このダイエットは普段の食生活における糖質をできるだけカットしながら、全体の摂取カロリーを減らし、血糖値を上げさせない体を作って痩せることを目的としたダイエットです。

基本的にGI値が高く、血糖値を急上昇させてしまう白い食べ物である白米や食パンなどを徹底的に減らし、その代わりに主食をGI値の低い芋類や雑穀米などに変えていきます。

慣れてきたら、だんだんと主食の量を減らし、たんぱく質の多いおかず中心で食事を行うことで短期的に、比較的健康的に痩せることができます。

無理なく健康的に食べながら痩せることができます

普通のダイエットを思い浮かべると、野菜だけや豆腐だけなど、カロリーの低い質素な食材を食べるイメージが強いです。

しかしながら、この糖質制限ダイエットは主食を我慢するだけでおかずの種類には制限はないので、大好きなものを我慢せずにダイエットをすることができます。

例えば、焼肉などもご飯を減らす、もしくは食べないという選択をすれば、普通はダイエットに悪い食事とされるものも、楽しめるのです。

また、栄養価の低い〇〇だけダイエットでは栄養が偏ってしまい、体調を崩す可能性もありますが、この糖質制限ダイエットではたんぱく質や野菜など制限なく食べることができるので、普通の食事よりも栄養価の高い食事を目指すことができ、体の調子も良くなるという点もメリットです。

ストレスがたまらず、楽しくダイエットができること

糖質制限ダイエットが成功した決め手ですが、やはり好きなものを我慢せず、楽しく食事をしながらダイエットに取り組むことができた点であると考えています。

私は食べることがとても好きなタイプであるため、過度な食事制限は長く続かず、様々なダイエット方法を試しては、失敗を繰り返していました。もちろん、白米やパンなどの炭水化物も大好きな私なので、最初は主食を抜くことに辛さを覚えたのですが、最初から全てカットするのではなく、だんだんと抜いていくこと、そしておかずをいつもよりも多く作ることで食事を少しずつ変えていきました。

糖質制限は主食がないから辛いのではないかと思う方もいるかもしれませんが、おかずをいかに彩りよくするかで満足度も高くなっていくので自分の工夫次第で全く負担を感じないでダイエットを行うことができると思います。

食卓のおかずの彩り方と食事を食べる際の順番に気をつけましょう

この糖質制限ダイエットを成功に導くためのポイントが２つあります。１つ目は、普段の食卓に彩りを持たせるということです。

人は、食べ物の味だけでなく、見た目など視覚的にも満足を感じやすいものです。

普段の食事を楽しむためにも、例えば煮物に彩りのよい野菜を入れてみたり、こだわりのある食器やお箸を使ってみたりなど食事の時間そのものに自分なりの一工夫をすることで少量の食事でも満足を得ることができます。

また、食事をいただく時は食べることに集中し、ゆっくり素材の味を感じながら食べることで満足度は倍増します。

２つ目は食事を食べる順番です。私は、初期の頃、主食を少量食べていたのですが、食事を始める際は主食ではなくおかずから食べ進めることに気を配っていました。

そうすることでおかずを食べ終わる頃には満腹感が高まり、主食を最小限に抑えることができます。

以上二点を意識することで、ダイエットを成功に導くことができます