酷使したおっぱいを労るために乳がん検診受けてきた
ここ最近、乳がんを患った芸能人の方の報道を聞いて、衝動的に乳がん検診の予約を入れてしまいました。勢いは大事。
有名人の病気報道があるとよく「こういう人はリスクがある!」という記事が出るものですが、今回もそんな感じで。曰く、乳がんのリスクが高いのは
・胸が大きい
・妊娠したことない
・お酒すごく飲む
・初潮が早かった
・たばこ吸う
・閉経後のぽっちゃり体型
・親族に乳がん患者がいる
とのこと。
上から4つまでばっちり当てはまる「F〜Gカップ、独身、酒飲み、初潮10歳」のわたし、絶賛怖くなる。そして初期症状としてあげられる症状の「おっぱいにかゆみや湿疹がある」が見られたため、即スマホで乳腺外科を検索。家から徒歩10分くらいのところにクリニックを見つけて、すぐ電話→予約完了。この間20分程度の勢いです。
ということで乳がん検診に行ってきました。
脱ぎやすいタイプのトップスを着て向かったきれいなクリニックは、乳腺外科と婦人科がそれ以外と別の女性専用フロアになっていました。うすくアロマを焚いているらしくゼラニウムのいい匂いがします。
完全予約制だったのでカルテを記入して、すぐに診察をしていただきました。
今回の検診は、
触診→マンモグラフィー→エコー
という感じでおこなわれました。
真面目そうなメガネの姉御的女医さんに自覚症状を伝えたりタバコやお酒の程度を聞かれたりした上で、触診を受けました。
ベッドに仰向けになり乳を晒し腕を上げさせられると、腋の下から胸全体をサッサッササッサーというさすが手慣れた感じで触診していく女医先生。
「しこりはないですねー」
「お胸の湿疹やかゆみは皮膚科でしょうねー」
とすぐに言って頂く。
念のためにマンモグラフィー、エコーもすることに。
実は初マンモグラフィー。痛いという噂は本当なのか、と思って構えておりましたが…確かに痛かったです。「あと10秒そのままでいて!」と言われたら泣く程度には…。
でかいメカの前に上半身裸で立たされ、メカの万力のようなゾーンに片乳を左右から縦に潰して挟むわけですが、補助の看護師さんが
「はーいしっかり乳腺伸ばしていきますね〜〜」
と言いながら、万力ゾーンに乳を均等に挟み込んでいきます。
そして挟んだ乳と反対側の肩が映り込まないように後ろに逸らされるので、さながらトゥースの時のオードリー春日の体勢なわけです。片乳を万力で挟まれたオードリー春日。
まあまあ痛いよ…の状態で撮影し、もう片乳。
「はーい乳腺しっかり伸ばしていきますね〜〜」
をもう一度繰り返し、さっきとは逆向きのオードリー春日状態にさせられてイタイイタイ…と思いながら撮影。
終わった…とひと息つこうとしたら「次は上下から挟んでいきますねー」ということで、もう1セット乳腺をしっかり伸ばされました。
エコーはなぜか薄暗いお部屋での検査。腋の下〜胸全体を診ていただきました。機械を滑らせていくために暖かいジェルを塗っていただくのですが、「(か、感じてしまったらどうしよう…)」とバカなことを考えてました(感じませんでした)。
だいたい1時間程度で全て終わり、次の日に結果が出るというスピーディーな感じ。触診段階で「しこりはない」と言っていただいていたのですこし安心してはいましたが、次の日に正式に「マンモグラフィーもエコーの結果も異常なしですね」と言っていただいてホッとしました。
胸の湿疹や色素沈着、かゆみは皮膚科案件だと。
女医先生曰く「常々、身体を洗う時などに自分で胸を触ってみて、しこりのようなものを感じたら早めに来てください。セルフチェックを欠かさずにしつつ、年一回検診を受けてもらえれば安心かと思います。」とのことでした。
費用は保険が効いて5000円かからないくらい。この安心感を思えば全然安いものです。
そういうわけでレアな経験をしてきましたので、備忘録のために書き残しておきます。
マンモグラフィー、ものすっごく痛いのではとビビってましたが、まあまあ痛いぞ程度だったので、何事もやってみないとわからんのだなあと。ただし噂によると胸が小さい人はもっと痛いとのこと。
わたしは胸が大きいので、男女問わずの友人からお戯れに揉まれたりするわけですが、酷使するだけでなく、時々こうやって健やかさを確かめては労わってあげなければならぬなあとつくづく感じた数日間でした。
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