいたま市:県庁所在地。『埼玉市』ではなくひらがなで『さいたま市』が正式な表記。

    • FMラジオ79.5:埼玉県の地方ラジオ番組NACK5(読み方はナックファイブ)が流れる。県民は県外に出て初めて他県民がNACK5を知らないことに気づき、全国放送されていないことに衝撃を受ける。

    • 川口市:東京都足立区に隣接した市

    • 蕨:蕨(わらび)市のこと川口市と同じく東京都足立区、北区辺りと隣接している。

    • なぜか埼玉:翔んで埼玉の劇中歌。昔からあるフリをしているが、本作での創作なので埼玉県民も知らない。

  • 過去パート①

    • 3-Z組:全体的に訛り・方言がないので、埼玉県都市部か東京都と隣接した市の出身だと思われる。なお、埼玉県南部(群馬、栃木、茨城)と隣接した地域は南部の訛り・方言が混じる。他の地方と同様、現在は高齢者しか方言は使わないので実質現代における埼玉県に方言(特徴)はほぼない。※次作のキャラクター紹介で信男の出身が蕨市(前述)であると明かされた。

    • 通行手形:本作最大の創作。

    • さいたまポーズ:埼玉県の県鳥『シラコバト』(※後述)が羽を広げた姿を模しているとされる。もちろん創作である。

  • 現代パート②

    • 社長輩出率:10年連続最下位は事実である。しかし、千葉、神奈川も同様に低い。人口の流入により相対的に下がっていると推測される。

    • 総理人輩出未だゼロ:事実である。

    • 貧乳率:事実である。埼玉県民の基本はAカップである。話題に出すとセクハラどころの騒ぎではないため胸に秘めておく事項。

  • 過去パート②

    • 潮風の匂い:埼玉県民は海がないため、磯の香りに敏感である。

    • 草加せんべい:県の土産として有名。たまに、まがい物の草加せんべい(原産国:アジア圏)も紛れていることがあるので、購入の際は後ろのラベルまできちんと見ること。間違っても踏むものではない。

    • シラコバト:埼玉県の県鳥。主に埼玉県東部を中心に生息しているが数が激減しているので、ほぼ人工飼育下の個体しか見られない。埼玉県でその辺に飛んでいる鳩はただのキジバトなので間違っても「あ、シラコバトだ!」などと言ってはいけない。




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