カナリ・カナイ|デジタル切り絵作家・デザイナー

切り絵の持つ素朴さノスタルジック、レトロ感のある作品をデジタルで作成しています。 お…

カナリ・カナイ|デジタル切り絵作家・デザイナー

切り絵の持つ素朴さノスタルジック、レトロ感のある作品をデジタルで作成しています。 お仕事依頼は HPのお問い合わせフォームから よろしくお願いします。 https://sivilcity7.wixsite.com/index

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最近の記事

2022_014(アオサギタソ

鳥シリーズの「アオサギ」です。 アオサギって名前ほど青くないんですね。一部が濃い青です。 自分ではとても好きな作品なんですが、特に苦労もなくできてしまったためこれと言った記憶がないです…。 足の感じとかいいですよね。 え、そうでもない? いいなと思ってもらえたら嬉しいです。 それと最近、名前を「カナリ・カナイ」にしました。 私もそれなりに金井としての日々を過ごし、金井深度はだいぶ増し、かなり金井になったと思い至り名前を変更することにしました。 よろしくお願いします。

    • 2022_013(ネオ・シマエナガタソ

      2021年だったかに描いた鳥シリーズのシマエナガタソがあざとすぎて気に入らなかったので新たに描き直しました。 シマエナガというのはエナガの亜種だそうで日本だと北海道に住んでおられるそうです。 すずめより小さいってどんだけかわいいんだろう。 写真はたくさんネットで見ますがなかなか見られるものでもない。 ただただ、かわいい。 TBSの朝の番組THE TIME,にもキャラクターとして毎朝登場していますが、あのこあまり可愛くないですよね…。おそらくわざと可愛くしなかったんでしょうけ

      • 美専展2024

        2024年2月23-25日、母校の長野美術専門学校が毎年行っている「美専展」に行ってきました。 在校生が一年間に学んだことの集大成としてここで作品を発表します。 卒業してから思うことですが、教わるだけではなく、学ぶ姿勢が大事だと。 講師の先生は学生から見たらただの講師なのかもしれませんが、講師であるということは社会に出て結果を残した方たちなのです。 その方たちから直接教えを受け、それを吸収できる時間。 その大切さ。学校にはいろんな資料書籍も転がってる。 今更ながら学び放題だっ

        • 2022_011+_012

          多分、毎年書いてる「フェイクエンゼル」シリーズ。 明言していないので皆さん認識していないとおもうけども この絵は分かりづらいですね。描いた本人もどういう格好かよくわからないので皆さんも分からなかったと思います。すみmせん。 偽物の天使なので天使の輪は浮いていません。また、翼の一部が悪魔の顔になっています。 悪魔というと山羊ですね。山羊の骨が描いてあるんですが、右側の骨が特に分かりづらいですな。 011があまりにも分かりづらいと作者も感じたのでしょう。続けて012を制作しま

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        • #デジタル切り絵
          169本

        記事

          2022_010

          カメラは全然詳しくないのですが、仕事でフィルムを使っていたこともあったりするのでそういったところから好き目な作品です。 カメラに書いてある数字とかも全然わからないので私の持っているカメラに書いてある文字をそのまま使いました。 いまはスマホがあればカメラは要らないって方も多いかもしれないですね。 でもやっぱりすごくきれいな写真を撮られる方はそれなりにこだわりのカメラやレンズを使っているんでしょうね。そういうの憧れるけれども散財の末に破産しそう。 私は充電が面倒なので今でも充電

          2022_008+2022_009

          あけおめ 2022_008と2022_009は両方とも魔女(ホウキに乗っている女性)なのでニコイチで解説します。 ホウキに乗った女性が水面ギリギリを飛翔する図、月が水面に映っているというつもりでした。 まずホウキが分かりにくかったこと、水面の表現、月の映り込みも難解で見た方の多くは分からなかったかと思います。メンゴ。 バックの黒のところは放射線にせずに水面の描写にしたほうがまだわかりやすかったかもしれません。が、どちらにせよ切り絵で表現する場合もう少し細かく表現しないとダメ

          2022_007

          こちらは個人様のご依頼のラフの中で描かれたものの一つです。 バイクにまたがっている女性です。 たしか2023年のカレンダーに使ったと思います。 お顔も私の中では可愛く仕上がっていると自負しています。 ですが、副産物として生まれたものなのですべてを出すのもなんだかしっくりこないところがあり、全体絵はどこにも出していないと思います。 改めて見ると指が超適当ですね。 でもそこがいいってこともありますし、こういうのを味っていうんですね。 学校でデッサンの授業でどうやったら楽にできる

          2022_005

          004に続き、鳥シリーズです。 今回はルリビタキです。きれいな青い鳥です。 さえずりの声も可愛いです。 ちなみにきれいな青い色はオスのみでメスは茶色です。 周りの輪っかは何かというと瑠璃杯です。 正倉院の宝物。歴史の教科書に載ってました。 ちょっとそれ以上の知識がないので解説はここまで。 みなさん、がっちりマンデーって見てますか? 来週、noteの特集らしいですよ。 儲かるらしい。 私は全然使いこなせていないのでただ健忘録アンド作品紹介として使っているだけなので来週見てが

          今更カレンダー2024予約今日まで

          noteは過去作の健忘録的に始めたのですが、偶には宣伝してもよかろうということで、11/20予約締切のわたしの2024年版カレンダー通信販売の宣伝です。 2024年度 金井昌未 切り絵カレンダー サイズ  はがきKG(102×152ミリ) プリント 銀塩写真仕上げ 12枚1組 絵柄は2023年の作品の中から作者が厳選 プラスチックのスタンドケースがついています。 2023年11月20日まで受付後に注文数を製作 2023年12月5日頃に発送予定 もう締め切りまで時間

          2022_004

          2022_003の記事でもかいたのですが、今年はどんな風に描いていったらいいのかしら…という迷いの中で鳥を描こうと思ったのです。鳥ならいっぱい種類がいるのでその中で目に留まった鳥さんを描けばいいや。というノリです。 でシリーズ一作目は「メジロ」さん。 その名の通り、目の周りが白で縁取られているのが大きな特徴で鶯とよく間違えられる印象です。 鶯はメジロに比べもう少し緑の色がくすんでいる子になります。あと目の周りは白くありません。 ですが、どちらも可愛い鳥さんです。

          「鉄腕アトム」表紙ファンアート

          鉄腕アトムは原作を読んだことはないです。 浦沢直樹さんの「PLUTO」は読みました。 あと、2001年公開の「メトロポリス」をDVDで見ました。 メトロポリスにアトムは登場しませんが、あの世界にアトムがいたら… と勝手に妄想を膨らませ描いたのが「鉄腕アトム」単行本表紙ファンアートです。 一巻は主人公アトムです。 オーバーサイズのパーカ。下は動きやすいサルエルパンツです。 アトムにはコバルトという弟さんもいるそうです。 放射能標識とアトムのシルエットを融合したマーク。 自分

          2022_003

          2022年は自分の中ではいろいろ挑戦し藻掻いた年でした。 (見ている方には特に感じられないものかもしれませんが、どういう作品を作ったら多くの方に見てもらえるのかといつも藻掻いています) 毎年、年の初めは「この一年、前年のように作品を作っていけるだけの情熱を持って望めるか」と不安に駆られます。 一回立ち止まってしまうとそこから走り出す自信がなくなるような感覚だと思います。 夏頃になるとあぁ、やっと今年もなんとか頑張れそうだ。と胸をなでおろすのです。 今まで隠してきましたが、恥

          2022_002

          サクッと作ったのに意外と見てくれた方の評価が多かった作品。 ほんと、作った人間側から言わせてもらうともっと細かいところを頑張って時間をかけた作品をちゃんと見てほしい…というのはありますが、それが難しい。 SNS等に投稿する際、落款を中央に入れているのですが、それがちょうど女性がバッグを持っているような位置に来てちょっと面白かったです。 お気づきの方も多いかもしれませんが、私は真っ黒はあまり使いません。 作者のこだわりです。 本当の紙で真っ黒ってないのでそれに習っています。

          2022_001_0102BD

          2022年の作品紹介に入ります。 1月2日は毎年、母と父に向けて作品を作っています。 そして私にしては珍しく同じ女性を描いています。 ファッションは前年と同じです。 私の趣味だけで描いています。 とはいってもほとんどの作品が趣味ですけど。 でも趣味だからといっていい加減に作っているつもりはありません。 あと、過去作品の解説をするための記事としてこの文を書いているのですが この作品に関しては細かく文字で説明するまでもないと思うのは作者の傲慢でしょうか…。 髪のなびくところ

          2021リメイク編

          今回はリメイク作品の解説です。 2020_075でも書いたミュシャさんのモンテカルロのオマージュ作品です。ポーズは全然違いますけど。後ろの植物(何だったかは忘れました)が左下から右上に伸びている構図がオマージュポイントですね。 かなり昔に一回作っていてそれを新たに作り直しました。色はだいぶ抑えています。最密度も上げています。 私がデジタル切り絵を始める前に書いた「moon」の2連作のうちの1点です。 中央の骨は恐竜の化石の図鑑を見ながら書いたので構造的にあながち間違っては

          2021_a001

          この絵はフェスのTシャツ、グッズのコンペで作ったものです。 ここでは「high pressure girl」としていますが元々はイベント名を入れていました。 砂浜と池がそれぞれ入っていますがそのイベント会場の意匠を取り入れたものです。 コンペに選ばれもしませんでしたがコロナ禍で結局イベントもやらなかったのではないかと記憶しています。 もし選ばれていたら注目して経緯を見ていたと思いますが落選したイベントなのでそれ以降気にしていなかったのでそのあたりはよくわかりません。 夏のイ