やっぱり面白い動画は最大瞬間風速というか、どうしても短くなりやすいので、再生リストにまとめておきました。全部の動画を合わせても9分半くらいなので、サクッと全部見れると思います。

1.【遊戯王カードの名前だけで『ウェカピポ』歌ってみた】

・こういう替え歌はポケモンの名前だけでとか割と限定的だと思うんだよね。でも、遊戯王って今10,000種類くらいのカード枚数があってそこから抽出してるからすごいクオリティが高い。

・それとシンプルにSOUL'd OUTへの理解度が高いというか、歌い方をかなり寄せてくれるし、フロウもしっかりしてるから替え歌として関心するし、「ガガギゴ」を少し形を変えててカブせてくるのが面白いよね。

・通常モンスターとか昔の効果もないバニラモンスターが演出してたり、逆に名前の長い「レッドアイズ・トランスマイグレーション」とかを使用しているのもテクニックを感じるし、SOUL'd OUTと遊戯王どちらにもリスペクトを感じるし、面白い動画。

2.【踊れないカレーパンマン】

・おもしろすぎる。完成された笑いもいいんだけど、こういうハプニング的な笑いが一番面白いし、この10選だとそういうのが多いと思う。あまりにもキレがなさすぎるし、明らかに隣のアンパンマンを見ているのがバレバレだし、周りも全然笑ってないのが面白い。

・最初は合わせようとしてるけど、中盤くらいから手拍子に変わったり、ひとりだけ腰をフリフリしたりして、必死に取り繕ってる感じが面白いよね。しかも、これが敵役のバイキンマンとかドキンちゃんじゃなくて、ヒーロー側が全然踊れてないのが面白い。すべてが詰まってる。

・ジャイアンの頭が取れちゃうハプニングとかもあるけど、こんくらいポップなのが面白いよね。ちょこちょこあってほしいよね、こういうの。雰囲気で合わせてるのがカレーパンマンとしてイメージなさ過ぎるし、ショッピングモールかなんかだろうけど、別に子供も悲しがってないし、こっちは面白いし、実はこれが正解なのかも。

3.【ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ選手権2021 #14/110】

・先に言っておくけど、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の無断転載なのであんまり良くないと思うんだけど、それでも面白いし、これ以上が無かったので10選にランクインしている。やっぱり普段そんなにモノマネをされないような役者さんの演技を誇張して、なんとなくこうだな～を煮詰めてきたのがお見事。

・ミソはこういう何気ないシリアスな演技をオーバーにしてることだよね。具体的にどのドラマかは分からないけど、こういうのがありそうっていう抽象的なものが伝わるし、遠藤憲一さんと佐々木蔵之介さんたちにとってもマイナスじゃないだろうし。

・でも、最後に遠藤憲一さんのモノマネをしている人が「落としてくれ」の顔をして落ちていくのが良いよね。あと、ザキヤマが佐々木蔵之介さんの見返りを見た時にあまりにもそれっぽすぎて唸ってるのがいいよね。ストーリーとかモノマネが、全体的にありそうだけど特定の部分が誇張されてて、とてもまとまってる。あと、ゲストの満島ひかりさんがお綺麗。トップクラスに好きな女優さんなのでそれも良い。

4.【2択脱出ゲーム「The Loop 2」】

・これは笑える面白さというか、感服する面白さだね。最初にこのLOOPの動画があって、動画の後半に左に進むか右に進むかを選択していくだけの動画だけど、間違った選択肢を選ぶとずっとURLがループするようになってて、左右に進んだ動画は限定公開になっており、URLや高評価からは推測ができないし、コメントもオフになっているのでやりがいがある。

・噛み砕くとYouTubeの仕様を使った謎解き脱出ゲームで、前作のLoopよりも私はこちらのLoop2が好み。法則性というかよく見るとヒントがあって、それもYouTubeの仕様を逆手に取った面白い仕組みだった。個人的にこれはPCよりもスマホの方が解きやすいかもしれない。

・仕組みとしては左と右のURLをずっと踏ませるだけではあるし、こういった試み自体は見たこと自体はあるが、ここまで完成度が高く完結していたものは珍しいんじゃないだろうか。私はTwitchの配信者さんが解いてるのを見て、同じく解いてみたが、自分でヒントを気付けた時の爽快感はとてもよかった。

5.【えー何すか？in秋葉原】

・不朽の名作。未だに色褪せない。「それは世間は許してくれぁせんよ」のパンチラインの強さがすごい。あとシンプルに事件がクソ。

・インタビューとしてテンションというか語彙がなんとなく面白いのであって、オタクたちの言っていることは至極正しい。

・ただ言ってることが正しいからこそ面白いし、メイドへの味方をするオタクという構造がどうしても面白い。一番最初に出てきた「えー何すか？それは許せないと思います」と二番目の「テメェらバカかよ？というのが第一ですね」の"騎士感"と見た目の乖離は面白い。決してオタクを馬鹿にしている訳ではない。

6.【オタク特有の早口】

・またもやオタク。10年以上の時を経て良質なオタクがアキバに帰ってきた。この6秒に全身全霊が詰まってる。やっぱり余計な味付けが無いのがいいね。これぞインターネット。

・ありえない確率も「ヤムチャが天下一武道会の一回戦を突破した時｣っていう優勝とかじゃない、ちょっと控えめな確率なのが良いよね。番犬ガオガオをメイド喫茶でやってるのも面白いし。

・元ネタが2019年の『プロフェッショナル　仕事の流儀』からでメイドさんにフォーカスした内容だったみたいだね。正直もう言うことはないし、それで良いと思ってる。こういうのが残っていくのがデジタルタトゥー。絶対に絶やすな。

7.【てんどんまん ソロ】

・またもやアンパンマンから。滑稽すぎる。てんどんまんの普段を覗き見したような感覚に陥る。ギャラリーが誰もいなそうで、よくわからんアスファルトでずっと踊ってるのがシュールで面白すぎる。

・あと地味にタイトルもいいんだよね。「てんどんまん　ソロ」っていうね。無駄にハードルを吊り上げず、それでいて見るたびに期待を超えてくる。こんだけアンパンマンのキャラクターがいっぱいいて、しかも仲間に「かまめしどん、カツドンマン」とかいるのにソロでフォーカスしてるのが良い。

・やっぱ無添加で素材の味をそのまま切り取ったような動画に惹かれるね。音楽を止めなかったらいつまでも踊り続けてそうだし、これはたまたま音楽が止まったからいいけど、普段はこれでアンパンマンの街を徘徊してるかもしれないと思うと余計に面白さが沸き立つ。スルメ動画。てんどんだけど。

8.【八百長腕相撲 爆笑シーン】

・「水曜日のダウンタウン」の企画で、『お互い負けるよう指示された八百長対決 逆に目が離せない接戦になる説』からランクイン。当時この回を実際に視聴していたから前後を話しておくと両者が芸能界〇〇決定戦みたいなオファーで予選→本戦と続くけど、予選の段階で本戦の日がダブルブッキングしていると両者に伝えてダブル八百長を引き起こすんだよね。

・要するにどっちも「勝ちたくない状況」で、負けることを望んでるから、腕相撲の場合だと本来ならお互い相手側の陣地に押したいはずなんだけど、今回はどっちも引いてるんだよね。実況も「マイナス腕相撲」と称してたけど、有り得ない動きでボビー・オロゴンと中山きんに君っていう強そうなメンツでどっちも引いてるのが面白すぎるよね。

・サッカーのPK対決とかもあるんだけど、そっちは長引いちゃってるし、全部見るとグラデーションがあってより面白いんだけど、瞬間風速があんまり無くて自分はこっちの方が好きですね。

9.【中居くんの前を通るキスマイ】

・シンプルだね。「うたばん」とかだとプロレスとして声を荒らげてたけど、後輩にプロレスでキレる中居正広はやっぱハズレ無し。自分より先輩がいないから大袈裟にすると受け身が取れないし、かといって無反応だとダメっていう難しいシーンだったと思う。すごい。

・中居くんのひと笑いあった後の「まあ許しますけど、ホントなら足引っ掛けてましたけどね」ってコメントもちょうど良い温度感。強く言っちゃうと変に事務所の先輩・後輩があるから裏でホントにバイオレンスなことしてるかも・・・ってなるし、足を引っ掛けるというチョイスが良い。

・バラエティーじゃなくて多分マジメな歌番組で、ちょっとメンバーも考えただろうし、宮田さんがラストなのもちょうどいいよね。すごい阿吽の呼吸というか、無言の重圧は感じたかもね。普段やってきたことが遺憾無く発揮された数十秒でした。天晴れ。

10.【本気の謝罪動画にYoutubeっぽい編集をしてもちゃんと謝罪動画になるのか？】

・これを入れるかは悩んだ。面白いんだけど、ちょっとねクセあるし、なんというかハプニング系はその場の雰囲気を、完成されたものはその奥深さを味わって楽しんでると思うけど、これは「裏切り」を楽しむものだと思う。

・楽しみ方が難しい動画ではあると思う。けど、そもそも自分が前から「謝罪動画でめっちゃふざけたら面白そう」って思ってたので、それ系列で楽しんでる説はある。

・厳粛な雰囲気でこういう真逆の明るいことをするのはシンプルに面白いね。別にこの人は特になにか炎上することは無さそうだけどね。「ツッコまれるとバグる漫才師」も面白いので見て欲しい。

【まとめ】
動画に対して記事の書く量が多すぎる。別にそこまで厳密にやろうとはしてないけど、こういう動画がメインの回はあんまり3行コメントとか頑張りすぎない方が良いのかな。

言っても箇条書きっぽく書いてるので、見てる側はそんなに気にならないかもしれないが。一言コメント×3とかでもいいのかもね。普段1000〜2000文字なのに、10選記事は大体4000文字〜5000文字くらいになるし、それを毎回やるのはしんどいのでね。