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怒りっぽい人は自分で自分を怒らせている

こんばんは、雨に降られた後の冷房が寒くてたまらない さいちゃんです。忘れ物をしないように気をつけたい今日この頃..。

さて最近、よく「相手に直接怒っている人」を見ます。
ここでいう「怒る」は、わりと本気の口喧嘩です。

何か嫌なことや腹立たしいことがあっても、その場はやり過ごし、「第三者に愚痴を言う人」はいると思うんですね。そういう人をよく見てきましたし、私もどちらかというと 第三者に聞いて貰うことがあります(愚痴のニュアンスで伝えるかは、内容や心持ちによる)。

相手に言うべきことを言わず、陰口を言うのはもちろんよくないなと思います。「本人に言わないで 悪いように広めるなんて」と思うからです。

ただ、「相手に直接怒る」というのは、私はあまりしません。そうしている人を最近見ていて、「なんと不毛な」と思っています。

まず、怒りの感情いっぱいで相手に強く当たると、感情が先行して内容が伝わらないので、自分の気持ちが治まっていないタイミングというのは好ましくありません。

タイミングの問題でなく、相手が『明らかに不躾』『危険察知能力に差がありすぎる』みたいな性質の違いを持つ場合は、強く伝えても伝わりません。

だからといって、諦めて何も言わない ということではありません。

「自分と相手は違うのだ」ということを理解して、自分の範疇で価値付けして怒る ということをしないのです。

根気強く伝え続けること、理解を伴えるような伝え方の工夫をすること、そういった方向に力を注ぐべきで、怒っても エネルギーが無駄に消耗されるだけ。むしろ相手は理解しようとしてくれなくなるので、逆効果です。

こうなると、余計に腹立たしくて さらに「怒る」という連鎖が起きてしまう。このことに、「怒っている人」は気が付きません。

『自分を怒らせているのは相手だ!』と 怒っていますが、
自分の考え方自体が『自分を怒ることに誘導している』のです。

あまりにも非常識な相手の行為があったとすれば、それは怒るに値しません。

複数で躍起になって「怒る」という雰囲気は、ほとんど広がらないものです。和やかな談話や笑顔の方が、場の雰囲気を保たせます。

もっと 柔らかい空気が漂うといいなと思います。


2019.6.14 さいちゃんより

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